尼崎の株式会社大川工務店社長blog

大川工務店の社長の注文建築日記

構造見学会の見方  7

2013-01-25 07:49:22 | 上棟式
 さていよいよ最終回

 大工さんの仕事を見ましょう。


 大工さんと言ってもベテランの大工さんから見習いの大工さんまで、経験年数や上手さ加減が少し違うのは当然でしょう。

 しかしながら現在では構造体を加工するのはプレカット工場と言う、コンピューターで制御された最新の工場で加工されてきます。

 昔のように大工さんが加工場で墨を付けたりノミやカンナで加工することは無いですね。


 増改築などの場合は大工さんが加工しますが、新築の場合には特別な場合を除いてプレカット工場で、機械加工されています。


 ですから現場では機械加工された材木を、順次組んでいくのが大工さんの仕事に成ります。


 ここでもやはり経験が有る大工さんと、未熟な大工さんの差が出ます。


 工場で加工された材料をすばやく組み上げると、木と木の接点は隙間無く仕上がるのですが、不慣れな大工さんだと微妙に隙間が開いたりします。

 
 全体がゆるく組み上がってしまったのかも知れませんね。 金物で締め付けるから良いのかもしれませんが、見た目も綺麗な方が良いですよね。

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