ギボウシの花が咲いています。
ギボウシの葉も猫たちの好物です。
だってギボウシの若芽は人間もおいしく食するウルイ
猫たちはおいしいもの良く知ってますね~
今年は猫たちがベランダに出られない日が多かったので
被害に会わなかった葉っぱはギザギザにならず
いつもの年より伸び伸びしてます。
さて、昨日ようやく実家のお墓に行ってきました。
ひとりで行ったのは久しぶりです。
実家のお墓があるのは多摩にある広大な都の霊園で、その奥まった処
雨と野暮用で 家を出るのが遅くなってしまい
霊園に着いたのは午後4時近く
でも 主なる目的は草取りと除草剤を撒くことだったので
曇っていて涼しくて快適だわ、と
以下は お墓には早い時間帯に行くべし、という話しです。
霊園に着き、歩き出してすぐに後悔し始めました。
誰にも出会わないんです。
家族連れにでも会ったらホッとした気分になるんでしょうけど
火曜日の午後遅くじゃね、いる訳ないか...
置き引き注意、の看板がやけに目に付きます。
15分歩いて、ただの一人にも会わずお墓に着きました。
サッサと仕事をして帰ろう
虫除けスプレーを手足に吹きかけ
トゲトゲの草が生えてるので、厚い皮の手袋をして
ものすごいスピードで草取りを始めました。
草取りをしながら思い出しました。
そういえば、亡くなった母がむかし
お墓参りは陽の高い内に行け、って言ってたな~
もう遅いよ、来ちゃったもん
この霊園は 同じ墓石が整然と並んでいる最近の霊園じゃありません。
お隣さんなんてもう墓石が崩れかけています。
松の木にカラスが止まっていてこっちを見ている、ような気がします。
カタカタッという音にギョッとして振り向くと
風がお向かいの卒塔婆を鳴らす音でした。
広い霊園には見る限りだ~れもいません。
曇って涼しいのが逆に寂しくて不安です。
草取りで地面に集中していると
後ろに誰かが立っていても気がつかないぞ
そう思って周りをキョロキョロ
私が怖いのは現実の良からぬ輩です ← それだけ?
後ろから 「 おいっ!! 」
なんて言われたら
振り向かないで
ギャ~~~ッと全速力で走って逃げよう
そんな事を考えつつの浮き足立った雑な草取り
緊張をほぐそうと、声に出して唄を唄います。
どういう訳か昭和20年代の唄
60年も思い出したことがなかったのに
???
もうだめ限界だ!一刻も早く帰りたい!
小一時間居ただけで
なかなか火がつかないお線香にアワアワと火をつけ
除草剤をパパパッといい加減に振り撒き
お参りはほんの一瞬
ごめんね、怖いからもう帰るわ!!
先祖も呆れる速さで荷物をまとめ、一目散にお墓をあとにしました。
すいません、ここまで読んで頂いて...
怖いことはなにも起こらなかったんです
今頃ご先祖さま達は 相変わらずの私の怖がりを笑ってることでしょう。
お墓参りの私の教訓 → お墓には陽が高い内に、家族と賑やかに行くべし
えっ 常識?
はーちゃん
怖いなか?
お疲れ様でした~
なんも出なくてヨカッタね~(*^^*)♪
ホント~怖かった~!
マゴがいる歳で大病もした私だけど怖いものは怖い!
最近 物騒だからね。
三面記事にならなくてよ~かった~(笑)
ひと気のない場所は、ほんとに要注意です。