フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

砂遊び

2010-05-31 23:54:45 | 子育て生活
まだお天気が悪く寒いといいつつも、少しずつ暖かくなっているストラスブールです。

暖かくなってきてからは、外遊びの時間がぐ~んと増えました息子です。
最近のお気に入りは、滑り台と砂遊び。

滑り台は、家にも買ったのですが、一番近くの公園の滑り台も一人で階段を上がって滑ることが出来るようになりました。
お砂場では、お砂場セットも買ったので、スコップでバケツにせっせと砂を集めています。

砂遊びを始めたのは4月末。
5月中旬頃から、手にぶつぶつができ、痒がるようになりました。
1週間経った頃、手は真っ赤になり、腫れて触ると熱かったです。以前に小児科でもらった塗り薬をつけていました。この頃、咳と鼻水も出ました。
すると、赤みと腫れが減り、今度はすごくカサカサしてきました。あかぎれもできて尋常ではありません。まだ掻いています。

ネットで調べてみると、「砂かぶれ皮膚炎」というのがあるみたいです。
症状も経過も書いてあることと同じ。

かさかさがひどいので、小児科に行きました。
先生も知らなかったみたいで(フランスではこれくらいでは病院に行かないのか?)、ネットで調べてました。
結局見つからなかったのか(日本語だとすぐヒットするのに)、とりあえず、何かのウィルスだろうということで、しばらく砂を避けて、手をよく洗い、クリームを塗って、とハンドソープとクリームを処方されました。痒がるのでかゆみ止めの内服ももらいました。

日本語のサイトでは、治るのに1ヶ月と書いてありました。
現在2週間ですので、あと2週間もらったクリームをたっぷり塗ってやろうと思います。


P.S. 語彙も増えてきました。

DVD・TV「ビービー」、いちご「ちご」、お隣のマダム「マミー」、「いないいないばぁ」、「クックー」(coucou)、もしもし「あるー」(allo)、もう一回「あんこ」(encore)、など。
フランス語多いですね。。。

Pique-Nique

2010-05-24 15:06:56 | フランス
日曜日、Pfaffenheim プファッフェンハイムという村にある、Riefle というワイナリーが主催のPique-Niqueに行ってきました。ストラスブールから南へ1時間ほど走ったところです。


去年、Festi-festinでワインを買ったことがきっかけで、今回、招待状をいただきました。

9時半集合で、10時出発。
約2時間かけて、ぶどう畑を歩きます。

ただただぶどう畑ばかりです。

40~50人ほど集まっていましたが、いくつかのグループに分かれて歩きました。
一グループに一冊、問題用紙を渡されて、途中、問題に答えながらの散策です。
問題は、ワインに関することやその土地に関することです。けっこう、難しかったです。

ぶどうの枝がM字になっているのが分かりますか?これは、Riefle さんのやり方です。

先日までのドンヨリは何だったの?というように天気が良くて、日差しも強く暑かったです。
途中で、給水ポイントとして、ワインが振る舞われました。

こんな草原がありました。ドレミの歌を歌いたくなります。


昼食ポイントに着きました。
実は、昼食は各自持参だったのですが、そんなこと知らずに来たので、Riefleさんに分けていただきました。
飲み物は、もちろん、赤ワイン、白ワイン。クレマンもありました。(白、ロゼ)
この会に、もう一組日本人家族がいらっしゃって、その方にもおにぎりを分けていただきました。すばらしい巡り会いに感謝です。

昼食は12時~14時まで。
問題用紙を回収され、答え合わせです。まだ、全部書いてなかったのに。。。
その後は、また2時間かけてワイナリーに戻ります。
今度は、Riefle さんご主人が、畑と所々で立ち止まって説明をしながら、畑を下ります。

シャルドネの苗木だそうです。
アルザスワインにシャルドネはないので、ワインが出来たら希少価値高いです。


畑から見下ろすプファッフェンハイムの街です。

ワイナリーに着いた後は、chai 醸造所見学です。
これまたご主人の説明付きで、まだワインに仕上がっていないリースリングと、仕上がったリースリング、(前者はスチールのタンクから、後者は樽からそれぞれ直接出していただきました。)それと、ゲヴェルツトラミネを試飲しました。

