フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

Cave Historique des Hospices de Strasbourg

2010-03-30 23:14:41 | フランス
ワイン無料試飲会、Cave Historique des Hospices de Strasbourgに行ってきました。



ストラスブールには、Hopitales civils という病院があるのですが、そこはワインカーヴを持っているのです。
アルザスのいろんなワイナリーからワインを買い、自前のカーヴの樽で熟成させ、Hospices de Strasbourg ブランドとして売っています。
病院が畑を持っていてワインを作っているわけではありません。(ボーヌのオテルデューは有名ですよね。行ってみたいところです。)

各ワイナリーからは、宣伝になるので病院に「買ってくれ」と持ち込まれることもあるそうです。
おかげでたくさんのワイナリーのワインがあり、街の酒屋では見つからない物も、ここに来れば、見つかるとか。

なにせ、このCave Historique des Hospices de Strasbourg、実に600年の歴史があるのです。
で、歴史を物語る物がコチラ。

1472年産のワイン世界最古らしいです。
リースリングなので白ワインです。

こんな古めかしい樽に入っています。
でも、飲めません。
熟成しすぎて、人体に悪い成分が増えてしまっているそうです。
しかし、このまま置いておくにしても水分とアルコール分は蒸発していってしまうので、液量を保つために、水とアルコールを補充しているそうです。
ワインを足してしまっては、それは1472年産のワインとは言えなくなるそうで。


樽の中身。
白ワインなのに、こんな色になっています。

試飲会はだいたい月一回行われていて、試飲できるワインは毎回違います。
今回は、飲んだ中で一番おいしかった、甘口のゲヴェルツトラミネを一本購入しました。
このゲヴェルツトラミネ、甘いだけでなくスパイシーなのです。
おもしろいですよね~

また来月あるので、行こうと思っています。
次はどんなワインに出会えるかな?


ピンクー

2010-03-27 18:29:50 | 買い物
ピンク色のトマトに出会いました。

日本語で「ピンクの」と書いてあります。
フランス語で”pinkooとは日本語でピンク”と書いてあります。フランス語でピンクは、rose ローズです。

厳密に言うと、日本語でピンクは、「桃色」だし。と思ったのは私だけでしょうか?


左が普通のトマト。右がピンクトマト。小さいのはミニトマト。
写真がへたなので、あまり違いが分かりませんね。。。
実際はほんのりピンクでした。

味は、あっさりしていました。
でも、日本人ってピンク好きですよね。きっと日本では流行るのではないかと思います。

あばー

2010-03-21 12:51:43 | 子育て生活
たまには息子の成長のことを書きたいと思います。

年末に日本に帰った頃から、いろいろと言葉が出てくるようになりました。
「ママ」「パパ」に始まり、「わんわん」「ノンノン」
最近は、「ココ」「チッチ」「みみ」「いないいない、ばあ」など。

そして、ついに息子も「あばー」と言い始めました。
「あばー」とは何か?と言いますと。

フランスでは、スーパーのレジの人にも「Bonjour」(こんにちは)「Au revoir」(さようなら)と言います。
カタカナであえて発音を書くと、Bonjour はボンジュール、Au revoir はオルヴォワール、なのですが、"r"の発音は小さくあまり聞こえません。
ですので、Au revoirは私達の耳には「オーヴァー」に聞こえます。

手を振りながら「あばー」という姿はかわいいですよ。



でも、ここ最近、よく泣くのです。
たぶん眠いときによく泣いていると思いますが、抱っこしても、TVをつけても、水を流しても、ベランダに出ても、冷蔵庫を開けてもダメ。水もミルクも飲みません。
興味のあることに気を引かせて、なだめようとするのですが、全部ダメ。

昼間はベビーカーに乗せて、散歩させていると自然と寝てくれるのですが、夜はそうも行きません。
毎晩、大変です。全然泣きやまないのでこっちまでイライラして悪循環。いけませんね。
少し前までは、ミルクを飲ませたら眠くなって抱っこしていたら寝てくれていました。こんな事なかったんですけどね~

どうしたらうまく寝てくれるのかな。。。

TV

2010-03-17 00:03:28 | フランス
3月いっぱいで日本に帰国される方から、TVをいただきました。
我が家は、france telecom 通称 Orange のインターネット+電話+TVが込み込みのサービスに契約しています。
これで見ると、通常より多くのチャンネルが見られます。
もちろん、たくさんお金を払えば、見られるチャンネルはもっと増えます。

日本のアニメもフランス語吹き替えになって放送されています。
人気なのはドラゴンボールZ。他にも、GT、ポケモン、ナルト、ブリーチ、遊戯王、小公女セーラ(フランス語タイトルは、Princesse Sarah プランセス・サラ)、ベルサイユのばら、など放送されています。

フランス語の勉強のために、いろんな番組を見たいと思います。

Babyチャンネルもあります。
ボールが跳ねたり、蝶が飛んだり、大人には面白くもなんともない映像が音楽とともに流れています。歌はめったにありません。
これに、息子がくぎづけ
「あっ」とか「おぉ~っ」と言いながら見ています。
洗い物とかするとき、大人しく見ててくれるので、すごい助かっています。
フランスにも子供向け番組があって良かったです。

