アラブ地域に棲みついてかれこれ4年以上経ちます。
新聞の外交記事を読むと、それぞれ諸国間での問題を抱えているものの、それなりにうまくやっているなという印象を受けます。
うまくやっている一番の理由としてはトップが替わらないという点でしょう。エジプト大統領・ムバーラク、イエメン大統領・サーリフらは20年以上もその地位にしがみついていますし、サウディアラビアではファハド前国王の統治時代から当時の皇太子であった現アブドゥッラー国王が摂政として活躍していたわけで。
そういった面からしてある意味『気心の知れた近所付き合い』をしていると言えるのではないでしょうか。
例えば今年の10月末に起きたハドラマウト洪水の際にはサーリフ大統領の電話一本でエジプトやサウディアラビアからの多額の支援が決まりましたし、また一般的に事務手続きが遅いアラブなのに、この災害に関しての援助は手早く進められていました。
それに対して日本はどうでしょう。トップはコロコロ入れ替わるし、何を決めるにしても『あーでもない、こーでもない』と物事は決まらない。特に中国・朝鮮との距離のとり方も定まらず、外交に関しては目も当てられませんよね。
まあ私がここでどうこう述べたところで、日本の状況など変わりませんが。
新聞の外交記事を読むと、それぞれ諸国間での問題を抱えているものの、それなりにうまくやっているなという印象を受けます。
うまくやっている一番の理由としてはトップが替わらないという点でしょう。エジプト大統領・ムバーラク、イエメン大統領・サーリフらは20年以上もその地位にしがみついていますし、サウディアラビアではファハド前国王の統治時代から当時の皇太子であった現アブドゥッラー国王が摂政として活躍していたわけで。
そういった面からしてある意味『気心の知れた近所付き合い』をしていると言えるのではないでしょうか。
例えば今年の10月末に起きたハドラマウト洪水の際にはサーリフ大統領の電話一本でエジプトやサウディアラビアからの多額の支援が決まりましたし、また一般的に事務手続きが遅いアラブなのに、この災害に関しての援助は手早く進められていました。
それに対して日本はどうでしょう。トップはコロコロ入れ替わるし、何を決めるにしても『あーでもない、こーでもない』と物事は決まらない。特に中国・朝鮮との距離のとり方も定まらず、外交に関しては目も当てられませんよね。
まあ私がここでどうこう述べたところで、日本の状況など変わりませんが。