暑かったので、クレマンがおいしかったです。
たくさん、お日様を浴び、自然を満喫してきました。
ヨーロッパのピクニックとは、日本人が考えるそれとは違い、かなり本格的に歩きます。みなさん、ヨーロッパのピクニックに参加されることがあったら、服装に注意しましょう。
私達は、また日焼けをしました。今年は真っ黒になりそうです。

Nuit des musees

2010-05-18 23:12:55 | フランス
15日土曜日の夜、Nuit des musees というイベントがありました。

いくつかの美術館や博物館、大学などが、無料開放されるイベントです。ただ開放されるだけでなく、ミニコンサートがあったりとちょっとした催しも行われます。
これは、ストラスブールだけでなくフランス全土で開催されます。
国を挙げて国民のためにこういうイベントが行われるって、とてもすばらしいですね。

で、私達は、毎年行っているのですが、(2008年は、PALAIS ROHAN パレ・ロアンと MUSEE DE L'OEUVRE NOTRE-DAME ルーブル・ノートルダム博物館、2009年は、MUSEE ALSACIEN アルザス博物館に行きました。)今回は、MUSEE HISTORIQUE DE LA VILLE DE STRASBOURG ストラスブール市歴史博物館に行きました。

無料開放時間は、19時30分から1時まで。
20時頃着きました。博物館の入り口前には、クラシックな車が2台(白と青)置いてありました。

メーカーは、EMILE MATHIS (エミール・マティス)。1880~1956まであったんだそうです。知りませんでした。同名のトラム駅がありますので、きっとそこにあったんでしょう。その名残か、その辺りには、TOYOTA、HONDA、HYUNDAIなどのお店が多いです。

中に入りますと、職員さん達が皆さん昔の衣装を着ていました。アルザスの伝統衣装ではなく、もっときらびやかな貴族が着ていたような衣装でした。(写真ない。ごめんなさい。)
中庭には、リラックスチェアーがいくつも置いてありました。ミニコンサートが開かれる予定のようでした。プログラムには、ヴィクトル・ユーゴーの詩と書いてありましたけどね。


このお城、グーテンベルグ広場にあったそうです。(裏側から)


(グーテンベルグ広場側から)


ロードオブザリングに出てくるような投石機もありました。
これは大砲の石の球です。


兜です。被れます。子供も大人もみんな被ってました。


昔は、量りが国で統一されてなく、各街毎によって違っていたそうです。
これは一番大きな量り。ビールジョッキのようになっています。


嫁入り道具だそうです。


土器など。穴が空いていて、手を入れて感触を確かめたり、重さを実感したり出来るようになっています。


大きな鐘です。叩けます。息子も叩きました。気に入ったようで、なかなかここから離れませんでした。


昔のストラスブールのジオラマです。
街の南側に、星形の所があったんですが、(今はありません。)きっと、今の ETOILE BOURSE エトワール・ブルスの辺りではないかと思います。(ETOILEは星。)なんの施設だったんでしょうか?
タッチパネルのモニターが何台か置いてあり、見たい箇所(有名な建造物など)をアップで見られるようになっていました。

続いてはクレベールコーナー。どのように彼が英雄になったか?などを説明していましたが、とばし読み。結局分かりませんでした。

クレベールさんの持ち物です。

あまり、期待していなかったのですが、展示品に触れたり、クイズもあったりして、参加型の博物館で、面白かったです。

この後、ストラスブール市民病院の解剖学のmuseeに行きました。
何が置いてあったかにはあえず触れないことにしますが、以前はそういうのを見ても平気だったのに、何だか気持ち悪くなりました。
子供がいるからかな~。見ていると切ない気持ちになってきました。

一大学の所蔵としては規模が大きい方なのかどうかよく分かりませんが、一般に開放するのは、いいことですね。


サントリーニ島

2010-05-06 22:44:29 | 旅行
5月1日はメーデー。フランスではFETE DU TRAVAIL で、交通機関も全て止まります。
ギリシャでは、ちゃんとトラムやバス、動いていました。驚きです
島行きのフェリーは運休でしたけどね。
広場では、音楽隊が演奏していたりして、なにやらお祭り模様でした。

