
4月1日からISOWAも67期がスタートしています。
そして期と共に、社内でも変わったことがいくつもあります。
もちろん、組織、体制をかなり大きく変えましたが、それ以外に、変わった
点を紹介します。
冒頭の写真は、社内のKさんから私宛に届いたメールの冒頭部分です。
ここに 前期との違いが現れていますが、何だか分かりますか?
そうです、私への敬称です。
4月1日をもって、社内では、役職名で呼び合うことを禁止しました。
今まで特別なルールがあった訳ではありませんが、一般的には役職が上に
なるほど、年齢が上になるほど、役職名で呼ばれることが多かったです。
例えば、「〇〇本部長」とか「△△マネージャー」といった具合です。
ところが同じような役職、年齢であっても、『さん』付けで呼ばれることが
多い人と、役職で呼ばれることが多い人がありました。
何故だろう? みなさんは、どうしてこういう違いが出ると思います?
その中でも、最も役職で呼ばれる比率が高かったのは、誰だと思います?
正解は・・・ 私です。
全員が、私のことは、「社長」と呼んでいました。
私が全員から「社長」と呼ばれるからといって、社員との距離が社内で最も
遠かったというようなことは絶対に無いと思ってたし、そもそも社内では
親しみを持って「社長」という呼ばれていたと思っています。
でも、みんなには「肩書きで呼び合わない」と言っておきながら、自分だけは
肩書きで呼び続けられるっていうのは、どう考えても理屈に合いません。
そこで、
「当然、私のことも、「社長」って呼ぶのは禁止ですよ。
『さん』付けで読んで下さいね」
急に言っても、みんなも困ると思い、実は今年になってから、月例朝礼の
度にアナウンスし始てきました。
これにはもうひとつ個人的な理由があるんです。
それは、もう20年近くみんなから「社長」と呼ばれて来ていますが、
いつまでも社長をやり続けるなんてことはありえません。どこかで社長を
辞めるんですが、社長じゃなくなって、「社長」と呼ばれなくなることは
私もきっと一抹の寂しさを感じると思うし、社員だって困ると思うんです。
まだ社長のままの時から、「さん」付けて呼んでもらった方が、お互い
抵抗が少ないと思うんです。
つまりは、私のためであり、社員のためでもある。
というのが、私の勝手な言い分なんです 笑
一番最初に私を「さん」付けで呼んでくれたのは、サービスのFくんで、
2月末のことでした。 最初はそうとは分からず、
「なんか変なメールが来たぞ・・・
え、社内から???」
という具合で、自分から提案しておきながら、とんちんかんな反応でした。
3月も終わりに近付いた頃から、「英之さん」とメールしたり、呼んで来る
社員が現れてきて、今期初日の4月2日の全体朝礼で、最後の念押しをしま
した。
特に期待しているのが新入社員です。
過去のしがらみが一切ないので、最も適用しやすいはずです。
「新入社員がベテラン社員よりできることだから、
率先して『英之さん』って呼んでくれよ」
とお願いしました。
だた私だけのことじゃなく、全社として、肩書きで呼び合わないということはあくまで
氷山の上のこと。重要なことは、これによって氷山の下にもいい影響が出るかどうか
です。
この点について、この先も注目していきます。
ISOWAの社長です。尊敬しています。
氷山の下の部分になんら変わりはございません。
これからも私たちを優しく、厳しく見守ってください。
私たちが社長の想いを実現していきます。
ありがとう。
本当にもったいないようなコメント、ありがとう。
そういう社員さんのために、私ももっと頑張ります。
一緒に夢を追いましょう!