フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

マロニエ

2009-04-26 18:15:35 | フランス
マロニエの花が咲き始めました。空は晴れていい天気が続いています。いい季節になりました。

去年の5月、こちらに来た頃にもマロニエの花が満開でした。
早いもので、もうすぐ1年になります。

この1年で、家族が1人増えたけど、フランス語はあまり上達していません。聞くのは少し慣れてきたかな?
最近は、3人であちこち出かけるのが楽しみです。


マロニエは、日本では全然知らなかったけど、こちらにはたくさんあるので、有名な木なのかな?
小さい花がいっぱい集まって大きな花に見えます。
白だけでなく、ピンクもあります。


このマロニエ、花が終わると実を付け始めます。
この実が面白い形をしているのです。また、実がなったら写真載せますね~

追記;たんぽぽの綿毛も飛び始めました。
窓を開けていると、家の中にもたくさん入ってきて飛んでます。
掃除の時、部屋の隅にごっそりたまっていてびっくりしました。

ネスレ

2009-04-19 15:03:01 | 買い物
今、うちにあるネスレ商品の数々です。

日本ではネスレと言えばコーヒーのクリームくらいしか思いつきませんが、こちらではたくさんのネスレ商品に出会います。

コンデンスミルク、ヨーグルトはもちろん、粉ミルクやベビーフードまで。
ベビー用ミルクには、野菜スープや果汁が入っているものもあります。(紙パック入りです。)
粉ミルクはこちらでも他メーカーより人気があるようです。

前回の旅行時に持って行ったのですが、調乳しないでいいミルクは便利ですね。
開けてほ乳瓶に入れるだけ。500mlで1.2ユーロでした。

まさに”所変われば品変わる”ですね。

ノイシュヴァンシュタイン城②

2009-04-17 17:31:17 | 旅行
2日目は、メインのノイシュヴァンシュタイン城へ。

入場チケットはホテルが取ってくれました。前日に行きたい時間をフロントに伝えておけば、その時間のチケットが手に入ります。自分でチケットセンターに並んで取ると3時間待ちとからしいです。

予定時間は10時15分からでしたので、9時過ぎに馬車でお城を目指しました。
息子も馬を怖がることなく大人しく主人の膝の上に座っていました。馬がおならをしてくさかったです。景色は、まだ春が来てないのか花は咲いていませんでした。

チケットに印字してある番号が電光掲示板に出ると入場できます。城の内部はグループのガイドツアーになってます。入り口で、日本語の音声ガイドを受け取ります。

お目当てのノイシュヴァンシュタイン城の外観は、森の中にひっそりと建つシンデレラ城のイメージそのままです。
でも、中は違います。
中世の城の形をしていますが、19世紀に建てられた物。新しいんです。バイエルン国王のルードヴィヒ2世が建てました。
彼はワーグナーが大好きで、お城の内部はワーグナー一色です。オペラの場面の絵が壁一面に描かれ、オペラに登場する洞窟やダンスホールがありました。
趣味の城ですね。日本だと、お風呂に滝を作ったりする感じでしょうか?
お城が完成する前に、ルードヴィヒ2世は謎の死を遂げたので、城の中に生活感がありませんでした。(住んだのはわずか172日)
使用人の部屋、キッチンは広かったです。大きなオーブンや肉を焼く回転グリル、レンジは、今とほとんど形が変わりません。当時の最先端だったらしいです。

↑ノイシュヴァンシュタイン城からの眺めです。黄色い城がホーエンシュヴァンガウ城です。

お城を出たあと、マリエン橋に向かいました。マリエン橋からの眺めが撮影ポイントだとガイドブックに書いてあったからです。
着いてみると
なんと!お城に工事中の幕が掛かっているではありませんか
でも撮影したので一応載せておきます。


