卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

尿管ステント 失敗

2012-08-10 17:00:21 | 卵管がん 手術から腎ろう造設まで


≪ 2011年 9月5日 ≫


前夜 遅くに入院した。

朝撮った造影剤付きCTの結果を聞きに泌尿器科に呼ばれた。

診断は尿管が途中で詰まり、腎盂が 破裂しているという。
そのため、 おしっこがお腹にもれているらしい。
おなかが 水っぽくてピチャピチャ音がするのはそのせいだった。
この10日あまり、波のようにやってきた気持ち悪さの正体と疼痛の原因がやっとわかった。!(◎_◎;)

わたしは俄かに重病人扱いになった。
病棟の若い医師が 泌尿器科にずっと付き添ってくれたのは有難かった。
長男も一緒にいてくれた。

パソコン上の映像を見ながら泌尿器科Dr.の説明を受けた。
手術一週間後、8月17日に撮ったCTには しっかり 左右の尿管が写っている。
けれど 今回の映像では 左の尿管が途中から消えていた。

尿管の詰まり ➡左水腎症 ➡ 左腎盂破裂 ➡尿の漏出 ということだ。

腎盂が破裂すると熱が出るらしいが わたしは熱はでていない。

手術一週間後の映像にはしっかり尿管が写っているので
手術で傷つけたわけではないらしい。
尿管の詰まりの原因は解らないという。

わ 「 がんが尿管に転移したのでは?」
D 「考えにくい。」 と言うことだった。

とにかく直ぐに
≪ 経尿道的尿管ステント留置術 ≫という舌を噛みそうに長い名前の施術を受けることになった。

つまり尿道からカテーテルをいれて
尿道 ➡ 膀胱 ➡ 尿管 ➡ 腎臓 と通路を作り
尿流を確保するのだ。



**************



いきなりの展開にうろたえつつも処置室に移動した。

泌尿器科の処置台?は やはり婦人科のと同じような、いやーな格好をしたやつだ。
尿道口から小さいカメラを入れてモニターを見つつ探りながらカテーテルを奥に進めていく。
ジェリー状の麻酔を使ったらしいが わたしには 何にもしてないように そりゃ~痛かった。
今まで経験した事のない痛さだ。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
因みに男性は麻酔をするらしい。
ほんとうならうらやましい。

施術台の頭の上でラジオかなにかが かかっている。
気を紛らわすための ものだろうか 落語かなにかやっている。
耳になんぞ入らない。
痛い!痛い!と 声を上げつつなんとか辛抱した。

カテーテルを入れ終わると しっかり入っているかどうかを見るためにレントゲン室に車椅子で移動。
車椅子に乗り移るのもレントゲン台に登るのもとてもとても痛かった。

ああ……それなのに 。。。

「 うーん、入ってないな……(゜o゜;; 」

カテーテルの先は腎臓の手前で横っちょにルートを逸れむなしく渦巻き状になっていた。

痛そー((((;゜Д゜)))))))。。。。痛いよそりゃもう(~_~;)

また、えらい思いをしてもう一度、台に登ってカテーテルを引き抜いた。

( あとで簡単に入り痛くなかったという人の話を聞いたが わたしは信じられない。なにが違うんだろう。 やはりうまく入らなかったから痛かったのか。。)

息もたえだえ絶望的に気分が悪い中、診察室で次の手だてを説明された。
背中から管を入れ 尿を排出して袋にためる「 腎ろう」の説明だ。

またおしゃべりが長くなりそうなので今日はここまでにします。
やさしい家族の皆んなを右往左往させる日がまだ続くのです。
(ーー;)






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