男×男、男×女

2009-03-14 17:10:55 | 
 刑事物って言うと、少し異色なんですが、『三毛猫ホームズ』シリーズがあります。
 言わずと知れた作家は赤川次郎さんです。

 正直好きかと問われれば好きではない。
 読んでるんですけどね。

 猫が、っていう異色性はそんなに好きじゃない。

 ミステリーと猫は合いますけどね。
 何度か映像化もされていて、それを観たりもしてますが、やはりイマイチ好きとは言えない。
 意外と深い人間ドラマもあったりするんですけどね。

 しかし一般的にはファンは多いです。
 捉えて話さない何かがあるんですよね。

 赤川さんの作品の刑事物としては夫が泥棒で妻が刑事のシリーズか、幽霊シリーズ(女子大生とうだつの上がらない警部の組み合わせ)が好きです。

 私という人間性が良く出てると言えます。
 
 幽霊シリーズは一時期よく土曜ワイド劇場で放送されていたようにも思いますが・・・。
 夫が泥棒で・・・って方は1度ドラマになっただけのような気がします。

 このドラマ化と言うのは、やはりファンの期待を背負ってだから難しいものがあります。別にしてくれーと言いません。
 でも続きは読みたいなって、思う。
 出てるのかな。
 イマイチ、判らない。

 でもここらはいわゆるミステリー物の組み合わせとしては黄金のパターンを含んでいる。
 男×男、男×女。年齢差やキャラの組み合わせはそれぞれの作品によって分かれるのでしょうが、これがパターンとしては定着してる。

 女×女って言うのはね、扱う事件が限られてくるから・・・ミステリーといえどやはり推理シーンが出て来ると女性同士ってそこが難しいと思う。

 実は映像になった時、この推理を物を使ったりして説明するのは大変だと思うのですよ。
 文章だと伏せ線張って、それを解いていくシーンを作ってって作業になる。
 これって実は違う作業だと思う。神経の使いどころって言うのかな。それぞれそれを見せるのがミステリー物の醍醐味でしょうから。
 いかに成程!と思ってもらうかが鍵になる。

 女×女のこれは、実は難しいことのように思う。
 
 普通に話してても女性同士って話が脱線するんですよ。
 それが男女コンビだと伏せ線を張る場合、2人の会話がいい脱線の仕方を醸し出したりして、伏せ線を張る際のいい誤魔化しの方法として使える。
 けど、女性同士だともしかして本当にこのまま脱線していくんじゃないか?って気がする。

 あんまり実際の所、このパターンは知らない。

 この世にいるのは男と女だから、男女の組み合わせがベストかも知れないけど。

 男×男の組み合わせは成立してるんだから・・・。

 使いどころの問題かな。

 だから、ここへ猫が入ってくるのも・・・実は大変なんだと思いますよ。
 口聞けないからね。

 それぞれ皆様工夫なさってると言えばそうなんですが。

 ・・・勉強しよう・・・。


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