尼崎の株式会社大川工務店社長blog

大川工務店の社長の注文建築日記

トムの寝息、?

2010-07-18 12:08:41 | Weblog
暑くて寝苦しい夜に目が覚めて聞こえたのはトムの寝息。


イビキとはいかないでも、相当な寝息ですね。


寝相と同じで買い主に似た?


昨日は動物病院で耳を治療して5000円。



トムも辛いけど、私も辛い‼




組み立て工事

2010-07-17 18:28:19 | Weblog

 炎天下での作業は堪えます。






 一番上に上って仕事をしていますが、此処は影も無く直射で熱い!




 梁の上で仕事している彼の汗が、下で作業している大工に落ちる。




 「ええよ、かまへんで」  



 人の汗って気持ちが悪いけど、仕事仲間やからしゃ~ない。



 「ごめん、ご免、毒や無いから~」




  まさか!汗が毒ならスポーツ出来ないよ  



  



 
 



 

上棟作業

2010-07-16 14:27:12 | Weblog
 良い天気に恵まれました。 


 今日は上棟を行なっています。








 朝8時から作業を開始して、11時には2階まで組み上がりました。



 



 クレーン車で材木を上げていきます。  






 これは建物がまっすぐ建っているのかを確かめている所です。






 高所での作業ですが、下からも安全を確認しながら工事を進めています。



 それにしても暑い!   





上棟の下準備

2010-07-15 14:32:47 | Weblog

 建物の骨組みを組み立てる事を上棟、もしくは建て方と言いますが、その前に基礎に土台を緊結します。


 



 今日は雨が降らないようなので土台を取り付ける工事をしています。



 基礎の上に「基礎パッキン」を置いて、その上に土台を置きます。



 基礎パッキンは床下の換気をするスペーサーの役目を果たしていますが、同時にコンクリートに直接土台を置かない事で湿気を防ぎ、土台の腐りを防止する役目も果たしています。







これはプレカット工場から届いた構造の部材です。



工場で加工されてから濡れないように梱包されて現場に届きます。






明日が天気なら上棟ですが? なんだか怪しい雲行きです。  



上棟を順延

2010-07-14 15:54:39 | Weblog
 
 当初、17日、18日に見学会を行なう予定だった現場の上棟が雨で順延です。



 最初の計画では、先週に上棟を終わっている筈でしたが、天気が定まらないので順延しています。



 このままだと金曜日も駄目で土曜日になるみたい?



 土曜日も雨だと週明けの火曜日になってしまいます。  



 2週間の工期遅れ?   さすがに堪えますわ   



 梅雨明けが待ち遠しい・・・・・

鉄筋とコンクリートのお話

2010-07-13 17:51:21 | Weblog
 木造のたてものであっても、基礎は鉄筋コンクリート製です。


 
 先日、コンクリートのお話をしましたが、コンクリートは砂とセメント、砂利、水の4つの成分から成り、この4つ以外は必要無いと言いました。


 
 このコンクリートと鉄筋とを組み合わせて鉄筋コンクリートなんですが、この2つにはそれぞれの役割が有ります。



 コンクリートは圧縮に対して強くて、鉄筋は引っ張られる力に強い性格が有ります。



 
 家の重量は重いですから、その重い重量をコンクリートで支えます。



 重量が掛かるので圧縮に強いコンクリートがその役目を果たすのですが、鉄筋は引っ張り力に対応します。



 木のお箸の両サイドを持って曲げると折れますが、1部繋がっていれば、繋がっていた方が圧縮の力が働いた方で、折れてしまった方が引っ張りの力が掛かった方です。



 1本の棒でも曲げると表が引っ張りの力が掛かって、裏が圧縮される事になります。



 
  鉄筋コンクリートも引っ張られる表側に鉄筋を配置して、裏側の圧縮される方は鉄筋が要らないことになります。



  基礎では土に近い方に鉄筋を配置して、コンクリートを打つのが正解になります。


 
 20cmの暑さの土間コンクリートを打つのであれば、下から5cmぐらいの所に鉄筋が配置されていれば良い事になりますね。


  近くに現場があればよく観察してみてください。



 

見学会の延期

2010-07-12 17:07:55 | Weblog

 天気になって順調に工事が進んでいたのですが、今回の雨で工程が大幅に変わってしまいました。    


 17日、18日の見学会に建物が建っていないかも知れなくなりました。



 今週中に足場を組まなくてはなら無いのですが、天気予報では今週は全て雨の予報です。



 天気になるかも知れませんが、前日まで判らないようでは予定の組みようが有りません。



 仕方が無いので今回は1週間延ばす事に決めました。 



 こんな事は滅多に無いんですけどね。最終の引渡しには間に合いますが、上棟日の設定は難しいです。



 今日も朝からの大雨だったのに、今は西からの日差しが眩しいぐらいです。



 20日前後には梅雨が明けてくれれば良いのですが??
 

