私の風土改革仲間でもあった、元デンソーにお勤めの、Sさん。
2017年に、中部生産性本部主催の見学会で
ISOWAを訪れてくれたのをきっかけに交流が始まり、
デンソーさんが、自社の技術者を励ますために作った
『未来製作所』という本と、その担当者さんを紹介してくれて、
ISOWAの100周年記念誌の参考にさせてもらったこともありました。
そんなSさんの突然の訃報が舞い込んだのが、去年のこと。
Sさん、熱心な読書家でもあり、
生前は、毎週、超・長文のメルマガを送ってくれていました。
そんなメルマガももう読めないのか・・・と寂しく思っていたところ、
なんと、Sさんの息子さん から、時折発信されるように。
そんなこんなで、今度はSさんの息子さんとの交流が始まりました。
「一度、ISOWAへ遊びに来ませんか?」
とお誘いしたら
「ぜひ!」
ということで、昨日、ひとみと光も交えて、初対面が叶いました。
このSさん、新卒でNTNに勤めた後、
3年ほど前にブラザー工業に転職した電気エンジニアでありながら、
お父さんが立ち上げた、風土改革の勉強会「戸が笑う」の代表を務めて、
二足の草鞋をはいています。
工場を案内すると、
「職業柄どうしても制御盤に目がいっちゃいます」
「こんな大きい盤は見たことないです!すごい!」
「工場のニオイはやっぱりいいですね」
と、喜んでくれました。
「自分は技術者なので、そこにはこだわりがあります。
自分たちの活動を通じて、いい会社・いい技術者を志す人が
一人でも増えるといいなと思います」
お父さんの魂、Sさんの中に、しっかり受け継がれてますね。
NTNやブラザーでの仕事も、大変なこともたくさんあるんでしょうが、
話す口ぶりはとても明るく、楽しそうで、
その一方で、お父さんの事業も自分なりに引き継ぎながら
組織づくりや風土改革のことも、前向きに勉強されていて、
若いのにまじめで、とても好感の持てる青年でした。
Sさんのお父さんと私が築いてきたご縁を、
次は、Sさんと、ひとみ、光が引き継いでいってくれるといいな。
Sさん、応援しています
写真を撮り忘れてしまったのが悔やまれるので、
次の機会にはぜひ!
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