BONES(ボーンズ)2 届かぬ地中の叫び

2015-04-14 17:42:50 | BONES



 ブレンナンが車の中で目を覚ます。ラジオからは柔らかい曲が流れている。車内は真っ暗、そして頭を打ったのか痛い。

 ブレナンはどうにかしてドアを開けようとするが、開かない。

 窓を開けたのか、土が落ちてくる。ラジオを止めるブレナン。

 後ろの座席で声がした。ホッジンズだ。なんだか疲れ果てている。慌ててそっちへ行くと足に怪我している。これはどうしたの?と聞くが、ホッジンズもここはどこだという状態だ。



 ブレナンは埋められたのという。

 奴の仕業だという。

 奴って?ホッジンズが聞くのに、ブレナンは墓掘人と答えた。



 48時間前―――。

 ブースとブレナンは見物人の集まる中、宇宙船があるという場所へ出向いた。

 宇宙船の訳はないというブレナンに、そう見えるからだと警官がいう。



 ブレナンは丸い穴から中を覗きこむ。



 ブースにも見るかと言い、覗きこんだブースは人間に見えるという。



 ブレナンはそうよ、人間の若い男性の遺体だという。



 古いのかと聞かれ、組織の乾燥具合から2人が入っているタンクは何年も密封されていたと答える。


 ラボではザックが遺体を前にして1人は複雑骨折をして骨盤も3か所折れている。もう1人は無償だという。怪我をした方は失血死だという。 

 そして2人は骨も肉体も共通する所があるという。
 
 そこへブースが現れ、双子だからという。彼は写真を見せる。



 マシューとライアン・ケント2001年10月31日に誘拐されたと告げる。

  
 ブレナンとブースはビールタンクの遺体がマシューとライアンだったことを1組の男女に報告した。

 女性は両親は見つかっただけ幸運だという。

 
 サンダース捜査官があなたが担当だと聞いたブレナンはいうが、男はFBIを辞めて今は建築の仕事をしているという。

 女性はキム、連邦検事補だ。



 2人はパーティ―の後で誘拐されたという。

 ブレナンが身代金はと聞くと、彼らはKRより自分たちの意見を聞いて払わなかったという。

 KRってと聞くと誘拐の専門家だとブースが答えた。

 犯人は墓掘人だとキムが言った。墓掘人は6回誘拐を起こし、4回は助かった。払わない場合は消息不明になった。

 彼は誘拐して地中に埋める。そして謎のままだ。

 しかし、ブースは今回は違うという。タンクと遺体が見つかったからだ。

 何か新情報でも?というキムにブレナン博士の腕は確かだとブースは答える。

 キムはFBI出身のトーマス・ベガの本を出す。墓掘人のことを専門に書いている人物だ。



 トーマスはFBIのやり方が古いと思ったから本を書いたらしい。

 執筆はジェニーンがしている。トーマスの次に詳しい人物だ。ジェニーンは記者だ。



 墓掘人の誘拐は目撃者はゼロ、変声器を使い声を変えて電話して身代金を要求して来る。

 しかも1回だけだという。中東や、カリブの銀行口座に金を振り込ませて人質の場所を明かす。

 ブレナンは生還した人は何も覚えていないの?と聞くが、みんな首に火傷のあとがある。スタンガンを使ったんだろうという。

 だから記憶がない。

 タンクも入手経路が判らない。拾ったのか、現金で買ったのか。

 墓掘人は交渉の機会はない。他の犯人はそれがあるから捕まる。墓掘人は違うという。

 ブースは君らの本に協力する気はないというが、トーマスは身近で家族の苦しみを見てきた。協力させてほしいという。

 ザックは骨にまでやけやとがあるという。ブレナンが確かめると300度以上で焼かれている。スタンガンだろう。



 ライアンにはない。



 ブレナンは、FBIから他の人質の情報を取り寄せてくれとザックに頼む。 

 ホッジンズはアルミなどがでたという。

 ガソリン、ディーゼルも被害者の服から出たという。

 被害者は地下の駐車場から拉致されたようだ。 

 これも他の被害者と共通点があるか調べなければならない。

 そして生存時間をどのくらいにしていたかもだ。


 司法省から双子の遺体の父親に報告がされた。

 ベガ氏の言う通り200万ドル払っておけばよかったと父はいう。

 ブースとブレナンも同席しているが、トーマス・ベガはFBIには協力した方がいいと脇に座っている父に言った。これは殺人事件だ。ブースの担当になる。

 父は息子を甘やかし過ぎたという女の子と派手に遊びまわり、退学にもなった。

 でもいい子だったという。

 父の話の最中、ブレナンの携帯電話にメールでホッジンズから生存時間は12間が限界だったと知らせが入った。

