フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

ポルトガル 4日目

2009-09-22 15:11:13 | 旅行
最終日は、ストラスブールへ帰ります。

朝7時にホテルを出発。
前日の朝もですが、霧がかかっていました。


でも高速を走っているうちに。

朝日です。
今日もいい天気

朝早いので高速も順調に進みましたが。
あと10キロでリスボンというところで渋滞。。。
でも無事9時には空港に着きました。
レンタカーを返し、朝食を済ませ、チェックインして、お土産を見て過ごしました。

帰りはルフトハンザ航空です。12時15分発。

ちょっと網があって見にくいですが。

ルフトハンザ航空は満席でしたが、よかったです。
息子にパズルをもらいました。
機内食はパスタ。おいしかったです。
息子は帰りも授乳してから着陸するまでずっと寝ていました。お利口さん。

20時、ストラスブールに着きました。
そして、夕食はピザを食べに行きました。ピザもおいしかったです。

ポルトガル 3日目 結婚式

2009-09-21 16:38:54 | 旅行
式場に12時集合でしたので、朝ゆっくり起きました。

結婚式用にバーゲンで買ったドレスを着て。
でも式場に着いてみたら、半袖シャツのおじさま達が多かったです。

13時頃式場へ。

裏庭に式場が準備されていました。

ここに新郎新婦が座って、お向かいにはおそらく市長さんが座って、おそらく「結婚を認めます」という内容のことを言っていたと思われます。
ポルトガル語、全然分かりません。
サインして、指輪の交換、新郎新婦がシャンパンを飲んで、式は終わりです。

次に、表の庭に移動して、アペリティフ。
私はオレンジジュースや水。
つまみに、豚肉やソーセージ、昨日の夜食べた黒米ソーセージもありました。

15時頃、建物の中に移動。
日本の披露宴のように、招待客がテーブルに振り分けられていました。
でも高砂席はありません。ホールの中央あたりに、新郎新婦と親族が一緒に座って食事をしていました。

私たちの席は、主人の同僚と一緒。息子の席もありました。
英語のできる人がサービス係です。

飲み物は、ポルトガルの赤・白・スパークリングワインが用意されていました。
メニューは、
まずスープ。魚介のスープか野菜スープを選べました。
サービス係が一人一人ついでいきます。(女性からでした。)
おかわりも自由です。(さすが
次に、メイン。豚肉を柔らかく煮たもの。付け合わせに貝。おいしかった。
これもおかわり自由。
最後にデザート&コーヒー。
これだけでも、2時間はかかってます。

食事の途中、みんな一斉にナイフやフォークでグラスをカチカチと鳴らすことが何度かありました。何だろうと思っていたら、キスをする時に鳴らすんだそうです。新郎新婦だけでなく、ご両親の時も鳴らしてました

表の庭に移動して、ケーキカット&ファーストバイト。シャンパンでまた乾杯
これは、どこの国でもあるんですね。
このケーキもいただきました。

新郎新婦は、写真撮影のため裏庭から裏山へ出かけていきました。
3時間ほど表の庭でしゃべっていました。昼間は暑いくらいなのに、だんだんと風が強くなり、寒くなりました。ポルトガルの気候はストラスブールとはやはり違いますね。
いったい何時にお開きになるのか、と思っていたら。


なんと
夕食まで出たのです。
昼食だけだと思っていたので、息子のベビーフードは持ってきていませんでした。。。息子には夕食はパンを食べていてもらいました。
夜9時近くに夕食会は始まりました。
ジャガイモとコリアンダーのスープ。(コリアンダーはいろいろな物に使われてました。ポルトガル料理に欠かせない物なのでしょうか?)
マッシュポテトと干しタラのグラタン。これ、おいしかったです。
海の幸いろいろ。裏庭につながるテラスにビュッフェ形式で海の幸が用意されていました。
サーモン、ムール貝、いか、たこ、カニ、イワシのマリネ、などなど。他にも、豚のしっぽや豚の耳、デザート、フルーツ、チーズもたくさん。
イワシは揚げてからマリネにしてあるので、南蛮漬けに似ていました。あ、"南蛮"ってポルトガルのことですね。

花嫁さんのお色直しはなく、ずっと白いウェディングドレスのままでした。

そして、ダンスパーティー
ワルツからディスコ風、フォークダンスまで。様々な曲に合わせて踊ります。
私たちは夜11時頃ホテルに帰りましたが、お祭り騒ぎは夜中まで続き、最後にはホテルまで花火の音が聞こえてきました。

