今年は10月15日(土)に予定されている一橋大学中部アカデミア。
今回、名古屋側の窓口を担当することになり、企画をあれこれ練った挙句、
シンポジウムの基調講演を、『ストーリーとしての経営戦略』の著者で
ある一橋大学の楠木建先生にお願いすることにし、名古屋如水会のNさん、
Kくんと一緒に、先生の研究室へごあいさつに出掛けました。
研究室のドアには、
こんなような楠木先生のイラストが掛かっています。
ドアを開けた後、一体どんな展開になるのでしょうか?
で、部屋に入って行くと・・・ Rock N' Roller 如きの楠木先生が現れ
ました。
迫力あります。がたいがいいし、結構こわもてだし
まずは中部アカデミアの打ち合わせから。
結構硬い雰囲気で進みました。
でも、シンポジウムのテーマについて意見を伺ったところ、
「『ビジネスモデル』はどちらかと言うと
静的なもので、動きがありません。
個々の打ち手を列記するのでなく、
打ち手の順番を考えることが大事です。
これがストーリーです」
いいですね~ ご本人から聴くこの言葉はまた格別でした。
中部アカデミアの打合せが思った以上に早めに終わったので、せっかくだから、
図々しいのを百も承知で、
「先生、まったく別件ですがいいでしょうか?」
「ええ、どうぞ」
(「いえ、困ります」とは言えないですよね~
ホント、申し訳ありません)
「少し前に日経に掲載されていた先生の記事とても
面白かったので、社員にも知らせて、あれ以降、
あの記事について社内であれこれ議論してるんです」
「そうですか!」
と戦略論を切り出した途端、先生の目の輝きが増し
言葉のトーンも明らかにシフトアップしました
そしてここからグッと話が盛り上がってきました。
言いたいことが山ほどあって、伝えたくて仕方がない、そんな雰囲気の
楠木先生。 ある意味、戦略に対してとてもピュアで、誠実なんだな~
とつくづく感じました。
そこを見計らって、ちゃっかり、わが社の戦略ストーリー化ミーティングで
作り上げている戦略ストーリーを見てもらい、少し説明したら、
「いいですね。
ちょっと聞いただけでも、とても面白そうに
感じますよ」
戦略ストーリーの本家本元から、直々にお褒めの言葉を頂戴しちゃいました
「先生の言われる『喜んでお金を払ってくれる』
『WTP(Willingness To Pay)』は、わが社には
難し過ぎるので、
『Y(喜んで)O(お金を)H(払ってくれる)』
『YOH』と言い換えて議論してるんです」
そうこうしてたら、あっと言う間に時間切れ・・・
最後に、
「先生、本にサインして下さい」
と言ったら、とても気持ち良く、
うれしかった・・・
「最後に」と言っておきながら、さらに
「もうひとつ、記念撮影お願いします。
ついでに握手も・・・」
テーブルの上には、サインしてもらった本と、先生にプレゼントした
ISOWAのVision Story Book(これもある意味「ストーリー本」
ですから 笑)が写ってます。
本番の10月がますます楽しみになってきました。
大学関係者以外でも誰でも無料で参加できるので、これは聞かなきゃ損
ですよ。
申込みがスタートする時は、また『磯輪日記』で告知しますから、奮って
申し込んで下さい。
お楽しみに~
かつて一橋の「海老様(今もう団十郎ですが)」といわれた先生(ほめ過ぎ!)を囲んで、N先輩と磯輪先輩のそろい踏みですね。
大向こうから掛け声がかかりそうな感じです(#^^#)
先日N先輩ともお会いしたので嬉しくて(#^^#)
海老様か~・・・ 笑
投稿者名が無かったけど、
「きっと野村さんだろうな」
と睨んでた 笑