はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

すでに大昔に結論づけられた問題をまた持ち出してくる連中

2024-01-30 | 日記
すでに過去の遺物(?)となりかかっている日教組が、小中学校に配布されているタブレット端末にイチャモンをつけているそうだ。

その内容というのが「タブレット端末が発する電磁波は危険だ」ということだったので驚いた。

なぜ驚いたのかと言うと、この問題はすでに1996~97年頃に解決しているはず、だったからだ。

当時、会社で健康管理関係の仕事をしていたのだが、世間にPCから発する電磁波が身体に悪い影響を及ぼすと言い出した者がいて、一気に社会的な問題になりかけた。

特に女性に対して「妊娠に影響を及ぼす危険性が大きい」ということで、女性全員に防磁エプロンのようなものを配布するべきだ、という声が社内でも挙がってきた。

それで、私なりにいろいろと調べてみたところ、PCから発する電磁波は微弱なものなので、身体にはほとんど影響がない、ということがわかった。

その後、世の中の動きもそれにならって、一気に話題にならなくなった、という記憶がある。

念のため、世界保健機関(WHO)の見解では「電磁波と健康被害との因果関係に科学的根拠はないと」となっている。

国の研究機関が学校の教室でパソコンが発する電磁波を調べたところ、最大値で総務省が示す安全基準の1千分の1以下だった、というデータもあるそうだ。

にもかかわらず、それから25年以上も経って、再び話題になるとは、いったいどういうことなんだろうか。

危険性を訴えている教員のコメントを見てみると、次のようなものがある。

「最近の子供は休みがちで熱中症なども多い。電磁波の懸念があることははっきりしており、学校環境調査の項目に入れるべきだ」(沖縄県の教員)

何で、熱中症の原因が電磁波なの?

しかも、この教員は「電磁波の懸念があることははっきりしている」と断言しているが、その根拠は何?

もし電磁波が健康に悪い影響を及ぼすというのなら、それはタブレット端末なんかよりもスマホやゲームによるものだとは、どうして考えないの?

最近の教師はロクなのがいない、と言われているが、特に沖縄の教師ってアホなのか?

すでに指摘されているように、連中が電磁波を言い出したのは、タブレット端末の導入を何としても阻止したい、という思惑があるとしか思えない。

端末の導入によって、教育が効率的に行われるようになり、教師としてもメリットが多いような気はするのだが、なぜムキになって反対するのだろう。

考えられることは、ただ一つ。

連中はタブレット端末の扱い方がわからないんじゃないの!?

最近は、若い教師の日教組への加入がどんどん減ってきて、もはや日教組にはロートルしかいない、とさえ言われている。

つまり、そんなおっさんたちは、タブレット端末による授業ができないので、導入されると無知が晒されてしまう。

だから、何としても導入を阻止したいのだけど、適当な理由が見つからない。

そこで、一度片付いたはずの問題(当然、連中はそんなことさえ知らない。何も学んでないから)を引っ張り出して「そうだ、この手がある!」とか何とか、みんなで盛り上がったのではなかろうか。

だけど、こんなもの「すでに、科学的な根拠はないと結論づけられている」で終わってしまうのだから、かえって無知・無能をさらけ出すだけじゃないの?

もしかして、日教組にはバカしかしないの?

https://www.sankei.com/article/20240127-QRMGU6HFRBMKLBGJXUWPVRXTBY/


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