ヨーロッパのお祭り気分にとても楽しかったです。
息子は食事の間、椅子にじっとしていることができなくて、会場中を歩き回っていました。息子も楽しかったようです。芝生でも歩いたしね。
いい経験ができたと思います。結婚式に招待してくれたBくんに感謝です

ポルトガル 2日目

2009-09-19 17:02:46 | 旅行
2日目は、リスボン観光はせず、ドライブ。
高速を使って、バスコ・ダ・ガマ橋を渡り、ロカ岬へ。

バスコ・ダ・ガマ橋は、この写真ではよくわかりませんが、長いです。
たぶん2~3キロはあると思います。

車は順調に走り、ロカ岬へ到着。

ロカ岬は、ユーラシア大陸の最西端にある岬です。
この碑には、

ロカ岬。ちゃんと書いてます。





そして、この碑の先には、、、、、、、








大西洋


海と空がつながっています
こんな景色、日本では見られませんよね。


しかし、風が強かったです。台風並み。
息子は笑っていましたが、歯がカクカクなっていました。

ロカ岬には郵便局があり、そこでユーラシア大陸最西端の地へ訪問の証明書が買えます。
名前と日付を証明書に書いてくれます。
息子の分を買いました。

そして、車はシントラの街を通り過ぎ、高速に乗り、ナザレも通り過ぎ、17時ごろレイリアに到着しました。

実は、主人の元同僚のB君が、地元での結婚式に招待してくれたのです。
これが今回の旅の目的なのですよ。

夕食は今日もホテルのレストランで。
私たち以外お客がいませんでした。。。貸し切りです
でもちゃんと、サービス係とソムリエさんが付いているんですよ。
私は、前菜に黒米のソーセージというのを食べました。
シナモン?が効いてて、皮はかりっと中はもちっとしておいしかったです。
メインは豚のマスタードソース。主人は、バスの塩焼き。

翌日は結婚式です。

ポルトガル 1日目

2009-09-18 19:02:35 | 旅行
9月4日~7日まで、ポルトガルへ行ってきました。

朝8時15分のバスで、フランクフルト空港へ。3時間ほどで着きます。
ストラスブール中央駅からフランクフルト空港まで、ルフトハンザ航空の空港バスが運行しています。
飛行機チケットを持っている人は、無料で乗れます。持っていない人は、運転手さんにお金を払います。
息子は、バスからの眺めを楽しそうに見ていましたが、バスの揺れが心地よかったのか、寝てしまいました。目覚めてからもご機嫌でした。

13時のリスボン行きの飛行機でポルトガルへ。
ルフトハンザ航空とばかり思っていたのに、TAP航空でした。ポルトガルの航空会社です。

機内販売で飛行機のキーホルダーを買いました。先端のボタンを押すと、ライトが光って、離着陸の音が出ます。
ポルトガルとフランスでは時差が1時間。
3時間のフライトで、現地時間15時に着きました。
飛行機の中で授乳して、息子はフライト中ずっと寝ていました。ぐずらなくて良かったです。

リスボンの空港でレンタカーを借り、市内をぐるぐるまわりながらホテルへ。
四つ星ホテルです。
ウェルカムドリンクに、フランスのスパークリングワインが1本ついていました。

ホテルの部屋からの眺めです。遠くにお城が見えます。
ポルトガルは屋根の色がオレンジに統一されています。法律で決まっているそうです。

水を買いにスーパーに行きました。
ポルトガルは海の側。魚の種類も豊富です。ヨーロッパに来て初めてピンク色の鯛を見ました。
干しダラが名産品で、大量に売っていました。しかも、大きさ毎にランクが付けられており、大きい方が高かったです。
全体的にフランスより物価が安かったです。
ポルトガルのお菓子、BOLOを買いました。日本の「ぼうろ」と同じ発音です。
形は、赤ちゃん用の卵ぼうろのような形ですが、大きさがピンポン球くらいあります。バター味でおいしかったです。
追記
驚いたことに、オランダ産のシメジ、エリンギ、エノキが売っていました
ストラスブールにも輸出して欲しいです。

ホテルまでの帰り道に公園に寄りました。
風が強かったです。

公園の建物の壁です。
ポルトガルは、こういう青いタイル画が有名らしいです。

夕食はホテルのレストランへ。
主人は、早速ポルトワインをグラスで頼みました。白もあるんですね。知りませんでした。
前菜にエビ。ストラスブールで食べるのとは、ぷりぷり感が違いました。
メインは、主人は干しダラ、私はタコのグリル。
タコは砂抜きが充分でなかったので、じゃりじゃりしました。少し残念。けれど、柔らかくおいしかったです。
主人の干しタラは、AZEITAONという地元のチーズがついていて、これがクセがあり濃厚でおいしかったです。
久々に新鮮な魚介類を食べられて、満足です~

その後、ホテルのバーへ。
私はお水をいただきました。
ピアノの生演奏がありました。奏者はおじいさん。
私たちが日本人なので、「さくら」や「瀬戸の花嫁」を演奏してくれました。
こんなところで日本の曲を聴けるとは

翌日は、ドライブです。

もやっとボール?

