polepole safari

わたしの旅の思い出たち

鎌倉時代の橋

2008-05-10 21:36:26 | カンボジア
帰り道、古い橋のたもとで車を止めました。
スピアン・コンポン・クディという橋です。
頑丈な石造りの橋でした。
丁度乾期だったので僅かな流れしかありませんでしたが、雨季には川幅一杯にゴウゴウと水が流れるのだそうです。
この橋は鎌倉時代に造られたもので、今でも現役の橋として使われています。

すぐ近くに新しい橋ができたので自動車はそちらを渡り、橋の保護のために今は人と二輪車が通行を許可されています。
最近までは、この鎌倉時代の橋をトラックが渡っていたそうです。


ナーガ(カンボジア版ヤマタノオロチ?) 

2008-05-06 18:15:49 | カンボジア
遺跡の参道の入り口や橋、テラスの欄干にこのような沢山の頭を持つ蛇の像がありました。
蛇神の「ナーガ」というんだそうです。
は脱皮することから、何度も生まれ変わる不死の力があると思われていたそうです。
ご覧のように胴体は一つなのに、頭が複数あります。
この写真のナーガは頭が7つですが、別の場所では5つだったり、9つだったりしたから数は決まってないみたい。
日本書記にも頭が8つあるヤマタノオロチという話がありますが、似ていますね。
カンボジアのナーガさんもがお好きなのでしょうかネ!?




各国の協力で

2008-05-05 20:52:41 | カンボジア
ベンメリア遺跡からの帰り道に子守をしている少女がいました。
牛の様子を見ながら子守もしているようでした。
カメラを向けると少し恥ずかしそうにしながら、撮ってもいいというサインをくれたのでシャッターをきりました。

この辺りはドイツが地雷撤去の国際協力を行った所で、その看板が立っていました。
安心して歩けるようになってよかったねぇ
日本も地雷撤去の国際協力を行っていて、ガイドさんが車で移動中に「この辺りでは日本チームが地雷撤去をしています。」と教えてくれた場所がありました。
世界中の応援で、早く国中の地雷がなくなるといいですね。



ベンメリア遺跡

2008-05-04 22:24:22 | カンボジア
ベンメリア遺跡は森の中に朽ちた姿のままにありました。
遺跡周辺の地雷が撤去されたばかりで、まだ修復されていません。
「地球の歩き方」には"山賊に遭う危険がある"とか"遺跡周辺では地雷撤去作業が行われている"と書いてあったので、「何事もありませんように」とドキドキものでした。
おかげさまで、何の問題もなく遺跡を見学することができました。(ホッ

すっかり崩れてしまい、がれきの山になった寺院。
かろうじて何本かの柱が立っています。

元々は柱が立ち並び、屋根があって、
回廊になっていたところ。


いつかこの遺跡も修復されて、アンコール・ワットやアンコール・トムのように整備される日が来るのでしょう。
でもこれだけ崩れていたら、大変な作業になるでしょうねぇ。
なんだか気が遠くなります。
パズルが好きな方、挑戦してみてはいかがでしょう?

地雷注意!

2008-05-01 22:47:50 | カンボジア
カンボジアにはまだまだ撤去されていない地雷が残っています。
今でも地雷の被害にあう人がいます。
地雷は敵の兵士が戦えなくなることを目的としているので、人命を奪うほどの威力はありません。
しかし、足や半身を奪って、生きている間ずっと苦しませる残酷な武器です。
地雷が残るところにはこのような赤白の杭があったり、

ずばり、ドクロの看板があります。