しかし、観光客はアジア人が多かったです。ヨーッロパ人の多くは家でイースターをお祝いしてますもんね。

帰りは、山道をのんびり歩いて下るつもりでしたが、しんどいのでバスにしました。
ホテルのカフェで昼食をすませ、次はホーエンシュヴァンガウ城
ノイシュヴァンシュタイン城と同じく、グループでのガイドツアー。
ルードヴィヒ2世の父マキシミリアンが、廃墟になっていた城を見つけ、建て直した物。
こちらは、女王の部屋や子供の頃のルードヴィヒ2世の肖像画などがありました。王の部屋から女王の部屋への隠し扉もあり、面白いです。
やはり、ワーグナーのオペラ場面の絵もありました。こちらにはワーグナーが泊まったそうで、部屋が残っていました。ルードヴィヒ2世は建設中のノイシュヴァンシュタイン城をこの城から見ていたそうです。
息子はお城見学中も抱っこひもの中でご機嫌で、手を伸ばして隣の人を叩いたりしていました。
このお城のふもとからアルプ湖がきれいに見えます。


近くに世界遺産のヴィース教会があるので寄って帰りました。
キリストの像が涙を流したということで、奇跡の教会と呼ばれています。
中は撮影禁止なので外観だけ。


外は質素な感じですが、中は壁も天井もロココ調の天使の絵が描かれていました。
ちょうど、オルガンコンサートが行われており一曲聴いて帰りました。

帰りの車の中で、息子は30分くらい泣き続け、泣き疲れて寝てしまいました。3時間近くも眠っていましたよ。

3人での初のお泊まり旅行。とっても楽しかったです。
大満足です。


ノイシュヴァンシュタイン城①

2009-04-16 00:12:14 | 旅行
イースターの連休でノイシュヴァンシュタイン城に行ってきました。

今回は、フランスに来て初のお泊まり旅行。しかも赤ちゃん連れ。
不安と期待で胸いっぱい。ワクワクドキドキで行ってきました。

土曜日の朝9時過ぎに出発。お天気は快晴
途中アウトバーンのパーキングエリアで小休憩、授乳しながら、車は軽快に走行していきます。風景も畑から牧場に変わり、だんだんとアルプスの山が近づいて来ます。雪もまだ残っています。4時間半ほどでホテルに到着しました。
ホテルは、フュッセン市内ではなく、お城のあるシュヴァンガウにとりました。チケットセンター、お城への馬車乗り場のすぐ近くです。市内からは4kmほど離れています。
昼食にホットドッグ?を食べました。
ソーセージをパンに挟んだだけのシンプルな物でしたが、ソーセージはパリッ、パンもカリふわでおいしかったです。ソーセージは牛と豚がありました。

それからフュッセン市内観光。
見所は、ホーエン城、教会と博物館。
お城はお庭が広く、良い散歩コースになっていました。レヒ川の川辺にも降りられます。ちょっとした美術館がありました。
教会は外見は赤。内装は白く金ぴか。ストラスブールのカテドラルとは全然違います。宗派によって違うのでしょうけど。日向は暑いくらいですが教会内はひんやりとしていて寒いくらいです。しかも、小さい町なのに教会がいくつもあります。
博物館には、リュート、ギター、ヴァイオリンなどの製造過程の展示がありました。フュッセンはヨーロッパでのリュート製造の中心地だったそうです。

市内で珍しいお菓子を見つけました。クッキー生地をボール状にして焼いたお菓子です。周りにチョコがかかっています。ちょっと食べにくい。。。(大きさはソフトボールくらいです)


イースターの卵を子供に配っている人がいました。近づいて息子ももらいましたよ。

ホテルに戻り、授乳、休憩をして、夕食は20時。
お皿にお城の絵が付いています。

私は鹿のステーキ、ジャムをつけて食べるんですよ。おいしかった。
主人はラムのロースト。柔らかかったです。

そして夜のお散歩。やっぱり夜は冷えます。
ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城がライトアップされていてきれいでした。

↑ホーエンシュヴァンガウ城(ちなみにホテルの部屋から撮りました)

↑ノイシュヴァンシュタイン城
そして明日はいよいよノイシュヴァンシュタイン城へ

shimeji

2009-04-09 20:00:54 | 買い物
昨日、マルシェで見つけました
シメジです。そのまま、shimeji と書いて売ってました。
即買いです
あと、エノキとエリンギもありましたが、エノキは茶色くて短い。。。エリンギは韓国産。で、買いませんでした。