チョコ祭り

2010-03-07 23:50:12 | フランス
wacken の会場で行われているchoco'crocというイベントに行ってきました。
パリではサロン・デュ・ショコラが毎年行われていますが、それのストラスブール版です。

当日は朝から雪
一度止んで晴れ間も出ましたが、また出かける時に降ってきました。
ここ最近、少し暖かくなってきたと思ったのに。。。しかし、この冬はよく雪が降りました。

wackenの駅で友人と待ち合わせして会場へ。
入場料一人6ユーロ。ネット申し込みするともう一人分タダになります。
会場では、ストラスブールとストラス近郊の街のパティスリーやショコラティエーがお店を出していました。
そして、試食させてくれます。


ショコラ・ショーのスティックがたくさん
これを温かい牛乳に溶かしてショコラ・ショーのできあがり。


カラフルなチョコ達。
ローズ味、マンゴー味、レモン味。いろいろあります。


様々な型もありました。


会場の真ん中には、コンクールに出されているチョコの作品が展示してありました。
お客さん達が審査員です。紙に記入して箱に出していました。
でも、あまり繊細なのはありませんでしたね。。。ラジカセの形とか面白いのはありましたけど。


イースター用にこんなかわいいチョコも。

お菓子作りのデモンストレーションや、チョコについてのちょっとした説明会、レストランコーナーもありました。
徐々に人が混んできました。しかし、会場の四隅が変にスペースが空いていました。セッティング失敗したんでしょうか。。。出店者が少なかった?

こういうお祭りでは必ず?あるのが、子供達の顔にペインティングするマキアージュ
猫やネズミ、チョウチョなど描いてもらえます。
友人の子供達も描いてもらいました。

一通り廻って、ショコラ・ショーを飲みました。料金は各店によって異なっていて、1ユーロから4ユーロまでありました。私達は一番安い1ユーロを飲みましたが、おいしかったです。
以前、マルシェ・ド・ノエルで飲んだショコラ・ショーは、はっきりいってココアでしたが、今回飲んだのはちゃんとチョコレートの味がしました。

今回、買った物。


抹茶チョコ。お茶専門店も出店していて、そこで売られていました。
ドイツ産。恵子ブランドです。有名なんでしょうか?


チョコフレーバーが付いているワイン。赤を買いましたが、白も売っていました。試飲させてもらいましたが、味もなんだかチョコの味?


ショコラ・ショーのスティック4本組。

チョコ三昧で楽しかったです。
やはり、スウィーツには魅力がありますね。

うさぎ

2010-03-06 18:57:18 | 料理
Lapin 兎が安かったので買ってみました。
1kg4.99ユーロ。一羽で6.5ユーロくらいでした。

腿だけとか、腕だけでも売っているんですが、一羽の方が安いです。
もちろん、一羽なので、腿2本、腕2本、胴体、肝、そして頭も付いています
前歯が上下2本ずつ、舌がベロンと出ていました。写真はグロテスクなので載せません。
私が買ったのは、切断されている物でしたが、つながったままの状態でも売っています。。。

で、お料理ですが。
civet シヴェという赤ワイン煮込みが有名ですが、作り方を知らないので、新聞に載っていた "Cocotte de cuisses de lapin" 「兎のもも肉のココット煮」を作ってみました。

材料(2人分)
・兎の腿 4本
・バター 50g
・『ratte』ラットというジャガイモ 12個
・セロリ 1本 
・ローズマリー 1本
・乾燥トマト 3個
・種抜きグリーンオリーブ 12個
・トマト水煮 500ml
・ニンニク 1片
・タマネギ 1個
・塩、こしょう

作り方
・タマネギとニンニクの皮を剥き、スライスする。ジャガイモを洗い、こすってキレイにする。(皮は剥かない。)セロリを洗い、輪切りにする。乾燥トマトを適当な大きさに切る。
・ココット鍋にバターを溶かし、タマネギに軽く焼き色をつける。続いて、兎の腿を入れる。それを、各面5分ずつこんがり焼く。
・トマトの水煮、セロリ、乾燥トマト、グリーンオリーブ、ニンニク、ローズマリーを加える。
・塩、こしょうをして、20分コトコト煮る。
・次にジャガイモを入れ、続けて30分煮る。
お皿に盛って、召し上がれ

今回、ジャガイモはratteではなく、普通のジャガイモを皮剥いて切って使用しました。トマトの水煮も使わず生トマトを使用しました。(分量を間違えていた。。。フランスでは500mlではなく50clセンチリットルと言うのです。)
レシピではもも肉だけですが、一羽買ったので全部使いました。
味はおいしかったです。お肉も柔らかく出来上がりました。


ただ調理中もの凄くくさい
兎小屋のにおいがしました。

味は良かったんですけどね~
何で臭いのかな??
誰か臭くならない方法を知っていたら教えてください。