 父は生き埋めになるほどじゃないといういうが、苦しいものなのかなという。

 ブレナンは眠るようなものだと答えた。

 そして、犯人はあなたやFBIに嘘をついたという。父に身代金は12間で用意出来ましたかという。

 無理だったという父にトーマスが24時間の猶予をもらったというが、ブレナンのメールを見せられたブースが12間の酸素しかなかったという。

 犯人は人質が2人いることを忘れていた。

 ブレナンは最初から助ける気はなかったのだという。

 父親は悪くない。最初から殺す気だったとブレナンはいう。

 司法省の女性も加わり、ラボで検証が行われた。

 被害者の服にはアルミとススがついていたとホッジンズがいう。

 司法省の女性はこういう場合の犯人は中年で、仕事に不満を持っているという。

 ブースは続けて才能はあるのに評価されず、支配欲が強いという。

 しかしこういう場合は当てはまらないという。

 アンジェラはタンクの大きさを計算し、中でマシューがライアンの骨盤を折ったという。

 しかしブレナンは強い衝撃でなければこんな折れ方はしないという。

 元々ライアンは怪我をしていた。

 ブレナンはこの出血では説明がつかないという。

 ブースはこれはミスだという。本当は1人を誘拐するはずだった。

 人質が2人ならもっと大きなタンクを使うはずだ。

 マシューの拉致現場にライアンが居合わせたんだというブースにいう。そこで争いが起きて怪我をする結果になったとブースはいうが、ブレナンはこれは典型的な交通事故の怪我だという。

 ライアンはマシューを救おうとして犯人に轢かれたんだという。

 ザックはアンジェラが来るとスタンガンを調べていた。市販のスタンガンにはこれだけ高電流の出るものはないという。

 そこへ来たホッジンズは今週は俺の勝ちだという。

 それを聞いていたアンジェラが毎週2人で勝負をしているの?と聞く。



 気付いていたのか居なかったのか、ホッジンズは居心地悪げにブレナンがもう帰ったと聞くと自分も帰るという。

 その態度に気持ちが悪い感じがしたアンジェラはそれをそのままホッジンズにぶつけるが、ホッジンズは何も答えず、帰ってしまう。

 ポツンとザックが、付き合ってみればという。

 
 
 地下駐車場でブレナンが倒れていた。それを見つけたホッジンズが駆け寄る―――。

 食事を楽しんでいた、大人の関係のサローヤンとブースがいた。

 ブースに電話がかかって来る。

 声を変えた電話の声はブレナンとホッジンズを埋めた。800万ドルを払え、さもなくなくば生命はないと言っていた。

 入金を確認次第彼らのいるGPS座標を教える。これは最後の通信だ。

 電話の録音を聞かされたトーマスはそれは本当だという。

 ケント兄弟と同じパターンだ。しかし要求金額が大きい。支払い可能な金額しか要求しないはずだという。

 ブレナン博士は出版で稼いでいたのかというトーマスに、ブースはホッジンズだ。カンティリバーの相続人だ。米国では民間で第3位の大企業だ。

 埋められているブレナンは、怪我をしたホッジンズを見ている。

 ブレナンは空手に行く途中だった。そのとき車ごと拉致された。水はあるという。ラボを出てからの記憶がないという。

 ホッジンズ何が起きたのかまだ判らない。何故足を怪我してるんだという。

 ここは地中だとブレナンは冷静に対処する。

 ブレナンの首にもスタンガンの後がある。例の墓掘人だ埋められたんだと説明する。

 ケント兄弟と同様にホッジンズを轢き、埋めたんだという。

 ホッジンズは何時間経ったという。時計を見てブレナンは2時間だという。

 ホッジンズは車の中にある空気の量を計算し始める。

 しかし、頭が上手く回らない。ブレナンは墓掘人の手口はいつも同じだという。

 猶予12間だとしてあと10時間、それまでに支払いがなければ…俺たちは死ぬとホッジンズがいう。

 ブレナンはうなずくしかない。

 サローヤンは800万ドルも払えるの?というが、ザックはホッジンズは大富豪だという。

 ブースもFBIのルールは無視して払うという。

 サローヤンがブースが首になると言うが、かまわないという。

 ブレナンは空手へ行く途中だった。ホッジンズは凄い発見をしたと言っていた。

 ブース、サローヤン、ザックとアンジェラは地下の駐車場に行く。



 血痕のあとがある。ブレナンの拉致現場にホッジンズいて轢かれたんだとブースがいう。

 監視カメラとタイヤ跡が調べられることになった。



 ザックにはブレナンの代わりになれという(調査を続けろ)

