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忠実屋の愛

2008-05-31 02:17:37 | 戯曲塾
 役者が舞台で恋を演じていても、それって偽りなんです。

 お芝居の筋がそうであって、恋する男と女がいるから、男優が女優がその役を演じてるだけ。
 お芝居だもの、お芝居だからそれを忠実に演じている。
 
 演じていても、演じるからこそ、それが真実にならならければ、誰の胸にも届かない。
 演じるからには嘘を本当に変える力が無いといけない。

 いましたけどね、過去に。
 嘘なんだから嘘で演(や)ってくれればいいと言った奴が。

 正直信じられない。怒りすら感じる。

 偽りを真実に変えるのがお芝居の力であって。そう納得させるのが役者の力なんだけど。

 書き手はいかに役者も納得できる、観る方も納得できる筋立てを考えるだけです。
 そこがしっかりしてないと演じる側も観る側も騙されてる。ただ騙されてる気になるだろうな。

 そう思うと、何もない所から真実を作り出すと言うのは難しいことだと思っちゃうな・・・。

 やるけどね、精一杯。
 精一杯の忠実屋にやって、偽りの愛を真実の愛に変えてみせるさ。

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