ボランティア休暇

2011-04-19 13:00:00 | ニュース
 いつの間にかそういうものができていたらしいですね。
 企業が従業員のボランティア活動を支援することを目的として、有給、休職を認める制度のことのようです。
 阪神・淡路大震災以後各地自体の公務員もこの制度を導入する動きが広まっているようです。

 広まっていると言っても、勤勉な日本人が、ボランティアをしたいから会社を休みたい、これって言いにくいことですね。

 それに企業によって就労制度が違うらしいんです。

 まずはそこから調べてみないとどうしようもないみたい。

 法律上は付与する義務はないけど、企業の社会的責任の活動の一環として一部の会社が採用してる休暇制度で、扱いとしては慶弔休暇などと同じ扱いになるようだ。
 今回の東日本大震災をきっかけに新設に動く企業が増えているらしい。
 でもとれる休みは企業でまるで違うらしい。

 例えばA社であれば年次有給休暇の日数とは別に年間3日の有給休暇がとれる。
 土日にと合わせて夏休みと合わせれば、最大で16日のボランティア休暇がとれる。
 
 例えばB社では今年8月末までという期限付きで最大20日取得可能だったりする。

 例えばC社では有給休暇の未消化分を積み立てられる仕組みになっていて、その積立を取り崩してボランティア休暇に展要するとかね。使用期限の過ぎて失効した有給休暇を60日分積み立てることができてボランティア休暇にはこれを月5日取り崩して充てることができる、などだ。

 でもボランティア休暇をとることに企業は給与の支払い義務はないらしいでんすね。何らかの手当てを出す、ということはしているようですが…これも企業によって扱いが違うらしい。

 あくまで自身の善意が前提になるってことかな。

 それでも行くか。それは個人の判断となるだろう。

 日本の企業がここまで考えを変えて進んだと言いつつ、言い出せるかというと…まだまだ難しいことがいっぱいあるのかなと思います。



 ちょっと話は違うけど、男性も育児休暇がとれると思いますが、それだって、やはり制度としては認められていても、とりにくいのが実情でしょう。

 どうにか、善意を形として実現できるよう、形として実現した人が、これでよかったと思えるよう、社会が上手く動いてくれるといいんですけどね。







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