上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

バンコク日記3

2008-08-31 00:33:23 | Weblog
地下鉄フアランポーン駅からチャイナタウンに向かって歩きはじめました。下町工場がずっと続いている通りです。「ここがタイの経済を支えてるんだな」と感激しながら歩いているとチャイナタウンに向かう地図にない通りの名前が現れ始めました。なかなかそれらしい通りに出ません。少し焦りはじめたところでホリデーイン・シーロムという聞き覚えのあるホテルを見つけました。ガイドブックで確認すると完全に二駅は離れてしまっています。まったく見当違いの場所にきていました。ぼんやりしていたんですねえ。仕方がないのでタクシーで逆戻りしました。地図を指差して場所の分かるチャイナタウンのド真ん中「7月22日ロータリー」まで連れて行ってもらいました。そのロータリーからならヤワラート通りというチャイナタウンのメインストリートまで目印になるホテル2つをたどれば確実に行けます。がちっとも確実ではありませんでした。なんとなくヤワラート通りらしい場所には辿りついたのですが、2つ目の目印ホテルがまったく見つかりません。すでにそれなりの暑さの中を合計3時間はさまよい歩いています。水分補給もしていません。本気で身の危険を感じて、通り沿いのホテルの一つに飛び込みました。そこで遅い食事をゆっくり取りました。街外れにある花市場だけを見学して三輪車トゥクトゥクに乗ることにしました。ところが出発地点のフアランポーン駅が通じません。連呼してもダメです。さっきのタクシー運転手には通じたのになあ。「電車、電車!」と言ってようやく納得してもらいました。ところが随分走るなあと思っていたらフアランポーン駅とはまったく方角違いのラチャテウィー駅に到着しました。これって計画的なのかなあ。しかし逆に次に行く予定の場所まで一駅だったので結果オーライにしてしまいました。ただし運賃の細かいバーツが足りません。そこにあった屋台店のおじさんに両替をお願いしますが、細かくなりません。困っているとモーターサイのお兄さんが喫茶店の中で交換してきてくれると言います。しかし喫茶店の窓ガラスは真っ黒で中が見えません。さすがに躊躇していると屋台店のおじさんが「大丈夫!彼にそのお札を渡しなさい」と言います。モーターサイのお兄さんが喫茶店に入って出てくるまでずっと心臓がバクバクしていました。チャイナタウンはわかりにくいとは聞いていましたが、本当に迷路のような街でした。暑かったです。

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