Twitterが「バカ発見器」と言われているが、中にはこんなヤツもいるらしい。
「iPhone5を水に浸すとスピーカーの音質が良くなる」というネタを信用して、実際に水につけてダメにしてしまったヤツ。
元々は2チャンネルのネタらしいのだけど、瞬く間にTwitterにまで拡散され、一気に広まったのだとか。
http://getnews.jp/archives/343984
誰がどう考えても「それはないだろう」というネタなんだけど、これに追加して「だよな、実際にやってみてマジで驚いたわ」とか「確かに低温域がよく出るようになった」とか続けるヤツがいて、それを見てホントに試すヤツがいるらしい。
ホンマかいな、という気はする。
電器製品については「水につけても大丈夫」という話はよくあるけど、「水につけると性能がよくなる」なんていう話を信じる、というのが信じられない。
でも、世の中には、自分では一切調べたり確認したりしようとはしないで、とにかく「こういう場合はどうすればいいの?」とか、いちいちネット(Yahoo知恵袋とか)で聞いてくるヤツもたくさんいる。
中には「○○って、どういう意味ですか?」とか聞いてくるヤツまでいる。
こんなのは、質問を入力してその回答を待つよりも、自分で検索した方が早いに決まっている。
だからこそ「ggrks(ググれカス!)」という言葉ができたのだろうに。
でも、そんなヤツに限って、その言葉にはたいして興味もないので「とりあえず聞いてみただけ」というわけでもなく、真剣に聞いていたりするものだから、もらった回答をそのまま信じ込んでしまう、というアホなことも平気でやってしまうのだろう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012603610
ちょっと前に「振り込め詐欺に引っかかるヤツなんて・・・」などと一部の年寄りをバカにしたけど、若いヤツの中にも、アホなヤツはたくさんいるわけだ。
かく言う私は・・・
もちろん、ネットの内容をすべて信じるなんてことはしないけど、かつてはアホなものに引っかかったことがある。
それは・・・
競馬の予想!
「タイム」とか「血統」とかいう、いわゆるデータを元に予想するのであれば、まだわかる。
しかし、中には競走馬の馬名だけで予想したり、それを発展させて騎手や調教師などの名前まで使って予想したりするヤツがいた。
最初のうちは、「何だか怪しいけど、とりあえずやってみよう」ということで、アホな予想を繰り返したこともある。
競馬新聞を何紙も購入して、言われた通りの作業をしたこともある。
だけど、さすがに「これはないだろう」というヤツが現れて(と言うか、知って)から、目が覚めたというのか、インチキには乗らなくなった。
そいつの名前は、「高本公夫」
こいつは、「競馬にはサインがある」とか言って、「今年のテーマは○○です」みたいなことで、毎年JRAはテーマを設定し、そのテーマに関連した馬を勝たせる、という前提で予想をしていた。
例えば「今年のテーマは色です」と言って、「ホワイトストーン」とか「ブラックタイガー」とかいった馬名に色の名前がついた馬が来る、ということを言う。
それだけなら「まっ、乗ってみるか」なんだけど、実は馬名だけではなく、調教師に「白井」という人がいれば、それも色だし、騎手でも「青木」などは該当する。
油断していると、「横山」騎手にしたって、「木ヘンに黄色だろ」とかいうことで、これも色に関係することになる。
しかも、それで終わりではない。
さらに「その横山騎手の隣の枠が怪しい」とか言い出すものだから、選択肢はますます広がるし、しかも隣って「右隣」なのか「左隣」なのかもはっきりしない。
ここらあたりで、さすがに「いくらJRAがテーマを作っている」と言ったところで、農水省の天下り役人ばかりの集団が、こんな面倒くさいことをいちいち考えるわけがないだろう、ということで、目が覚めたわけだ。
後で思い出すたびに「バカだったよなあ」と思ってしまうのだが、やってる時は、結構真剣だったような気がする。
その頃って、競馬新聞の読み方もよくわからなかった、ということもあり、安易に人の予想に乗っかってしまった結果、ムダな金を結構使ってしまったわけだ。
やっぱり、楽して「儲けよう」とか「知識を得よう」とかしてもダメだ、ということなんだろうと思う。
ちなみに・・・
現在テレビでもお馴染みの競馬評論家・井崎脩五郎という人がいる。
彼も、インチキ予想家に近い人なんだけど、かなりの物知りだし、言っていることが面白いので、話だけは聞くことが多い。
彼は「データは科学だ」と言っているが、この時点で間違いである。
「データ」は、単なる事実(結果)であって、これをどう「科学的」な推理をするかによって、予想が成り立つわけだ。
だから、「この馬は、過去左回りの時は1回も馬券に絡んだことはないけれど、右回りの時は、すべて馬券に絡んでいる」からと言って、今回右回りの競馬場に出走したので「ゼッタイ馬券に絡む」とは言えないのは当たり前だ。
つまり「過去、そうだった」というだけなので、「この馬は右回りの方がスムーズに走れるに違いない」という予想は成り立つけれど、「だから、必ず来る」とは限らないわけだ。
しかし、彼に人気があるのは、彼の言うデータ通りの予想をして失敗(はずれ)しても、言い訳をするのではなく、データの方を修正するからだ。
要は、反省しなヤツはダメ、ということだ。
