ふたつのスピカ

　ＮＨＫのドラマで毎回観てるわけじゃないんですね。
　１週間が過ぎるのが早すぎて、気がつくと放送日が終わっている。

　宇宙飛行士になりたい少女と少年の物語です。宇宙飛行士を養成する高校ができたって設定でそこで宇宙飛行士を目指して頑張るんですよ。

　誰だってなれるわけじゃない。選ばれかどうか。それだけの精神力、体力が必要となる。
　そう思うと、今まで宇宙に行かれた方というのは、それだけのものを兼ね備えていて更なる努力を積み重ねた方々なんですね。

　そう思うと地上で夢を叶えたいって言ってるのはまだまだ甘いかもしれないですね。
　甘いんだから頑張れと思っちゃうかも。

　後何年で宇宙旅行は実現するでしょうか？
　したらしたで凄いですが、地球は狭くなるぜ。
　「宇宙行くより近いだろ」
　そう言われちゃうもんね。

　戦後まもない頃、地方の方が東京に来るだけでも大変だった。
　やがて海外へ行く時代がきた。海外へ行くのがそんな大きなハードルじゃなくなり、やがて宇宙の番が来た。

　そう考えると間違いなく時間は進んでいる。

　ちなみに『ふたつのスピカ』タイトルの由来は、乙女座にあるこの星は２つで支えあってるんですって。

　また、ちなみになんですが、地球も生まれた時は双子だったらしいですよ。
　それが片方が生き残り今の進化を辿ったらしいです。それが進化の為に必要なことだった……、そんな文をどこかで読みました。
　地球も生まれた時は２人だったんだ。

　宇宙なんて大きなものが生まれてくる時はそうやって助けが必要かもしれません。
　人だって、母であり父であり、必ずこの世で迎え入れてくれる人を約束付けられて生まれてくる。
　生まれることが大冒険だ。
　更にそこから新たな冒険を重ねる。

　生きてるだけで大冒険家だったりするのかな。