 サローヤンにはホッジンズの発見を調べろという。

 アンジェラにはブレナンの兄に連絡しろという。

 ブースはホッジンズの家のカンティリバーに連絡するという。

 それぞれが残り時間を考えて動きだした。

 
 ブレナンは車の中になにがあるか調べていた。
 
 水、タオル、道具セット、鎮痛剤、電池切れの携帯2台とデジカメ、ペンがたくさん…

 レーザーポインターもあるとホッジンズがいう。

 そしてブレナンの小説だ。退屈はしない。ホッジンズのぎりぎりの冗談だ。

 ディープ・ラブソディーという香水もある。ホッジンズは壊すなという、3千ドルもしたんだという。

 痛がるホッジンズにブレナンは鎮痛剤を飲ませる。コンパーメント症候群だという。窒息する前に死ぬのかというホッジンズに、死ぬほど痛いという。

 対処法はあるのかというホッジンズに黙り込むブレナンにそれも痛いんだなという。

 
 ザックは市販のスタンガンを改造していたと調べ上げた。どう改造したのかを調べていた。

 ライアンの死因を調べていた。彼は自分でペンで動脈を差したんだという。自殺の原因は判らない。

 それを聞いていたサローヤンは兄弟に空気を残すためよ。



 父に息子の立派な所を見せたかったんだという。

 サローヤンは更にザックに調査を続けさせた。

 
 ブレナンの本を破いて、アンジェラに手紙を書くホッジンズ、そして足を手術しようとするブレナンに任せることにした。

 しかし、いざ、ホッジンズの足を切ろうとしてブレナンは証拠を見つけた。それは後で調べることにして、ブレナンの本の間に挟んだ。

 そしてブレナンは麻酔もない状態で手術を始める。

 その間際、ホッジンズがアンジェラが好きなんだと言った。夢中なんだ。男が香水を贈る理由は愛しているからだという。

 ブレナンはその言葉を受け止めた。


 
 手術が始まり、残り時間は5時間となっていた。



 ブレナンの兄は友人と山に出かけていて携帯も繋がらないとアンジェラはいう。

 サローヤンはホッジンズのノートを見ていたが、解読できない。それをアンジェラが読む。

 被害者の服に付いていたアルミは犯人の車の中の物である。

 トランクかバンの後部に付いている箱かも。

 ホッジンズからよく手紙をもらっていたアンジェラは読める。

 アンジェラはこんなことをして何になるという。今必要なのはお金だという。

 ブースは金は間に合わないという。会社の方針で生存の保障がなければ出せないということだった。

 
 失神していたホッジンズが目覚める。足はましになったらしい。

 ブレナンは携帯と車を繋いでいた。伝言を送るという。ラジオがある。

 ホッジンズのアイディアも借りて短い伝言を送ることにした。それを逆探知してもらうのだ。

 ここにある土のことを送ることにした。ホッジンズは石炭の産地だという。

 バージニア州だという。

 そして更に絞り込むためにレーザーとアンジェラに贈るはずだった香水も使って土(実際は灰)を分析して、ホッジンズはどこかを突きとめた。

  
 あと3時間、ブースは考えていたが、金を払わなければダメだというトーマスの言葉にお前と墓掘人は共存関係にある。
 もし助からなかったらお前を殺すと服を掴み首を絞めかけ放りだした。

 ホッジンズの足についていたのは「接近禁止」などと書いてあるバンパシールだ。

 伝言を送る準備ができ、ホッジンズは8文字を考えた。

 ブースの所に送られるが、それは暗号で「6 7 16 M14」だ。

 ブースは暗号だとは判るが意味が判らない。ラボに持ち込みスクインツに考えろという。

 空気はあと4秒でなくなる。

 そう言っているうちに時間切れとなった。

 しかし、ブレナンもホッジンズも生きる気力を捨ててなかった―――。


 
 

 
 一部判らない映像が入ってますけど。



Bones :: Saving Hodgins and Brennan






Bones Ending theme song









最新の画像もっと見る