NHKの大河ドラマを毎年見ています。
今年の「義経」も一家で楽しんでいますよ。
昨年の「新撰組!」、一昨年の「武蔵」・・・
毎年見ていると、すごく印象に残る場面、風景があり、いつかは
行ってみたいな~と、いつも思います。
「武蔵」の中で、柳生石舟斎が自宅の縁側に座って眺めていたあの
柳生の里もそのひとつでした。
娘のひとみも、息子の光も、来週から試験なので、嫁さんと二人で、
念願だった柳生の里へ行ってきました。
意外に近くて、2時間弱で到着。(ちょっと飛ばしました)
車のドアを開けた途端、名古屋とは違った空気が流れてきました。
旧柳生藩家老屋敷、旧柳生藩陣屋跡、芳徳禅寺、柳生家墓地と巡り
ましたが、一番気に入ったのが、家老屋敷。
「武蔵」が放送されていた頃は、きっとものすごい人で賑わったんだ
ろうけど、今は訪れる人もほとんどいないんです。だから家老屋敷も
我々の貸切状態。
ドラマで見たような柳生の里の景色はなかったけど、それでも縁側に
座って、屋敷の中を通り抜ける風を感じながら、庭の景色を見るとは
なしに見ていると、とっても幸せを感じた。
この家老屋敷は、作家の山岡荘八さんが一時所有していたそうです。
山岡さんは、「徳川家康」を書く中で、「誰が家康の精神を引き継い
だのか」を考え、結果「柳生宗矩」に行き着き、「春の坂道」を
書いたと、今日知りました。
ドラマを見て、吉川英治の「宮本武蔵」は読んだけど、今度は
山岡荘八を読みたくなりました。
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