卵管がんとハロハロ日記

団塊の世代の主婦の気まぐれブログです。
夫婦揃って大病したあと のんびり暮らしています。

先生 しばらくさようなら

2014-02-14 12:18:40 | 卵管がん経過観察 検診

 

きのう

先月中旬に撮ったCTの

結果を聞きに病院に行きました。

手術後二年半、経過観察になってから二年が経ちました。

 

いつも覚悟して診察室に入るのだけど

今回はもうそろそろ 画像に怪しいものが……

写っているのではないかしらと、かな~り後ろ向き。

更なる覚悟で診察室のドアを開けました。

「こんにちは~ (・_・;」

魂の抜けた声でふにゃふにゃ言いながら

目は先生の表情を耳は先生の第一声に集中

「 大丈夫!問題ありませんよ^ ^ 」

ニコニコ仰るのを聞いたとたん

いつものようにへなへなと脱力しました。

画像は半年前のものと変わりがなく

先月した血液検査のマーカー三種類とも横這い

有難くも経過観察になってから二年目の

関所を無事に通過しました。ホ~ッ!!


さて 正気に戻ったわたしはお若いT先生の様子に

あれっ?っと思い

「 もしや せんせい、まさかですか?」

「 そうなんですよ~、春に転勤になりました。」

あっら~~ (≧∇≦)予想は的中。

なんでも癌の専門病院に転勤が決まったということ。



思えば この病気になってから 二年半

わたしはすでに二人の主治医の先生とお別れしています。

初診から手術 治療方針までお世話になった先生は

定年退職で退官され

二人目の先生はご実家の病院に戻られて退職

この度のT先生は転勤であります。



そしてT先生との一年半は幸運にも何事もありませんでした。

ラッキーなT先生との関係をずっと続けたかったなぁ。

でも仕方ありません。

わたしの行ってる大学病院、お若い先生は転勤が多いんです。

そして 二年後にT先生はこの場所に戻られるとのこと

願わくば 是非二年後も無治療のままでいて

一層の研鑽を積んだ優しいT先生と再会したい

わたしは更にオバアになってるけど。。

そう思いながら 薄っすらお髭をたくわえられ

なんだか男っぷりの上がった優しい先生とお別れしました。



 

安堵の一夜が明けると またしても白い世界

雪を見ていたら 昨夜見た夢を思い出しました。

わたしは近所の道路でけんめいに雪かきをしているという…

これってどういう暗示なんだろう?




そうそう

しばらくお別れのT先生に思いきって聞いてみたのでした。

「 せんせい、治療後二年経ちましたけど、そろそろひと安心してはいけませんか?」

「 そうですねぇ。 あと半年で手術から三年ですよね。たしかに三年経ってからの再発は少ないですね。」

無理に言わせてしまったけれど、さすが優等生なお答え

やっぱり5年が一つの目安なのよね

と思い直したのでした。

目標の5年。

まだ遠い5年。

そして  努力と心がけだけでは来ることが出来なかった

ここまでの日々に改めて感謝です。