愛用しているダレス・バッグ。
2005年の誕生日にツノ坊がプレゼントしてくれたものです。
2005年の誕生日にツノ坊がプレゼントしてくれたものです。
15年使い続けてきて、さすがに劣化してきました。
特にバックルが付いたベルトが傷んで、千切れそうです。
このバッグ、名古屋市北区 旧愛知工業高校近くのナガエというご主人と奥さん二人で
やっている個人のかばん屋さんで作ってもらったものです。
1年くらい前にパナソニックくんがこういうバッグが欲しいというので、お店を紹介
したら、
「もう数年前からランドセル専門になって、かばんは止めました」
ということで、残念・・・
今回、せめて修理を頼めないかと、電話したところ、
「修理可能かどうか、一度、見せてください」
と言われ、夏前にダレスバッグを持って、お店を訪ねました。
私のカバンを見たご主人、
「何年使ってもらったんですか?」
「買った時に、ご主人がプレゼントしてくれたタグにあるとおり
2005年ですから、15年になります」
「15年ですか~ 長く使ってもらいましたね」
「嫁さんからのプレゼントだったんですが、今でもその嫁さんと
仲良くしてますよ」
「ハ、ハ、ハ、ハ、ハ」
「ベルトを新しいのに交換できませんか?」
「交換はできないから、上から同じような皮を当てて、縫い付ける
かな」
「やってもらえます?」
「承知しました。 ところであの車、調子いいですか?」
と店の前に止めたロードスターを指さすんです。
「最高ですよ。車好きなんですか?」
「オープンカーはイイね。赤色もステキだ」
「ところで、お店のHP見たけど、イタリアに何度か訪問してますね。
仕事絡みですか?」
「ま、ほとんど遊びです」
「私もトスカーナ行きたいんです」
って言ったら、今度は、おススメのホテルやレストランを親切に紹介してくれました。
バッグを預けてから、待ちました。 かなり長かった・・・ (笑)
こうして少し前に、やっと「できました」と電話が入り、受け取りに。
「同じ皮は無かったんで、似たような皮でこんな風に補強しました」
なぜか写真にはもれなくメグちゃんの足が付いてきます。(笑)
ベルトの補強だけでなく、ほつれかかった周囲のステッチを修正し、汚れを取り、磨き
上げてくれたので、まるで15年前の新品のよう。 いや~、ホント感激です。
「で、おいくらですか?」
「2,000円でいいよ。手間賃だけ」
「いや、そりゃ~悪いですよ」
「長く大切に使ってくれいるから」
「ありがとうございます!
孫が二人いるから、ランドセルの時はお世話になります」
「それはありがとうございます」
「コロナが終息して、イタリアに行くことになったら、
また話聞かせてください」
こういう会話ができるって、ステキですよね。
きっとご主人も、15年も愛用してくれて、職人としてうれしかったんでしょうね。
これで私が引退するまで愛用できます。
大切にしますね。 ありがとうございました。
まさにプレミアムですね😊
SSMそのものですね🤝
そうですね。
何てったって ストーリーがあるから (笑)