上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

模擬授業

2005-11-04 20:26:03 | Weblog
教育実習指導で模擬授業がはじまりました。1人5分間ですが、全員が授業者を体験します。テーマは「導入」です。犬のぬいぐるみを使ったパフォーマンスやゲームを活用した聴き方指導や県名指導など。技術は拙いけれども、テンションは高いです。なかでも面白かったのはウサギの耳や寿司屋の帽子を使って教師がなりきって進めるタイプの授業です。学生たちがどんどん引き込まれていくのがわかります。教室の空気も変わります。大学の模擬授業は展開法を学ばせる20~25分が多いようですが、5分も完全にアリだと思います。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JJ)
2005-11-04 21:23:51
 こんばんは。JJです。いつもお世話になっています。初めて,コメントを書き込みます。

 

 ぬいぐるみとかのグッズは効果的ですね。



 私は以前,算数のTT教員をしていた時に,人形(パペット・マペットのようなもの)を使って,二人で(?)会話をしながら,わざと誤答を言ったりしながら授業を進めました。低学年だったので,よく集中してくれました。

 まちがった答えを言うんじゃないかと不安になって,発言できない子も,うまく取り込めたかなと思います。



>5分も完全にアリだと思います。



 そうですね。最初に「ツカミ」がないと,引き込めませんね。



 唐突に板書,しかも,意外な言葉。とか,ね。



 いつも,ブログを拝見させていただいています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
返信する
導入の分類 (上條)
2005-11-04 22:04:52
JJさん、コメントありがとうございます。

学生たちに配った導入の説明プリントでは導入について次のように説明をしました。

「(導入とは)1時間または1単元の授業の冒頭で、子どもたちの興味・関心を授業内容に引きつけることを主な目的として行われる部分。(学問的な確認事項)ただし、最近は、子どもたちの授業冒頭の緊張感が低下しているため、授業内容と関係なく、教師自身へ目も向けさせる活動をする必要が出てきている。「ツカミ型導入」である。(現場的な対応)」

テーマの「導入」は昨年に続いて2度目です。この間、「導入」をテーマにした本が2冊も出ました。学生たちにも、その2冊を紹介しています。ちなみにその5年前に拙編著「授業導入ミニゲーム集」を出しました。この本も学生たちに紹介をしています。
返信する