卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

乳癌検診へ

2013-01-23 19:05:11 | 卵管がん経過観察 検診
おとといの月曜日 乳がん検診に行ってきました。

長い時間 待合の椅子に座っている間
お隣にいた 乳がんになったばかりの不安そうな患者さんと
心配そうに付き添われているお嬢さんに話かけられました。

よくある事ですけど わたしが 「 もうかれこれ 9年になります。」とかって言うと
先輩って思われるのか いろんな不安や悩みを話されます。

今 わたしは元気だし 乳がんの治療の話や
その後 元気になった話はできるんだけれど
乳がんになったばかりで とっても不安そうな方に
卵巣がんまで患った話はやっぱりちょっと遠慮してしまいます。

エラそうに
「 大丈夫 ^ ^ 病院を信頼して、きっとお元気になれますよ!」
といって別れました。
どうか 治療が順調にいって元気になれますように。

この日の検診は さらっと触診とお話だけで結果はオーライでした^ ^





お昼に病院近くのいつも寄るお蕎麦やさんでお蕎麦をつるつるしながら
9年近く前 、乳がんの告知を受けた時のことを思い出していました。




あの頃 しーちゃんはまだ50代半ばで バリバリ仕事していて元気だったな。
二人で主治医の先生の口から出る検査結果の言葉を大緊張で待っていた。

それで いきなりのストレート直球
「 100パーセント乳がんです。」って先生に言われて
しーちゃんは「 ああっ 」ってテーブルに突っ伏した。

結果を聞きにいくまで 元々楽天的なしーちゃんは 絶対ダイジョブって
本当にあんまり心配していないようにみえた。

わたしは ある日 自分でゴツゴツしたしこりを見つけた時から
これはぜったい癌だなって思っていたから
「 100% 乳がんです。」って聞いて
先生 すごい言い方しはるって思ったけれど びっくりはしなかった。

病院のあと しーちゃんは仕事に行かなくちゃならなくて あたふた別れた。
気がつくと 持ってきたカバンもなにも みんな置いて行っちゃった。
わたしは癌のことより
カバンと カバンを置いて行っちゃったしーちゃんの方が心配だったよ。




今では懐かしい 、つい昨日のことのようです。
あれから 今のような展開になるとは思ってもみなかったけれど
やっぱり始めて癌って言われた時の事は忘れられないです。

癌になってしまった本人は もちろん自分の身に起こった一大事だから大変なことだけれど
それを支える 夫なり親なり子供なり恋人なりの心境を思うと切なくなります。
わたしは幸運にも 今まで家族に癌患者がいなかったので
逆の立場になったことがなくて想像するだけだけど
癌の患者を支える人たちって本人以上に大変なんだって思うこの頃です。
だからこそ元気になろうって思います。

なんだか とりとめなくなりました。





帰りにちょっと足をのばして
「 根津のたい焼き 」 を30分近く並んで買いました
いっぺんに焼かないで 一個一個 9個の型で焼くんですって。
だから時間がかかる。
でも 美味しいから皆んな寒いのにじっと待ってる。
この日は2時過ぎには 売り切れの看板が。。
ぎりぎりセーフでした。


根津神社でがまん出来ずにあったかいのをパクリ!
ウマウマ ( ^ω^ )







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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
donchiママさんへ (はーちゃん)
2013-01-25 21:57:18
ありがとうございます。
検診無事に終わりました。

donchiママさん
お母様が泣かれているのを見るのは
お辛かったでしょうね。。

告知は付き添う人も本人もショックだけれど
私の場合ストレートに泣けたのは 記憶ではもっと後になってからでした。
申し訳ない気持ちと有難さ半々 本当にそう思います^ ^
お互い このまま元気でいて もう家族に心配かけたくないですね。



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Unknown (donchiママ)
2013-01-25 15:48:45
診察何事もなく良かったです♪
告知の時のご主人、すごく動揺されてたんでしょうね。
意外と本人のほうが冷静に受け止めたりするものなのかも・・・
うちも手術の説明を聞きながら、母が泣き出してしまい、先生はじめみんなでなだめるのが大変でした。
家族の不安や心配を考えると、病気になってしまって申し訳ないと思う反面、家族がいてくれてありがたいなあと思いますね^^
心配してくれる家族のためにも、このまま元気でいなくちゃいけませんよね♪
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めぐさんへ (はーちゃん)
2013-01-25 00:29:04
めぐさん 告知の時そうだったんですね。

お仕事に生きがいを感じていらした時の突然の告知、
めぐさんを思いやるご家族の気持ち、複雑でしたね。
告知は本人も周りもショックなことですね。

そして 治療が始まってからは治りたい、元気になりたい
治ってほしい、元気になってほしいですね。
家族ってうれしいですね。

紹介されたfacebook拝見しました。
責任のあるお仕事を生き生き楽しんでおられて素晴らしいな と思いました。
辛い治療 終わられて本当に良かったですね。
( こちらの欄でごめんなさい。)
コメント ありがとうございます。

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ちぇりぃ~☆さんへ (はーちゃん)
2013-01-24 23:46:42
ちぇりぃ~☆さん ありがとうございます。
お陰さまで 検診 無事におわりました。

私 ときどき先輩づらしてしまいます(笑)
もっと大変な思いをしてらっしゃる方達は大勢いらっしゃると思いますけど
でも 皆んな 思いは一つ、と思います。
残念なことに後に続かれる方達には 元気で回復されて欲しい、ですね。

告知の模様って十人十色だと思うけれど
やはり 本人も周りも一大事、 辛いことですね。

たい焼きねぇ^ ^ ここのたい焼きあまり 甘くなくて
とっても美味しいんですよ~^o^
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周りの人の気持ち (めぐ)
2013-01-24 11:19:43
すごくわかります。

私は、たまたまちょっとした腹痛で行った病院で、いきなり「家族の方を呼んでください」と言われ、駆けつけてくれた次男と一緒にがんの告知を受けたのだけど、自分ではなかなか実感がわかなくて、「で、いつ退院して仕事に戻れますか?」なんて質問をしたのです。
その時、次男が「仕事どころじゃないだろ」と真剣な顔をして怒っていたのを思い出します。

その他にも娘や娘婿、長男にも本当に心配をかけました。

家族って、嬉しいよね。

私も、そんな家族のために頑張ろうって思いました。
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Unknown (ちぇりぃ~☆)
2013-01-24 00:03:05
検診お疲れ様ですぅ~♪
そして、何もなくておめでとうです(*^_^*)

待合室の会話。うん♪うん♪って頷きながら読みました。
そうですよねぇ~!
私たちが唯一出来る事。今元気でいるからがんの人に希望を与えてあげられる。ですよね。昂ってる感じですが…^^;

乳がん告知の時のし~ちゃん。
し~ちゃんも辛かったんですよね…
家族も辛いですよね。。。

でもでもぉ~!
一番気になる。たい焼き…(笑)
絶対食べてみたいぃ~~!!
食べたいぃ~~~~♪




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