先週は雨で出来なかった地鎮祭を今日の昼から行ないます。
地鎮祭は少々の雨でも行なうのですが、先週は大雨警報が出たので取りやめました。
滅多にこんな事は無いですね、当社では初めてかもしれません? 記憶に無いんです。
普通は午前中に行なうのですが、今日は先負なので昼からのお祭りにしました。
地鎮祭とは「とこしずめのまつり」とも呼ばれ土地の氏神様に、土地を使う事の許しを得る儀式ですが、同時に工事の安全を祈願しますので、「安全祈願祭」と呼ばれることも有ります。
神式で行う場合が多いですが、仏式などお施主様の宗教で執り行う場合も有ります。
神式の場合は敷地の4隅に青竹を立て、注連縄で囲んで祭場とします。
祭壇は南側を向くように作って酒、水、野菜、魚、塩、米などの供え物をします。
テント立て紅白幕を張って祭場、祭壇を作るのは全て建設業者で全て行ないますが、お供え物は神官の方が揃えてくださることが多いですね。
一般的には、 修祓(しゅばつ) 降神(こうしん) 献饌(けんせん)祝詞奏上(のりとそうじょう) 四方祓(しほうはらい) 刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ) 玉串奉奠(たまぐしほうてん) 撤饌(てっせん) 昇神(しょうしん) の順で行なわれます。
この中でお施主様が行なう儀式は「穿初の儀(うがちぞめのぎ)」と呼ばれる儀式と玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。
別に難しい儀式では無く、当日にその場で神官の方が教えてくれます。
伊勢神宮系の神社が多いので2礼2拍手1礼で行ないますが、尼崎にも出雲系の神社がありますので、その時は2礼4拍手1礼で行なう事になります。
今日は伊勢系の神社ですから2礼2拍手1礼です。