長期優良住宅の基礎工事 出来型

2010-07-11 08:33:48 | Weblog

 基礎のコンクリートを打ち終わると、型枠に力を加える事無く、自然にコンクリートが乾くのを待ちます。


 養生期間を言いますが、固まるまでは揺らしたり叩いたりしてはいけません。



 コンクリートと鉄筋が密着して「鉄筋コンクリート」になりますが、揺らしたり叩いたりすると鉄筋とコンクリートが剥離して固まったり、コンクリートが割れたまま固まる可能先が有ります。


 養生期間中は何もしないでそうっと固まるのを待ちます。



 



 型枠を外すとこのような形になって固まっています。 




 


 立ち上がりが繋がっていない所が有りますが、此処は人通口と呼んでいて、床下を点検する時は此処を通る事で全ての床下に行く事が出来ます。


  
 



 昨日は設備屋さんが配水の配管工事を行なっていました。



 仕事を始める前に基礎の中に溜まった雨水を出すのに1時間以上掛かったそうです。 


 外部から水が入らないようにしていますから、中に溜まった雨水も出て行くところが無いんですよ。


 雨が振ると余計な仕事が増えますね。  



 長期優良住宅では配水管や給水管のメンテナンスが容易に出来るようにしないといけません。


 
 7月17日、18日はこの現場の見学会を行ないますので見て確かめてください。



 長期有料住宅の施工例は全国的にまだもそれ程多くは有りません。



 長期優良住宅を施工した場合には見学会を実行する事が義務付けられていますので、この現場は建設中と完成後には見学会を行ないます。



 基礎の部分と配管のメンテナンスの部分は完成後には見えなくなりますので、構造の見学会で確かめてください。



 


 

地鎮祭

2010-07-10 07:43:36 | Weblog
 
 先週は雨で出来なかった地鎮祭を今日の昼から行ないます。



 地鎮祭は少々の雨でも行なうのですが、先週は大雨警報が出たので取りやめました。



 滅多にこんな事は無いですね、当社では初めてかもしれません? 記憶に無いんです。



 普通は午前中に行なうのですが、今日は先負なので昼からのお祭りにしました。



 地鎮祭とは「とこしずめのまつり」とも呼ばれ土地の氏神様に、土地を使う事の許しを得る儀式ですが、同時に工事の安全を祈願しますので、「安全祈願祭」と呼ばれることも有ります。


 神式で行う場合が多いですが、仏式などお施主様の宗教で執り行う場合も有ります。



 神式の場合は敷地の4隅に青竹を立て、注連縄で囲んで祭場とします。



 祭壇は南側を向くように作って酒、水、野菜、魚、塩、米などの供え物をします。



 テント立て紅白幕を張って祭場、祭壇を作るのは全て建設業者で全て行ないますが、お供え物は神官の方が揃えてくださることが多いですね。 



 一般的には、 修祓(しゅばつ) 降神(こうしん) 献饌(けんせん)祝詞奏上(のりとそうじょう)  四方祓(しほうはらい)  刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ) 玉串奉奠(たまぐしほうてん) 撤饌(てっせん) 昇神(しょうしん) の順で行なわれます。


 この中でお施主様が行なう儀式は「穿初の儀(うがちぞめのぎ)」と呼ばれる儀式と玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。



 別に難しい儀式では無く、当日にその場で神官の方が教えてくれます。



 伊勢神宮系の神社が多いので2礼2拍手1礼で行ないますが、尼崎にも出雲系の神社がありますので、その時は2礼4拍手1礼で行なう事になります。



 今日は伊勢系の神社ですから2礼2拍手1礼です。




 

長期優良住宅の基礎工事3

2010-07-09 15:07:27 | Weblog

 雨の予報が続いていたのですが、運良く天気になってコンクリートを流し込む事が出来ました。


 コンクリートを打った後は振動を与えず、養生して固まるのを待つだけです。



 このコンクリートですが、私たちは「生コン」と呼んでいますが、生のコンクリート? 


 生って何だと思われるでしょう?


 
 工場で配合されたコンクリートの事で、固まる前の状態だと思ってください。



 コンクリートはセメントと砂、砂利(石)、水を混ぜた物がコンクリートです。



 この4つだけがコンクリートの原材料ですから、他の物を入れる事は出来ません。



 そして一定の割合で混ぜて強度を出すのですが、一番重要なのは水の量です。



 水の量でコンクリートの強度が左右されますので、ミキサー車で運んできたコンクリートを、そのまま現場で流し込まなくてはいけません。


 型枠の中にゴミが入っていたり、木屑、落ち葉などを混入しないように良く掃除をして、綺麗な状態の中にコンクリートを流し込む事が重要なんですね。


 木屑やゴミはコンクリートの原材料じゃないですからね。  

 
 水の量が少ないほど強度が出ますので、固めのコンクリートを打ちたいのですが、、現場では流し込むのに苦労することに有ります。


 ある程度の粘度が有って現場施工する方が良いコンクリートが出来上がります。



 コンクリートを打つ時に一番悪いのは、コンクリートを流し込みやすくする為に水を入れることです。



 水を現場で足したりすると強度はガタ落ちです。



 これは絶対にしてはいけない事なんです、 もしもミキサー車に水を入れながらコンクリートを打っていたら大変な過ち、強度不足のコンクリート、建物が出来上がる事になります。



 施工管理の要注意事項ですね。