2009-09-14 23:23:53 | フランス
マロニエの実です。
まるでもやっとボールのようです。
花からは想像できない形ですね。
マロニエの花の記事はこちら。http://blog.goo.ne.jp/h-nappy/e/767ef64662dd6e29370e181003911928

これが茶色になって道路に落ちてきます。
当たったら痛そう
そして中には栗のような実が入っています。
でも食べられないと思います。誰も拾ってませんから。

もういくつか落ちてきました。
写真を撮ったのは2週間前。
ストラスブールはもうすっかり寒くなりました。

これから寒い季節がやってきます。
息子の防寒着も新しいのを買いました。これもそのうち紹介しますね。

小旅行4日目 ~ケルン~

2009-09-11 22:44:54 | 旅行
朝、せっかくSPA発祥の地に来たので、SPAを受けました。
エステやマッサージもありましたが、私が選んだのは、アロマオイル風呂。
ジャグジーにアロマオイルを入れ、心地よい光と音楽の中で20分間、お湯につかります。お湯の温度は37℃で長くつかっていてものぼせません。
気持ちよかったです。

その後、ドイツのケルンに向けて出発。
今回の旅の目的は、ランスとケルンの大聖堂を見ること。
大聖堂前のレストランに入り昼食。
ケルンビールとソーセージ
ソーセージはゆでた物とグリルの2種類。

そしてお目当ての大聖堂へ。

ケルンの大聖堂は、1248年に着工し、632年の歳月を経て完成しました。1560年から資金難を理由に工事が停止されましたが、1842年に再開。
最初の設計図通りに、ゴシック様式で統一された数少ない建築物です。

しかし、この日の天候はあいにく雨。
大聖堂内も暗く、光も入ってきません。。。
ステンドグラスも美しさ半減です。。。残念。

そして、ストラスブールへ帰るのですが。
ストラスブールまであと40キロというところで大渋滞。
息子も、途中1回授乳のために休憩しましたが、チャイルドシートに5時間座り放しは、さすがに飽きたのか疲れたのか、大泣きし始めました。
家に着いて抱っこするとすぐ泣きやみましたけどね。
家の中で自由に歩き回ってご満悦
そして夕食に中華を食べに行きました。

4日間で1000キロ走行したそうです。
ドライブ旅行もいいですね。

小旅行3日目 ~スパ~

2009-09-10 23:20:58 | 旅行
3日目は、朝スーパーへ昼食のサンドウィッチを買いに行った後、ベルギーのスパに向けて出発

スパは、その名の通り、SPA発祥の地です。

途中高速のパーキングで休憩&昼食。
そこには何もなく、草原と遠くに放牧された牛が見えるだけ。
お天気が良く風が気持ちよかったです。ちょっとしたピクニック気分。

14時半頃にはホテルに着きました。
ここでは観光はせず、ホテルライフを楽しみました。
ホテルはこちら。http://www.manoirdelebioles.com


泊まったのは古城ホテル。裏庭からの写真です。

室内の写真。部屋の真ん中にバスタブがあります。
窓からの眺めは、自然だけです。

夕食まで時間があるので、裏庭から山道を散歩。
その後、テラスでのんびりと。
私はオレンジジュース
主人はベルギービール

地元のビールで、瓶の底に澱が溜まっています。
日本の生酒のビール版といった感じでしょうか?

