昨日のブログで書いた朝礼でのひとコマと、その後のうれしいやり取り
の中、午前中は、昨夜の懇親会の一部のメンバーと稲生さんの対話会・・・
だったんですが、どうも、いい意味で相当エキサイトした場になったようです。
稲生さんから、目いっぱいの愛のムチを入れられて、話し合いを終えた参加
技術者たちの目がメラメラと燃えていました
『ハートに火が付いた』というのはこのことを指すんですね。
『尻に火が付いた』んじゃないことを信じていますよ 笑
午後は、稲生さんの講演。いろんな部署から50名くらいが参加してくれ
ました。
JR東日本での若手技術者たちとの交流の様子を交えながら、技術者魂を
揺さぶる話でした。
講演後、今回のISOWA側の受け入れ幹事を担当してくれたKくんに、
ある先輩技術者が、
「これまでの人生で、こんなに感動する講演は聞いたことが
なかった。ありがとう!」
と声を掛けてくれたそうです。うれしいですね~
さすが超一流のエンジニアの稲生さんです。
講演後、もっと稲生さんと話してみたいというメンバーだけ残ってもらい、
さらに対話会を持ちました。
4つのグループに分かれ、それぞれ、稲生さんの講演の感想、そして
質問項目をまとめてもらい、それについて稲生さんに答えてもらいました。
私も常日ごろ、ストーリー性をとても重視しているので、稲生さんの言う
『起承転結』には大いに納得できます。
ただ驚いたのは、
「今の若い人は、『起承転結』とか『風が吹くと桶屋が
儲かる』って言葉を知らない」
という稲生さんの言葉。
『風が吹くと桶屋が儲かる』を知らないっていうのは年代の差として
納得できるけど、『起承転結』を知らないということは本当に驚きました。
国語で勉強しないのでしょうか? それとも、これも『ゆとり教育』の
弊害でしょうか?
この対話会の途中で、稲生さんとお約束していた閉会の時間を過ぎてしまい
ましたが、幹事のKくんが、稲生さんとの出会いのきっかけとなった設計上の
大問題について、
「この5年間の成果をどうしてもひと目見て欲しい」
と稲生さんに懇願し、完全タイム・オーバーなのに、またまた現場へ入って
もらうことになりました。大汗
でも、その甲斐あって、稲生さんからは、
「目の付けどころがいいね!」
と褒めて頂いた上に、
「こういう風にするともっとISOWAらしくなるんじゃない。
それくらい考えなさいよ」
とさらなる超・前向きかつチャレンジングなアドバイスを頂戴したところで、
稲生さん、再びハンドルを握って、矢代亜紀を聞きながら、東名高速をトラック
野郎気分で帰っていきました。 笑
二日間の稲生さんの滞在で、私が最も印象に残ったことは:
すべてのモノには、それをつくった人でなければ
分からない苦労、技術が詰まっている。
自分が作り手の場合は、
「誰もオレがこんなに苦労してるなんて
分かってくれない!」
とブツブツいうくせに、使い手となった途端にすっかり
別人の利用者になってしまい、作り手の苦労や技術は
考えなくなってしまう。
自分の専門外の作り手の想い、技術にも常に目を配る
ことが、自分の技術力を上げ、技術のポケットの数を
増やすことの最短コースだ。
という話でした。
私は技術者ではないから、難しい構造だとか、仕組みまでは解釈できない
けど、例えば、
「文庫本はなぜあのサイズになったんだろう?」
とか、
「テレビの地デジのチャンネルはなぜ1から12まで
なんだろう?」
のように、もっと疑問を持って生きていこうと思いました。
そうして、稲生さん、東京のご自宅に帰ったのは、かろうじて愛車が
カボチャに変わる直前だったそうです。 ヤレヤレ
稲生さん、二日間にわたって、本当にありがとうございました。
しかし稲生さんが帰った翌日にもまたすてきなドラマが生まれました。
こちらの質問にも、丁寧に、肯定的に答えて下さり、その人格にも、また感動しました。自分がいま、本気で仕事と向き合えているか、見つめ直そうと思います。
貴重な時間をありがとうございました!
管理グループのメンバーの心配りでビデオを撮って頂きましたので、ライブまでとはいかないですが動画はあります。まだまだ感動は増えそうですね。それにしても本当にすごい反響でした。
ありがとうございました。
技術者として以上に、人として共感できるよね。
とてもいい時間を稲生さんとみんなと共有できたこと、
本当によかった。
自分の人生にとって、転機にしてね。
企画から準備までありがとう。
でもこういうフィードバックがもらえると、報われるよね。
仲間に喜んでもらい、自分はさらに学べた。
最高の経験だったね。
これをもっと大きな輪に育てていこう!
ありがとう。
ありがとうございました。
様々なお話をしていただき、とても勉強になりました。
「引き算ができる能力」、「PowerPointのマイナス面」について、
私の中で、特に考えさせられるものがありました。
発表をする際、資料などを作成していると、
私は引き算どころか、これも言わなければと、
むしろ足し算をしていたと感じました。
次回も発表の機会には、稲生さんが仰ってました、
「目次をつくる」、「10行骨子」など、
引き算をする能力を磨き、資料を作成していきたいと思います。
この度は、貴重な時間をありがとうございました。
主には技術のメンバーを対象にした講演だったのに、
Yくん、そしてKくんと、二人も組立のメンバーから
熱いコメントをもらい、とてもうれしく、頼もしく感じ
ました。
すべての部署が力を合わせて、初めて、新しい価値を
提供できる製品、サービスが生み出せるのであって、
部署に囚われていてはいけない。
それをKくんやYくんが実践してくれることを、
大いに期待しています。
ありがとう!