上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

バンコク日記6

2008-08-31 00:34:59 | Weblog
ロビーでしばらくぼんやりしていましたが、無目的に歩き始めることにしました。スクンウィット通りをウォーキングです。「旅行者と在住外国人の町」と言われています。外国人旅行者向けにTシャツや雑貨などの土産物の露店が並んでいる通りは、とにかくごちゃごちゃしています。前にチャットチャックという巨大マーケットの雑踏で「この店舗、もう少し整理したら便利なのに」と新婚カップルの男性の方が呆れ声で言うのを耳にしました。その思いに大いに共感します。しかしその意見には大反対です。「このごちゃごちゃがいいのに!整理されていないところが面白いのになあ!」。バンコクの面白さはこの混沌にあると思っています。昼の時間はさすがに冷房のきいた百貨店などで涼んだり、タイ古式マッサージの店で休憩をとったりしましたが、あとの時間は自分でも驚くくらい精力的に歩きました。外国人の多い地区とはいえ、次から次に外国人と会います。前にバンコクで日本語教育をしている先生に会って話を聞いた時は「このあたりは日本でいうと広尾に近い」と教えてもらいました。が広尾よりずっと外国人密度が高いです。帰りがけマンボの看板を発見しました。タイで人気のエンターテインメント、ニューハーフショーの店の1つです。初めてタイに来た夜、ガイドのターさんに勧められて連れと一緒に入った店です。ネオンとニューハーフの妖しい美しさだけが記憶に残っていますが、こんな目抜き通りにあったんだと改めて思いました。しかもまだ明るい中で見ると、建物はむしろ殺風景なだけの四角い白い建物です。無目的に歩き始めましたが、バンコクに初めてきたときのドキドキ感を思い出すことが出来ました。

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