フランスにもいろいろキノコ類はあるのですが、(pied de mouton 羊の足なんて名前のキノコがあります)日本でお馴染みのキノコはなかなかありません。たまに、スーパーにありますが鮮度がイマイチ。。。

昨日は塩こしょうで炒めて食べました。おいしかった~


新作コレクション

2009-04-08 18:53:19 | フランス
1ヶ月ほど前のことですが。
街を歩いていたら、『新作コレクション』の文字が目に飛び込んできました。
「そうか~、新作の春物が出始めるのね~」と一瞬思いましたが、ここはフランス。
なぜ日本語が
このCAROLLというブランド、私は知りませんでしたが、フランスのブランドなのでしょうか?
だとしたら、日本ってすごいですね。
ショウウィンドウに書いてあるのは、フランス語、日本語、あと一つは何語でしょうか?(ドイツ語?アルザス語?)
3つの中で、日本だけ遠く離れたアジアの国なのに。

フランスには、日本が好きな人が多いようです。
日本の漫画はたくさんフランス語に訳されてます。

以前、トラムに乗っていたら、中学生くらいの女の子にフランス語で「日本人ですか?」と聞かれました。その子は日本が好きなので日本語が少し話せると言っていました。別れ際、「じゃあね!」(日本語)と言われました。

こんなに関心を寄せられているんだから、私も頑張って、日本のことをいろいろ紹介できるようになりたいな。

イースターその2

2009-04-04 15:50:27 | フランス
スーパーのイースター用のチョコ売り場です。
広すぎて画面内には収まりきれませんでした。。。どれだけあるのか。。。
よく見えないですが、かなり大きなチョコもあります。
50cmほどのうさぎ、バスケットボールほどの卵形チョコ。。。何人くらいで食べるんでしょう

イースターに関連して、チョコだけだなく、飾りも売っています。
卵形のろうそくや、蝶やテントウムシのモビール。これらを飾って春を呼び込むんでしょうね。

イースター

2009-04-04 15:35:31 | フランス
4月12日はイースターです。フランス語ではPaques パークと言います。
春分後の初めての満月の次の日曜日で、毎年変わります。
そして、le lundi de Paques と言って、月曜日もお休みです。そしてなぜか金曜日もお休みです。金土日月と連休になります。

学校は2月末~3月始めまでお休みだったのに、またお休みです。
フランスでは、2~3ヶ月に2週間のお休みがあるのです。次は、メーデー5月1日ごろにまたお休みがあります。その次はもう夏休みです。(6月末)

で、写真はイースター用のチョコの数々。
これらを親が庭に隠しておいて、当日の朝、子供達が見つけるのだとか。
卵形はもちろん、うさぎ、にわとり、魚などの形のチョコが売っています。
見ているだけで何だかウキウキしてきます。
イースターが終わると本当の春が来るんでしょうね。

OTAN

2009-04-02 16:52:30 | フランス
今週末の4月3日(金)・4日(土)に、ストラスブール市及びドイツのケール市、バーデン・バーデン市共催で、NATOのサミットが開催されます。開催期間中は、約9千人の警察・憲兵隊が動員され、特別警戒体制が敷かれます。4万人~6万人の反NATO勢力によるデモが予想されるそうです。

そういうわけで、今週に入ってから、街にはバリケードがあったり、警官や軍人さんがあちこちにいます。ヘリコプターも1日に何機も飛んでいます。学校も今週はお休みです。
会議場の近くは住民以外立ち入り禁止になり、今日の午後から一部トラムも動かなくなります。
今日は午前中に週末の買い物を済ませ、明日からは家にこもります。せっかくのいいお天気なのに~
天気予報では、19℃まであがるとか。ようやくストラスブールにも春が来た感じです。桜も咲き始めました。

さて、タイトルのOTANですが、これはNATOのフランス語です。
英語では、North Atlantic Treaty Organization
フランス語は、形容詞は後ろから修飾するので、Organisation du traite de l'Atlantique nord
フランス語では、DNAもADNになったり、略語の順番が微妙に変わってくるのだけど、完全に逆さまというのも面白いですね。決して、フランス人が言葉遊びをしているわけではないのです。

ちなみに、発音は”オタン”です。。。