空港行きバスに乗り、空港へ。
アテネからサントリーニ島までは約50分のフライト。
船で行くと8時間かかるのに、早いです。

サントリーニ空港から、宿泊地フィラまではタクシーを使いました。
フィラまで行くドイツ人の初老夫婦と一緒に相乗りしました。

今回泊まったのは、villa ヴィラという食事なしの本当に寝るだけの所でした。
シャワーはタイル張りできれいでした。

宿に荷物を置いて、フィラを散策。
フィラの西側は崖になっていて、そこに洞窟のようなホテルやレストランが段々畑のようにびっしりと建っています。
その小径を北の方、イアの近くまで、1時間くらい歩いていきました。
サントリーニ島には、白い壁の建物、青い屋根の教会が多数あります。

その青がきれいなんです
青い屋根、青い空。

そして、

青い海。

このステキな教会の側のカフェでランチ。
主人はホットサンド。私はチーズとハムのクレープ。
ランチ後、また1時間かけて宿に戻りました。

汗をかいたのでシャワーを浴び、結婚式のために着替えて、結婚式へ。
式は17時半からでしたので、サンセットの時間にはかなり早かったのですが、太陽の下、式は執り行われました。ギリシャ伝統?音楽隊が演奏してくれました。バイオリン、太鼓、歌の3人でした。賓客は身内だけのシンプルなものでした。
日本で披露宴をするので、式の模様はビデオで流すそうです。

式の後、新郎新婦はロバに乗り、フィラの街で写真撮影。
前述したように、海までは崖なので、フェリー乗り場まではケーブルカーか徒歩か、ロバです。

写真撮影の後は、いとこが泊まっているイアのホテルに、サンセットを見に行きました。

イアです。フィラは観光地でごちゃごちゃしていますが、イアは一面、しろい建物ばかりです。とてもキレイでした。


どうですか~?
夕焼けキレイですよね。


イア。

日没後にフィラにバスで戻り、夕食へ。
サントリーニ島では、魚介類を食べると決めていたので、
私は魚介のスープ、イカの詰め物グリル。主人は、ギリシャサラダとエビのグリル。それと、サントリーニ島産の白ワイン。サントリーニ島には、ワイナリーもあるんですよ。ワイナリー巡りツアーなんてのもあります。
どれもおいしかったです。

翌日は、朝からフェリーに乗り、火山ツアーに行きました。
カメラをスーツケースの中に忘れたので、火山ツアーの写真はありません。ごめんなさい。
サントリーニ島は、三日月型になっていて、真ん中に他の島があります。そこが火山です。地図はコチラ。
阿蘇山と同じでカルデラです。三日月のところが、阿蘇外輪山。草千里は、海の底です。

火山で降り、山歩き。溶岩の黒い岩と砂だらけで、歩きにくかったです。
上からは太陽が降りそそぎ、下からは火山の熱気で、暑かったです。
家族全員、日焼けしました。
頂上のビューポイント近くに、穴が空いていて、98℃の蒸気が出ていました。危険
頂上からの眺めは最高です。360℃ぐるりと、サントリーニ本島がこの島を取り囲んでいるのがよくわかります。何回もぐるぐる回りました。

また、船に乗り別の島へ。
途中、島の海辺の教会の所で、船が停まりました。写真撮影のためと、泳ぎたい人は教会まで泳いでいました。

別の島に到着して、昼食。ココで食べたトマトボールという、トマトの入った衣の多いかき揚げみたいなのがおいしかったです。

そして、水着を持ってきていたので、息子、海デビューです
砂浜ではなく、小石の海岸でした。
水はまだ冷たかったのですが、ヒーと言いながらも、水をバシャバシャさせたり、石を拾って投げたりと楽しそうでした。
日差しが強いので、体が冷えても陸に上がって日光浴していたら、すぐ暖かくなります。