黒ラブのティコくんがいて、テラスでくつろいでいると側に来て、一緒に寝そべってました。
しばらくすると暑くなったのか、噴水にじゃぶんと入ってしまいました。

その後、部屋で授乳、そしてゆっくりお風呂につかり、夕食を食べ、ゆっくり休みました。

小旅行2日目 ~ランス~

2009-09-09 17:16:19 | 旅行
2日目はランス観光。
朝からフジタ礼拝堂に行ったら、オープンは午後から。
近くのMUMMというシャンパンワイナリーのカーヴ見学をしました。
ランスには、街の中にたくさんのシャンパンワイナリーがあり、だいたいが見学できます。(できないところもあります。)

MUMMは予約なしでも見学できました。

カーヴ内部。これは古いワインを貯蔵している部屋です。
ガイドさんが中を案内してくれます。(英語かフランス語か選べました。)
古いシャンパン作りの機械も展示してありました。

見学の終わりに試飲。
今回は10ユーロで2種類試飲ができるコースを選びました。
もっと払えば、試飲できる種類も多くなり、ランクもあがります。
私たちのは、辛口とやや辛口。
やや辛口でもほんのり甘くておいしかったです。

次に、Basikique Saint-Remi サン・レミ バジリカ聖堂 に行きました。
入った時、まだミサがあっていました。(日曜だったので。)

ここは、奥行きが広く、バラ窓、ステンドグラスがきれいでした。
広かったので、息子が大喜びで教会の中を歩きました。


軽く昼食を済ませ、午後からもう一度フジタ礼拝堂へ。

中は撮影禁止なので、外観だけ。
ノートルダム大聖堂で洗礼を受けた藤田嗣治が、MUMM社の資金援助を受けて建てた礼拝堂です。
内部はフジタのフレスコ画が描かれています。
絵には民衆の中に一人おかっぱ頭の東洋人がいます。おそらくフジタ本人です。
観光客も日本人ばかりでした。

そして、ランスより南に20キロほど離れた、エペルネーに行きました。
ここには、ドン・ペリで有名なモエ・エ・シャンドン Moet et Chandon があります。

ドン・ペリニヨンおじさん。
人の名前だったんですね。知りませんでした。
この人が、シャンパンの製造法を発明したそうです。偉大な人ですね。
予約してなかったので見学はできませんでしたが、ランスからエペルネーまでいいドライブでした。ずっとぶどう畑が広がっていました。

そして本日のメイン。

ランス大聖堂。

レリーフが細かくてとても繊細。

ランスの大聖堂は、フランス王の戴冠式が行われていた場所です。
それにふさわしく厳かで気品のある感じがました。

ステンドグラスもとても綺麗。


これはシャガールのステンドグラス。
青が綺麗ですね。
左がアブラハム、真ん中がキリスト、右がフランス王、だそうです。


大聖堂前の広場には、ジャンヌダルク像があります。
大聖堂の中には、ジャンヌダルクが実際に身につけていた甲冑が飾られていました。

ピンク色のお菓子を2種類買いました。
マシュマロみたいにふわふわやわらかいのと、クッキーのようなお菓子。
どちらもピンク色がきれいです。

夕食に入ったレストランで、アンドゥイエットをみつけました。
ランス近郊の街の名産なのですが、ここでも食べられました。
臓物ソーセージです。
焼き肉屋さんで見かけるような内臓系を柔らかく煮たものが、ソーセージの中に入っていました。おいしかったです。

ライトアップされた大聖堂と市役所を見ながら、ホテルに戻りました。
おいしい物を飲んで食べて、ドライブもして大満足の一日でした。

翌日はベルギーです。

小旅行1日目 ~ナンシー・ランス~

2009-09-02 13:24:09 | 旅行
8月29日土曜日から、9月1日火曜まで車で小旅行してきました。

1日目は、ランス泊。
目的地まで、有料の高速は使わず、下道でのんびりドライブ。

途中、Saint-Nicolas de-portという小さな街に立ち寄り、教会を見ました。
小さな街なのに、教会が立派

内部は白くて明るい。

教会のステンドグラス。差し込む光がとても綺麗。

昼食はナンシーで。
お目当てのレストランは、予約してなかったので入れませんでした。
昼食後は、観光案内所でマップをもらい、街を散策。
日本語のパンフレットがあるんですよ。

スタニスラス広場。

おおかみ館。

アールヌーボーや建築に興味のある人なら、美術館もあるし、一日中楽しめる街だと思います。
規模は、ストラスブールの半分くらい。意外と小さい街です。
ナンシーは、ミラベルが有名です。他にも、ベルガモットのお酒やマカロン・ド・ナンシーというお菓子が有名。
マカロン・ド・ナンシーとベルガモットのお酒をお土産に買いました。

そして、車は一路ランスへ。
17時半頃に到着。ホテルで一服して、街を少し散歩。
夕食には、主人は早速シャンパンを頼みました。

息子は長時間ドライブにもかかわらず、良い子でした。(ほとんど寝てた。)

翌日はランス観光です。


追記
後で知ったのですが、Saint-Nicolas de-portはサンタクロース発祥の地だそうです。
アルザス通信
Saint-Nicolas de-port