磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

礼儀は自らを救う

2020年01月10日 20時08分13秒 | オフ・ビジネス

東京で年始回りでした。

あるお客様のところでご挨拶を終え、4人でエレベータを待っていました。
到着して、ドアが開き、乗り込もうとしたら、



こんな姿の女性が乗っていました。 お掃除の女性です。

乗り込んだ我々に、

 「申し訳ありません」

と詫びるのです。 
とても丁寧な感じのいい女性で、我々の方こそ、お掃除中に面倒を掛けているので、

 「とんでもない。 こちらこそ忙しいところごめんなさい」

と丁寧に応対し、1階でお別れしました。


さて次のお客様へ向かうんですが、トイレに行きたくなりました。
駅へ出るから、駅でトイレに立ち寄ろうと思ったんですが、

 「ここからタクシーで移動します」

と言うので、

 「それならその前にちょっとトイレに行きたいんだけど・・・」

と伝えたら、

 「ちょっと探してみます」

とSくんがダッシュしていき、すぐに戻って来て、

 「ありました。こっちです」 

言われた通り、階段を数段おり、ドアを開けると、そこに先ほどエレベータで一緒だった
女性がいるんですが、人差し指を口の前に立てて、

 「シー」

って声を潜めて、別のドアの方を指さしました。 

そしてそのドアに付いているキーボードを何回が押すと、ドアが開きました。

すると中はトイレでした。

 「シー 静かに、どうぞ」

こうして無事用を足すことができ、外に出ると、まだその女性が待っていて、

 「ここ、このフロアーのオフィスの人専用のトイレなの。
 内緒でね」

 「そうなんですね。 助かりました。
 本当にありがとうございました」

エレベータに同乗した際、丁寧に対応したから、特別に教えてくれたんでしょうか?
見返りを期待するわけじゃないけど、やっぱり人には丁寧に、礼儀正しく対応するもんですね。

  ご親切にありがとうございました




最新の画像もっと見る

コメントを投稿