出航の時間が来たので、船へ。
帰り、ノロノロ運転しているので、何かと思ったら、この船、船底がガラス張りなんです
海底を見ることができました。

フィラに戻り、タクシーで空港へ。
空港ホテルに泊まり、翌朝6時発フランクフルト行きの飛行機に乗りました。
機内食も出ましたが、寝ていたので食べ損ねました。
空港で朝食を取り、バスに乗りストラスブールへ。14時過ぎ帰宅しました。
バスでもずっと寝てました。

ストラスブールに帰ってきたら、お天気悪く、寒いです。
今日なんて8℃です。また冬に逆戻りですね。。。コート出しました。

今回の旅、たくさん太陽を浴びて、気持ちよかったです。
やはり、太陽は必要ですね。フランス人が、バカンスで南に行く気持ちが分かりました。

ギリシャに行ってきました。

2010-05-05 23:20:19 | 旅行
5月1日に、いとこの結婚式が、ギリシャのサントリーニ島であったので、行ってきました。

せっかく、サントリーニ島に行くので、アテネ観光もしてきました。

4月29日、朝、ストラスブール発のバスに乗り、フランクフルト空港へ。
空港でお昼ご飯。日本人の方が、日本食を作っていたので、久しぶりにお寿司食べました。
14時のフライトでアテネへ。3時間のフライトです。
機内食が出たのでしっかり食べました。
フランスとは+1時間の時差があります。
アテネ空港からアテネ市内まではバスで約1時間。
ホテルにチェックインして、街を散策。

その時撮ったパルテノン神殿です。

大理石の床のギリシャ正教会があったのですが、息子がつるつると滑ってコロンと転んでしまいました。(でも泣きませんでしたよ。)かわいかった。

夕食は、ギリシャ料理
細長いスパイスの効いた肉団子にヨーグルトソースがかかったもの。
ムサカという、ナスとミートソースのグラタン。
サラミが中に入ったパイ。
ギリシャサラダ。FETAチーズが乗っていました。
そしてギリシャ赤ワイン。主人はギリシャビールも。

翌日は市内観光。
まずアクロポリスの丘へ。

パルテノン神殿(またもや工事中)や、アテナ・ニケ神殿があります。


丘からの眺めです。

日差しが強く、丘を登る時は暑かったです。でも、登ると風が強く、寒かったです。息子の分はちゃんとパーカーを持って行ってて正解でした。


長年の風雪に耐え、ずれています。
神話の時代から続いている場所がこの世にあるんだな~と感動。
今にも神様が出てきそうでした。

街に降り、昼ご飯。私はハンバーガー。皿に盛ってあり大きかったです。主人はシーフードサラダとビール


古代教会の跡です。パルテノン神殿が見えます。

市内観光のミニバスに乗りました。狭い路地をバスがすすみます。
でも、ストラスブールのミニバスと違い、観光名所と言うより、お土産ショッピング通りを通っていました。都会の下町という感じ?
アクロポリス博物館の前でも停まりました。ここは、入り口の所にも遺跡があって、少しだけ見てきました。

バスに乗った後は、ゼウス神殿へ。

でも、ココ15時で閉まったので、入れませんでした。だから外観だけ。

ホテルへ休憩しに戻る時にも、幹線道路脇に遺跡がありました。古代のお風呂の遺跡でした。
街の至る所に遺跡があるのですね。掘ったら何か見つかるかも?

ビザンチン博物館にも行きたかったのですが、ココも15時まで。
ギリシャ閉まるの早いよ~

そして、リカヴィドスの丘へ。
18時頃着いたのですが、夕日を見るため20時過ぎまで、カフェでギリシャコーヒーを飲みながら、待ちました。
風が強く、寒かったです。
でも。。。。



待った甲斐がありました。
すばらしい夕日です。街も一望できるし、眺めも良いし最高です
高いところ好きです。

夕食は、鶏肉のグリルとメニューに書いてあったけど、たぶん、スブラキという串焼き。レモンをかけて食べます。主人は仔牛の煮込み料理。

息子は、今日も一日たくさん歩いたので、楽しかったようです。
明日はいよいよサントリーニ島です。