「iPhone5を水に浸すとスピーカーの音質が良くなる」というネタを信用して、実際に水につけてダメにしてしまったヤツ。
元々は2チャンネルのネタらしいのだけど、瞬く間にTwitterにまで拡散され、一気に広まったのだとか。
http://getnews.jp/archives/343984
誰がどう考えても「それはないだろう」というネタなんだけど、これに追加して「だよな、実際にやってみてマジで驚いたわ」とか「確かに低温域がよく出るようになった」とか続けるヤツがいて、それを見てホントに試すヤツがいるらしい。
ホンマかいな、という気はする。
電器製品については「水につけても大丈夫」という話はよくあるけど、「水につけると性能がよくなる」なんていう話を信じる、というのが信じられない。
でも、世の中には、自分では一切調べたり確認したりしようとはしないで、とにかく「こういう場合はどうすればいいの?」とか、いちいちネット(Yahoo知恵袋とか)で聞いてくるヤツもたくさんいる。
中には「○○って、どういう意味ですか?」とか聞いてくるヤツまでいる。
こんなのは、質問を入力してその回答を待つよりも、自分で検索した方が早いに決まっている。
だからこそ「ggrks(ググれカス!)」という言葉ができたのだろうに。
でも、そんなヤツに限って、その言葉にはたいして興味もないので「とりあえず聞いてみただけ」というわけでもなく、真剣に聞いていたりするものだから、もらった回答をそのまま信じ込んでしまう、というアホなことも平気でやってしまうのだろう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012603610
ちょっと前に「振り込め詐欺に引っかかるヤツなんて・・・」などと一部の年寄りをバカにしたけど、若いヤツの中にも、アホなヤツはたくさんいるわけだ。
かく言う私は・・・
もちろん、ネットの内容をすべて信じるなんてことはしないけど、かつてはアホなものに引っかかったことがある。
それは・・・
競馬の予想!
「タイム」とか「血統」とかいう、いわゆるデータを元に予想するのであれば、まだわかる。
しかし、中には競走馬の馬名だけで予想したり、それを発展させて騎手や調教師などの名前まで使って予想したりするヤツがいた。
最初のうちは、「何だか怪しいけど、とりあえずやってみよう」ということで、アホな予想を繰り返したこともある。
競馬新聞を何紙も購入して、言われた通りの作業をしたこともある。
だけど、さすがに「これはないだろう」というヤツが現れて(と言うか、知って)から、目が覚めたというのか、インチキには乗らなくなった。
そいつの名前は、「高本公夫」
こいつは、「競馬にはサインがある」とか言って、「今年のテーマは○○です」みたいなことで、毎年JRAはテーマを設定し、そのテーマに関連した馬を勝たせる、という前提で予想をしていた。
例えば「今年のテーマは色です」と言って、「ホワイトストーン」とか「ブラックタイガー」とかいった馬名に色の名前がついた馬が来る、ということを言う。
それだけなら「まっ、乗ってみるか」なんだけど、実は馬名だけではなく、調教師に「白井」という人がいれば、それも色だし、騎手でも「青木」などは該当する。
油断していると、「横山」騎手にしたって、「木ヘンに黄色だろ」とかいうことで、これも色に関係することになる。
しかも、それで終わりではない。
さらに「その横山騎手の隣の枠が怪しい」とか言い出すものだから、選択肢はますます広がるし、しかも隣って「右隣」なのか「左隣」なのかもはっきりしない。
ここらあたりで、さすがに「いくらJRAがテーマを作っている」と言ったところで、農水省の天下り役人ばかりの集団が、こんな面倒くさいことをいちいち考えるわけがないだろう、ということで、目が覚めたわけだ。
後で思い出すたびに「バカだったよなあ」と思ってしまうのだが、やってる時は、結構真剣だったような気がする。
その頃って、競馬新聞の読み方もよくわからなかった、ということもあり、安易に人の予想に乗っかってしまった結果、ムダな金を結構使ってしまったわけだ。
やっぱり、楽して「儲けよう」とか「知識を得よう」とかしてもダメだ、ということなんだろうと思う。
ちなみに・・・
現在テレビでもお馴染みの競馬評論家・井崎脩五郎という人がいる。
彼も、インチキ予想家に近い人なんだけど、かなりの物知りだし、言っていることが面白いので、話だけは聞くことが多い。
彼は「データは科学だ」と言っているが、この時点で間違いである。
「データ」は、単なる事実(結果)であって、これをどう「科学的」な推理をするかによって、予想が成り立つわけだ。
だから、「この馬は、過去左回りの時は1回も馬券に絡んだことはないけれど、右回りの時は、すべて馬券に絡んでいる」からと言って、今回右回りの競馬場に出走したので「ゼッタイ馬券に絡む」とは言えないのは当たり前だ。
つまり「過去、そうだった」というだけなので、「この馬は右回りの方がスムーズに走れるに違いない」という予想は成り立つけれど、「だから、必ず来る」とは限らないわけだ。
しかし、彼に人気があるのは、彼の言うデータ通りの予想をして失敗(はずれ)しても、言い訳をするのではなく、データの方を修正するからだ。
要は、反省しなヤツはダメ、ということだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます