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その時の男の子気持ち

2012-02-22 15:00:00 | 思い出
 子どもの頃になりますが、私は転校生であまり積極的な方ではなく、その引越しも家庭の事情を含んだものだからとても嫌だったんですね。
 できれば越したくなかった。でも親の都合でしょうがない。

 学校から帰ると近くの壁にボールをぶつけて壁テニスみたいなことをよくしてました。

 あのときもっとちゃんとやっておけば、今頃はそれなりのテニスの腕を持っていたかもしれない。…アバウトだからね。


 その時、よく話しかけてくる違うクラスの男の子がいんたんですね。

 2,3言話して歩それで終わりで一緒に遊ぶってこともなかった。

 もう小学校3年くらいかな。徐々に異性に恥ずかしさを覚える年齢だったかもしれません。


 でも悪い子ともいい子とも思わず特に深い印象に残る子じゃなかったけど、そのあと、その子の話を思いがけず聞くことになる。


 やはり同学年の子が交通事故にあったらしいんですね。

 それを目撃していた同級生がその場にいた。

 でもその子は助けを求めるわけでもなくその場を逃げてしまった。



 その逃げてしまった子がいつも私に話しかけてくる子だったんですね。


 
 だから凄い驚いた。そんな卑怯なことをする子に見えなかった。


 やっぱりそういう言葉が出てきちゃうでしょ。


 でもたかが小3で目の前で同級生が轢かれたとなったら、怖いが先に立つと思うんですよ。2,3人でいたら、お互いの立場があるから、大人を呼ぼうともなるけど、初めての経験で、そんなシーンを見て、どうしていいか判らず家に帰ってしまったとしてもしょうがないことだったと思う。

 幸い事故に遭った子も大きな事故じゃなかった。


 私はそのあとその子と会うことはなく、やがてまた転校をしたが、あの子、どうしたんだろうな。

 それで性格が歪んだら可哀想だもんな。

 まだそんな子供の頃の出来事で…。


 今は幸せにやっていてほしいと思う。

自転車好きですか?

2012-02-22 13:00:00 | 思い出
 自転車を取り巻く環境が厳しくなってきています。
 飲酒して乗るのもダメなのね。

 私は自転車は乗らないので関係ないですが…お陰で乗れないと思われていたりしますが…乗れます。乗らないだけです。

 別に歩けばいいじゃんって思ってるし、止める所を探すのが大変ということもあるので、乗らないんです。


 こういう人に限って乗りだしたら止まらなくなる可能性があります。

 
 でも知り合いが角を曲がって出会いがしらに女の子に怪我をさせたという話を聞いているから、自転車もやはり危ないものかなと思います。

 自転車と侮るなかれ、ですね。


 これが、最初は被害者のお母さんも自転車の軽い衝突事故なので、対して怒っていなかったらしいんです。
 ぶつけちゃったほうは治療費もきちんと出して、謝罪もきちんとして誠意を尽くした。そして話が終わった頃、先方のお母さんから電話です。

 やはりぶつけたんだし、女の子なんだからこれじゃ済まされないでしょう、傷が残ったらどうするんですか?という内容だったようです。

 でも、ぶつけた方はきちんと謝罪をしているし治療費を出している。これ以上何を望みますか?それに傷が残るような事故ではありません。

 金銭でしょうね。慰謝料みたいな。

 誰かが知恵をつけたんだと言っていたらしいですが、きちんと話し合いも終わった後に突然先方のお母さんの態度が変わったもんだから、することはしている…ましてぶつけちゃったほうは保険問題に強かったんですね…返り討ちに合わせたらしいです。

 よく判らないのに文句を言うと、ましてすぐに言うならまだしもあとになってぐずぐずいうと、えらい目にあうようです。

 確かにぶつけられてるんだから、子どもは可哀想と言えばそうですが、更にそれで親が相手と争ったら傷つくのは子どもですからね。

弱い、弱かった私の頃

2012-02-15 15:00:00 | 思い出
 再びピカソの話しになるが、私はピカソが好きかというとそうではない。

 ピカソには「青の時代」と呼ばれる時代がある。約4年続いたわけだ。彼が彼として葛藤した時代でもあった。この時代の絵が売れることもなったらしい。


 芸術家志望の友人の自殺が「青の時代」を呼んだ。

 彼はそのあと、売春婦等が集まる刑務所兼心の病んだ人物が通う場所によく行っていたという。

 その中で多くの社会の底辺で生きる人々を見た。そしてそれ以外の場所でも多くの大きな悲しみ苦しみに抱き抱えられ生きる人々を見た。

 

 私もずい分以前の話になるが、デパートの地下を歩いている時、ホームレスの女性と目があったことがあった。

 当然関わりたくないからあちらは私が目がそらすだろうと思ったらしい。

 しかし、私は何故かその時、その女性を見つめ返した。


 そうしたらどうなったと思う?


 その女性の方がおどおどとして目をそらしたのだ。



 怖くなどなかった。

 あの頃の私は普通の生活をしていながら、ホームレスより心が荒れていたということかもしれない。

 ホームレスの女性は思いがけない行動を取った若い小娘の行動に驚きどう反応していいのか戸惑ったのかもしれない。

 けれど私もまた別にそういう女性など怖くはなかった。どうしていいか判らない自分の人生。どこの誰にどんなことをされようが怖くはなかった。



 そんな時もあった。


 まだまだそんな時間を私は過ごして行くかもしれない。

女の友情ってなんだろうね

2012-02-01 21:00:00 | 思い出
 そう思うようになったよ。

 意外と秘密が漏れる時って親しい友人からだった、ということがある。
 「○○ちゃんが言うわずない」
 って思っても、知らないところで言っている。

 人の口に戸は立てられないというけど、こんな簡単にべらべら喋るの?


 ある時、一緒に芝居の勉強をしていた人がいた。
 その日私はダンスで足をねん挫して見学してたのね。

 友人は普通に参加してた。


 講師が条件を出してその設定で即興の芝居をしてみろと言った。

 それぞれ、していく。

 友人の番が着て、演じた。



 そしたら全く見当違いのことをしてるんだよね。

 講師が何故そうした?と聞くと
 「意味がよく判らなかったから」
 と答えていた。

 あちゃ、てことだよ。

 だってこうしろって言われて、その通りにできないなら役者として通じるわけないじゃない。

 講師は判らなかったら質問しろとまで言ってるんだよ。
 そこで質問もしないで全く違うことをやってそれで「この役者は凄い」と思う演出家や監督がいるだろうか?


 だから思わず休憩になってから、言っちゃったんだよ。
 そしたら彼女が
 「ちょっと待って、私今、文句つけられてない?」
 って私に言ったの。

 もうその時点でなんだよって感じだった。

 友だちだと思ったから言ってるんだよ。

 結局彼女が不利になるから言ってるんだよ。

 それが友だちじゃない?

 でも彼女にとっては友だちってそういう存在じゃないらしい。


 他の人が悪口じみたことを言っても
 「いやだ~、ひどーい」
 とへらへらしてる癖に私が相手を思って言ったことは文句と反論してくる。


 でも確かにこの時、1つ私も悪いと思ったことがあった。

 私は怪我とは言え、その演技に参加していなかった、だから言うべきじゃなかったのかもかもしれない。
 同じ土俵で演技をしてないから。


 でも、もうこの人には注意はしないと思った。

 折角言ってもそういう取り方しかできない。

 気が弱いんだと思う。


 だから親しい人には言えるけど、そうでないときにはチャラチャラして誤魔化す。

 でもそれいいパターンだと思えないよ。



 私としては残念だ。


 そしてそういう人と付き合うことはできない。


 私はその頃から他のことを含めて彼女に本当のことは言わなくなった。

 

 言ってただ嫌な思いをするだけなら、意味ないもの。


 悲しい出来事の1つではある。

将来の旦那さまを知る方法

2012-01-30 05:06:43 | 思い出
 私が子供の頃、聞いたおまじないというか、方法なんですが、もし将来の旦那さまがどういう人か知りたかったら、夜中の0時に玄関に洗面器に水を入れて、持って行ってそれを覗くと将来結婚する相手の顔が映る、というものだった。


 やってみたい気がしたけど…。

 
 これさ、集合住宅とか、マンションの場合どこを玄関とするの?


 というとても単純な理由で実行しなかった。

 
 部屋の前でいいわけ?それとも建物の入り口?


