上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

地底博物館

2006-05-05 18:15:32 | Weblog
地底博物館「鯛生金山(TAIOKINZAN)」に行きました。Wカップのカメルーンが宿泊地にした中津江村にあります。すばらしい施設でした。明治27年発見。イギリス人のハンスター氏や多くの鉱山会社を経て、昭和47年に閉山するまで80年間。東洋一の黄金郷と謳われました。約800mの坑道はひんやりとしていました。雰囲気がどことなくエキゾチックです。坑内のトロッコや機械や人形はいまにも動き出しそうです。坑道外にも砂金採り体験場やオートキャンプ場などがあって施設全体を楽しめるようにしてあります。イギリスの同様の施設のある都市と姉妹提携をしていて、工夫のあとが随所に見られました。作業員の人形の8割がイケメン外国人なのが面白かったです。


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2 コメント

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日光足尾銅山 (オイカワ)
2006-05-06 08:47:16
修学旅行の雨天コースで足尾銅山へ行くことがあります。坑内を途中までトロッコに乗って、後半は徒歩で見学します。ここの人形ははかなりリアルな坑夫で悲壮感がただよっています、疲れきって額には泥がついていたりします。

3日の夜中の2時に渋滞覚悟でおにぎりと簡易トイレを積み込んで宮城県へ向かいました。東北自動車道は前の晩10時から渋滞が続いているとラジオで聞きため息がでました。5日の帰りは渋滞40キロと予想されていたのですが、3日の渋滞に懲りた人が日をずらしたのか、渋滞もなくスムーズで肩透かしでした。気仙沼は寒くて驚きましたが、そのおかげで桜も満開、お約束のお花見を田束山(たつがねさん)でしました。
悲壮 (上條)
2006-05-07 18:06:58
わたしも過去に足尾銅山を含めていくつかの鉱山跡地を見学したことがありますが、確かにどれも悲壮なものが多かったです。それらの鉱山跡地の施設と比べると鯛生金山は圧倒的に明るいです。イギリス人が開発したからだけではないような気がします。坑夫の顔には「疲れ切って額に泥」がついているというのは一つの見方のような気がします。鯛生はそれとはちがった見方でつくられていたので新鮮で面白かったです。