ランチ＆ディナー

昨夜は東京営業所近くの赤羽のホテルに泊まり、今日は埼玉のお客様２社訪問
しました。

お昼は、同行してくれた東京営業所のFさんとN君が、

「社長、キャベ豚行きますか」

と涙が出そうになるオファーをしてくれました。

そう、私の大好きな二代目丸源のキャベ豚ラーメンです。



名古屋では知らない名物 鉄板チャーハンがあって、地元のFさんが「美味しいです」
と、太鼓判を押すので、キャベ豚と一緒に注文しました。
ただ、当のFさんが注文しなかったのが、ちょっと気になりました。



先にチャーハンが出てきました。

「熱い内に、底のタマゴとかき混ぜて食べて下さい」

一番上にはシーチキンがトッピングされています。
そうか、それじゃあ食べようと思っていたら、ラーメンも出てきました。



ちょっ、ちょっ、ちょっと待ってよ。一体どっちから食べりゃいいの？

悩みつつも、おいしく頂きました。


夜は、アップグレードされて、銀座です。
Ｈ社長というお客様とご一緒したのですが

　「『フォーク＆ナイフ』というよりもう少し気楽なところが」

というリクエストがあったので、『ぎんざ 力（りき）』というおでん屋さんを
予約しました。

店構え（トップの写真です）はいい感じです。
暖簾を潜ってみると、中はレトロで、隠れ家的で、思わず、「おお」と小さく
叫んじゃいました。

やって来たＨさんも、

　「飲みに来て、いつもこの前は通っているけど、
　　この店は知らなかったな～」


おでんはこんな感じです。



ダシが利いていて、ダシだけ飲んでも美味しい！
おすましをのんでいるかのようです。
だからでしょうか、ダシを飲む小さな陶器のスプーンも用意されています。

トマトのおでんもあるというので、

　「トマトって美味しいんですか？」

思わず聞いちゃいました。　と、Ｈさん、

　「『マズイ』なんて言える訳ないですよね」

まったくです。愚問でした。聞くより食べろ。



でも、その前に目でも楽しめました。この鮮やかな赤。
食欲をそそります。
そして味。トマトの酸味とダシが絶妙にマッチして、つるっとした喉ごしが最高です。



と、突然Ｈさん、

　「前からず～っと感じていたんですが、磯輪さんって本当に
　　性善説ですね。普通、経営者やってると、そういうのって
　　難しいんですけどね」

　「そうなんです。超性善説なんです」

　「でもここまでできるようになると、経営も楽しいでしょうね」

　「そうですね、とっても楽しいです」

　「奥さんのこともブログなんかでも、さらっと褒められるって
　　いうのも、すごいな～　ましてこの歳になってね～」

　「ウチは、お互いできないことを補完し合っているので。
　　役割分担が明確なんです。外は私、内は嫁さん」

　「子どもさんの教育についてはどうです？
　　何か心掛けてきたことあります？」

　「『信じる』ってことです。これは結構自信があります」

　「『信じる』って何を？」

　「全部ですかね」


仕事の話もいっぱい聞かせてもらえ、こんな風にプライベートの話もあれこれ
でき、おまけに美味しいおでん。

５時からの会食だったので、最初は我々二人だけで、まさに『銀座の隠れ家』
だったけど、時間が経つにつれて、お客さんがドンドン入ってきて、帰る
頃には、『隠れ家』から『繁盛店』に変身していました。

Ｈさん、楽しかったです。ありがとうございました。