 建物の入り口だと、その時間に洗面器持って行くのって結構恥ずかしいよ。


 とにかくそれで誰の顔も映らなかったらどうする?という怖さもあった。


 今で言う都市伝説の1つですね。


 でも誰しも将来の旦那様は気になる所。


 私は以前占いで、長男でわりと固い職業の人と結婚すると言われて凄い嫌だった。

 長男の嫁ってなにかと大変じゃない。まあ…固い職業もあまり嬉しくなくて…私が柔らかい仕事をしてるから、固い職業だと合わない気がして…。

 だからわざと次男と聞くと近づいて行くようにしてた時期があったんだけど、やっぱりダメね。

 次男って甘える。


 甘える男は嫌いだ。


 嘘でも妻子は自分1人で養う、私が働きたければ働けばいいけど、それは自分のお小遣いにしなさいと言ってくれれば(嘘でいいから)安心するというか、そこまで思ってくれるのかとあっさり信じそう…。


 いまどきそれを期待するのも難しいけど。

 でも甘える男は好きじゃない。

 甘えられると(付き合ってもいないのに、もしかしたら付き合ってても?)百年の恋も冷める。


 うちは父親がそういうタイプじゃないから、なんか…ダメなんだよね。

 そういうの見て育ってない。たまたま知らないだけかもしれないけど。

 っていう、うちの父親は次男です。



 甘えっ子なんだ…。

あの日の真実…電車の中の出来事

2012-01-25 21:00:00 | 思い出
 なにってわけじゃないけど、突然思いだしたので書いてみようと思う。


 私、高校生の頃友人たちと海に行く約束をして普段乗らない電車に乗って、海に向かった。

 学校へ行くより早く出て満員電車に揉まれて行ったのだ。



 そしたら、その中で痴漢に遭った。

 目があったのは、眼鏡をかけた優秀なビジネスマンみたいな真面目そうな男性だった。

 その人が犯人だったのか、違うのか判らない。


 もちろん触らせないための防御はした。

 必死にした。


 けれど凄いショックだった。



 本当は友だちに、その場でも、あとでもこういう目に遭ったと言えばよかったのかもしれないけど、恥ずかしいのと、思いがけないことと、折角海に来てる所へみんなのテンションを下げるのがいやで、言えずしまいだった。



 だから当然私1人は盛りあがれない。必要以上に無口にもなる。


 友だちからしたら折角誘ったのに楽しそうじゃないと、むしろ、白けた雰囲気を作った。


 そういう人、ということになってしまった。

 でも言えなかった。


 若いということもあったと思う。



 他にも通学途中で痴漢に遭って…という話は当時いくつかあった。

 中には電車を降りたところで知らない女性に
 「一緒に駅員さんの所へ行ってくれませんか」
 と頼まれた女性もいる。
 やはり痴漢にあって、その時はいていたストッキングをめちゃくちゃに破られていて尋常じゃない姿になっていた。
 頼まれた方の女性は可哀想に思い付いて行ったそうだが、そういう話は、たまに聞く。


 みんな何らかの形でそういう被害に遭っている。


 ふと思い出した過去の話だ。


 でも、心に傷を残した話かもしれない。 

 
 そういう被害に遭う女性が少ないことを願っている。

あのとき特許さえとっておけば…

2011-12-30 21:00:00 | 思い出
 ずい分昔の話になるんだけど、うちの伯父が家庭の階段につけるエレベーターを作ったのよ。

 機械いじりが好きで寝たきりの母親がいたから作ったものだった。
 素人が作ったものだからずい分荒い部分もあったと思う。

 でも孝行息子が…って地方紙だけど新聞に取り上げられた。


 最近、テレビのCMで家庭内エレベーターのCMをみるとあのとき特許を取っておけば…と思わずにはいられない。



 でも昔の人だし、田舎の人だし、特許を取るという案はなかったのかもしれない。
 そう言うつもりで作ったものでなく、あくまで孝行息子が母親だけに作ったものだったのかもしれない。


 しかし、姪は浅ましいことを考えてしまうのだ。


 取っていれば今頃、特許料、ばっちり。がっぽがっぽ。




 なんたって、全く関係のない人がいろいろな名前の特許を取ってもし誰かがその名前なりを使おうとすると(名称で特許というか使用権がとれるからね)それを持ってる人に支払い料を払わなければならないというおかしな世の中だ。



