この歳で、塾に入りました。
スクリーン左側にいるのが塾のボス。 そしてさらに4つの小さな塾があり、どこか
ひとつの塾に所属します。 ボスが私たちが所属する塾の先生を
「一橋大学の巨頭です」
ただし、巨頭って言っても、頭が大きいっていう意味です」
と言うボス米倉先生の言葉に、言われた楠木先生も照れながら頭をかいている。
そんな決定的瞬間を捉えたのが冒頭の写真です。(笑)
事務局さんナイスショット!
会場は有楽町駅前の SAAI FreeWorkSpace。 で、SAAIって何?
でもSAAIってとっても です。
いろんな人が、思い思いに仕事してるのか、仕事じゃないことなのか、自分のお気に入りの
場所で、何かしてます。 不思議な場所でもあります。
だって『変態』という名のバーまでありますから。 ますます不思議です。
不思議なバーと言えば、不思議の種類は違います(Strategic Positioning) が
バー七曲署も不思議でした。
さてここ楠木塾でこれから半年、毎月1回、楠木先生と競争戦略の勉強をして、自社の
戦略を磨きます ピカピカに
昨日紹介したキッチン南海のカツカレーは楠木先生のお気に入りなんです。
だから塾の前に、超『低コスト戦略』を軸にしたキッチン南海の戦略ストーリーを味わいに
いってみたという訳でした
この夜は、「違いをつくって、つなげる」という戦略の内、『違い』について勉強
しました。
早速、楠木先生が一人ひとりに「みなさんの会社の違いは何ですか?」と質問。
真っ先に私が指名されました。私は、
「機械メーカーですが、機械を売るのが目的・ゴールではなく、それは
スタート。次の買い替えまでの20年間のお客様の支援が売りです」
と答えました。
先生とみんなのやり取りの中で、ひとつハッとしたことがありました。
それは、個人で士業を営んでいる人が、
「ひとりでやっていますが、圧倒的なレスポンスの速さが
他社との違いです」
みたいな答えをしました。 すると先生、
「レスポンスの速さは程度の違いです。
ポジショニングで考えると、
『一人でやってる』ではなく『一人でしかやらない』
という考えはどうでしょう」
う~ん・・・ 『一人でやってる』と『一人でしかやらない』。
確かに、似てるようで、似てないな~
『一人でやってる』だと、いずれ規模が大きくなったら人を雇うとか、提携先を探すと
なるけど、『一人でしかやらない』と言うと、それはありえない。その先の打ち手が
より明確になると思いません?
『一人でやってる』と『一人でしかやらない』は一般的にはトレードオフとは呼べない
けど、トレードオフ的に考えるってことも意味があるんだと気付きました。
先生の講義での話はすべてこれまでに聞いたことがあるものばかりでした。
しかしこういうやり取りや、直に質問したことに対する先生からのフィードバックの中に
競争戦略や、人事戦略の面で、考えるヒントをもらいました。
先生はしきりに、
「すべては経営者にかかってる」
とか、
「経営者の責任は大きい」
と何度か繰り返していましたが、これって、私にカツを入れてくれているんじゃないかと
私には聞こえてしまい、姿勢を正して聞いていました。
気合を入れて、勉強します!
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