残らなかった・・・

車で自宅へ帰りました。

自宅の前に到着して、

　「さて、車庫のゲートを開けるか」

と社内でリモコンを探す・・・　と

　「無い！！」


その瞬間、朝の様子がよみがえって来ました。

この日の朝、出掛ける時に、ひとみに、

　「シャッターを開けて」

と頼んで、ちょっと遅れて車庫へ行くと、すでにシャッターは上がって
いたので、そのまま自宅を出発。

そして時は流れて、夕方、帰宅。　
で、冒頭のシーンへ。


前回も書きましたが、自宅の車庫に車を止める時は、リモコンはいつも
車の屋根の上に置くんです。習慣です。

で、朝出掛ける時は、車に乗り込む前にそのリモコンを取り上げて、
シャッターを開けて、車に乗り込む。これも習慣です。


ところがこの朝は、自分で開けなかったんです。
これで完全にリズムが狂った。

ひとみに頼んだのですが、実際にはツノ坊がもう１台の彼女のリモコンで
開けてくれていたんです。

しかし私は、てっきりひとみが私の車の上のリモコンで開けたものと思い、
当然そのリモコンはすでに車の中にあるものと思い込んでいたので、
屋根の上のリモコンにはまったく目が行かず、そのまま出発。

同じミスをした前回は、運良く会社に着くまでリモコンが屋根の上に残って
くれていたけど、今回は一日中気が付かず、帰宅した時には、時すでに
遅し・・・　

今回は、残らなかった・・・

つまり、冒頭の写真は『まぼろし』です。
『淡い願い』とでも言いましょうか。

『二度あることは三度ある』とは言うけれど、『一度しかなかった
ことは二度はない』ということでしょうね・・・