 最近知ったんだが、今だからこそ、特許をも取りやすいが、昔はそうじゃなかったという。
 個人で特許を取るって大変なことだったらしい。


 ノーベル賞を取った物理かなにかの博士が言っていたけど、取りたくても取りづらく、1年ずつ更新も必要で、費用も必要…みたいなことを言っていた。

 だから、そのあと、特許がないからその研究をのちの学者が自由にできノーベル賞に結び付いたそうだ。



 そういう時代背景もあるんだなと思うだけだ。


 でも家庭内エレベーターのCMをみるとついつい思い出してしまうんだな。

やっぱり撮影残酷?物語

2011-12-29 18:00:00 | 思い出
初めてロケハンに来るスタッフに付き合った。
ロケハンってロケーション見学ね。
自分たちの撮影に相応しいかどうか見にいらっしゃる。

以前役者をしてたとき…もう辞めたのか?…自分のシーンをとるロケの場所で待ってたんだけど、全然来ない。
結局2時間遅れできたが理由が凄かった。

ロケハンはしたらしい。そしてそこはロケバスを止めていいと言われいたのにいざ行ったら、止めてはダメだと言われたそうだ。
だからロケできる所を探しながら撮影してきたそうだ。




そんなこともあるんだなぁと思ったもんだ。




私たちのロケのあとまた違う場所に移った撮影が待っていた。そっちなんか完全に2時間以上待っている。
私と同じ事務所の役者で次のロケ現場で撮影だった人がいたらしく、現状を聞こうと事務所が何度か電話を入れていたらしい。

私の電話は地下は電波が着ませんので…。

全く判らないまま放置になっていた。
可哀想なことだ。



しょうがないんだけどね。




そうやって待たされるのも仕事の内なのよね。

スケートさえできればいいのよっ

2011-12-29 10:00:00 | 思い出
 以前月9枠でホッケー選手のヒーローのものがあった。
 主演は木村拓哉さん。


 あの当時、さる芸能事務所にいたんだけど、20代前後の男性は、ホッケーのチームメイトの役で何人かオーディーションを受けに行っていた。

 社長いわく、スケートさえできればいいのよ、だったらしい。


 でも、できると言っても思い防具をつけて監督の言う通り滑らなければならない。

 かなり滑れないとダメってこと。


 5次までオーディションがあったといいますね。

 だからレギュラーとなった人はとてもスケートのうまい役者さんばかりということになる。




 それでも月9でレギュラーやった、ということになるんだから。

 これは大きなチャンスなわけだ。



 どこの事務所も必死だったと思いますよ。



 こういう細かい役からみんな頑張ってます。

年末だから思い出す~でもないけど、そんなこともあったな

2011-12-29 01:28:38 | 思い出
 昔のことになりますが、私がアルバイトをしていて、ある面接を受けた時、面接官は小さな所だったので社長ともう1人、社長が信頼している部下の2人だったのです。

 私の履歴書を見て、緊張している私の前で、社長がおもむろに言いました。

 「簿記ができるんだね」


 え?私、大慌て。だってどこにもそんなこと書いてないし。
 同じく、履歴書を見ていたもう1人の試験官も気付いたけど、そこは社長の意見が絶対の所だったので、もう1人の試験官も言えもせず、私もわざわざ否定できず…空気がいい流れだったもんで…。


 簿記ができるになったちゃった。


 多分、PC検定や漢字検定などを見間違えたんだと思う。

 社長と言ってももう70代ですから、目も耳も異常によかったんだけど、落ち度はどこかにあったわけだ。


 そして、雇われることになるのですが、いつか、簿記が実はできないということが発覚しますわな。


 それじゃ、まるで私が嘘をついたような感じで凄い嫌だった。


 でも誰も社長に逆らえず、社長室はあるんだけど、常にドアが開いていて、開かれすぎてる社長室のお陰で息を抜く暇もない…かと言って仕事らしきこともないんですけどね…仕事をしてるふりで忙しかった。

 それに年齢の割には耳も目も達者で、ちょっとでも自分に関係のある話を私たちがしていると、社長室から飛び出してくるという…本当に休む暇もない。



 一言で言うと、変わった所でしたわ。アナクロというか。


 結局そこは押さえにして他の所を受けてそっちとどっちがいいか天秤にかけて、もう1つの方へ行っちゃったんですけどね。


 昭和の古い時代を引きずっていたというか、丁稚奉公の精神が生きていたというか。



 そういう所もあるんだな~という貴重な体験です。