プロ野球は、セ・パリーグともに前年度最下位のチームが優勝し、そして日本シリーズへの進出を決めた。
しかも、クライマックスシリーズ・ファイナルステージでは、ヤクルト・オリックスともに、2
連勝した後、最後は引き分けで決定、という珍しいケースだった。
そのヤクルトは、前回優勝時である2015年も前2年は最下位という、なぜか急に強くなるチームだ。
しかも、合計で8回の優勝の中で、連覇したのは野村監督時代の1992~93年の1回だけで、後はいずれも単年で終わっている。
2015年の優勝の時も、首位打者(川端)・打点王(畠山)・本塁打王(山田)と、3人で3冠を独占して、圧倒的な強さを見せつけながら、翌年は畠山・川端が同時に故障で、チームも一気に下降線をたどった。
だから、今年も総合力で優勝したのは事実だと思うが、来年以降優勝候補の筆頭となるか、と言われると、ちょっと疑問だ。
一方のオリックスは、山本由伸・吉田正尚という、日本一の投手と打者を有しながら、それ以外はそこそこの選手ばかりなので、それこそ全員野球の賜物だと思う。
来年以降は、もちろんわからない。
さて、20日から行われる日本シリーズであるが、正直言ってどちらが勝つかわからない。
ただし、オリックスには山本という絶対的なエースがいるので、第一戦と第6または7戦目での勝利が見込めるので、あと2つをどうやって取るかだと思う。
ヤクルトとしては、その山本と当たる初戦をどう戦うかだろう。
CSで調子の良かった奥川を使う手もあるが、それだと負けた時に後の影響が大きいと思う。
だから、小川か高梨のどちらかで、「勝てばラッキー」くらいの戦い方がいいのではないかと思う。
いずれにしても、山本が投げない試合でどうなるかが、優勝の行方が決まるのではなかろうか・・・
・・・って、こんなこと誰でも言えるわな!?
ところで、CSファイナルで負けた巨人。
見ていて大きく2つ、采配として疑問符がつく場面があったと思う。
一つは、初戦の先発に山口を使ったこと。
後半まったく勝てない山口を、この大事な場面で使う理由がよくわからなかった。
予想していたメルセデスも、ここ数戦勝っていない上に、ヤクルトとの相性が良くないから、という理由ではずしたという話も聞くが、第3戦での投球を見ての通り、外国人選手は大きな試合で予想以上の力を発揮することが多い。
山口を先発に使った時点で、巨人の弱気が出ていたのがよくわかった。
そして2つ目は、第2戦で菅野が6回に4失点した時の原監督の采配。
二死2・3塁で、西浦を申告敬遠で歩かせて満塁策を取ったのだが、続く代打・川端に押し出しの四球を与えてしまい、致命的な2点目を失った。
この場面で、2割そこそこの西浦との勝負を避けて、代打で3割6分も打っている川端と勝負しようとする神経が理解できなかった。
いくら西浦には先制の犠牲フライを打たれているとはいえ、一死だったから犠牲フライになっただけで、二死であればただの外野フライである。
あの場面で、菅野が西浦に打たれるとはとても思えなかった。
結局、川端にはきわどい球もファールで粘られた挙句に四球を与えてしまった。
間違いなく監督である原の失敗だったと思う。
こういう大事なところで采配ミスをしているようでは、やはり勝てないと思う。
しかも、クライマックスシリーズ・ファイナルステージでは、ヤクルト・オリックスともに、2
連勝した後、最後は引き分けで決定、という珍しいケースだった。
そのヤクルトは、前回優勝時である2015年も前2年は最下位という、なぜか急に強くなるチームだ。
しかも、合計で8回の優勝の中で、連覇したのは野村監督時代の1992~93年の1回だけで、後はいずれも単年で終わっている。
2015年の優勝の時も、首位打者(川端)・打点王(畠山)・本塁打王(山田)と、3人で3冠を独占して、圧倒的な強さを見せつけながら、翌年は畠山・川端が同時に故障で、チームも一気に下降線をたどった。
だから、今年も総合力で優勝したのは事実だと思うが、来年以降優勝候補の筆頭となるか、と言われると、ちょっと疑問だ。
一方のオリックスは、山本由伸・吉田正尚という、日本一の投手と打者を有しながら、それ以外はそこそこの選手ばかりなので、それこそ全員野球の賜物だと思う。
来年以降は、もちろんわからない。
さて、20日から行われる日本シリーズであるが、正直言ってどちらが勝つかわからない。
ただし、オリックスには山本という絶対的なエースがいるので、第一戦と第6または7戦目での勝利が見込めるので、あと2つをどうやって取るかだと思う。
ヤクルトとしては、その山本と当たる初戦をどう戦うかだろう。
CSで調子の良かった奥川を使う手もあるが、それだと負けた時に後の影響が大きいと思う。
だから、小川か高梨のどちらかで、「勝てばラッキー」くらいの戦い方がいいのではないかと思う。
いずれにしても、山本が投げない試合でどうなるかが、優勝の行方が決まるのではなかろうか・・・
・・・って、こんなこと誰でも言えるわな!?
ところで、CSファイナルで負けた巨人。
見ていて大きく2つ、采配として疑問符がつく場面があったと思う。
一つは、初戦の先発に山口を使ったこと。
後半まったく勝てない山口を、この大事な場面で使う理由がよくわからなかった。
予想していたメルセデスも、ここ数戦勝っていない上に、ヤクルトとの相性が良くないから、という理由ではずしたという話も聞くが、第3戦での投球を見ての通り、外国人選手は大きな試合で予想以上の力を発揮することが多い。
山口を先発に使った時点で、巨人の弱気が出ていたのがよくわかった。
そして2つ目は、第2戦で菅野が6回に4失点した時の原監督の采配。
二死2・3塁で、西浦を申告敬遠で歩かせて満塁策を取ったのだが、続く代打・川端に押し出しの四球を与えてしまい、致命的な2点目を失った。
この場面で、2割そこそこの西浦との勝負を避けて、代打で3割6分も打っている川端と勝負しようとする神経が理解できなかった。
いくら西浦には先制の犠牲フライを打たれているとはいえ、一死だったから犠牲フライになっただけで、二死であればただの外野フライである。
あの場面で、菅野が西浦に打たれるとはとても思えなかった。
結局、川端にはきわどい球もファールで粘られた挙句に四球を与えてしまった。
間違いなく監督である原の失敗だったと思う。
こういう大事なところで采配ミスをしているようでは、やはり勝てないと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます