きづきCafé【きづきリハビリ訪問看護ステーション】

きづきリハビリ訪問看護ステーションです。

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アサーションのあり方

2015-08-06 09:00:02 | きづきリハビリ訪問看護ステーション
おはようございます


いつまで続くのでしょうこの暑さ

暑くて、辛くて、苦しくてですが、汗が水滴としてタラ~っと流れてくる瞬間も

またたまんなくてのじゃいあんです・・・




今日は、アサーションの理論:コミュニケーションの3つの立場(自己表現)について学習したいと思います。


コミュニケーションは仕事だけではなく、色んな場でとても大切ですよね。

私の場合、子育てする中でとても重要さを感じさせられているこの頃。

つい忙しさのあまりアグレッシブなコミュニケーションになってしまって、傷付けてしまったり。

最近は、そうならないように一歩引いて会話をするようにしています。

前は、こんなんじゃなかったなって。

今は子ども達とのコミュニケーションであっという間に時間が過ぎてしまって。

嬉しくてつい自慢したくなる気持ちで。



で、ですね。

アグレッシブなコミュニケーション
ノンアサーティブなコミュニケーション
アサーティブなコミュニケーション

1950年代のアメリカで台頭していた行動療法と呼ばれる心理療法の中から生まれた自己主張訓練の方法だそうです。

アグレッシブ(攻撃的)なコミュニケーション 怒鳴ったり、文句を言ったり、威圧的な態度や言い方で対応する関わり。
 「自分の気持ちは率直に」表現するが、相手がどんな傷を負うかは全く気にしないため、関係は悪くなる。
 「他人の欲求充足の邪魔をして、自分の欲求を満たそうとする」事になり、相手をコントロールしようとする立ち位置。

ノンアサーティブ(非主張的)なコミュニケーション
 自分の言いたい事は堪えて、相手のしたいように合わせるようなやり方。一見、相手の気持ちを配慮しているようですが、
 ココロの中では
 ‟この人のせいで・・・”という他責の思いや
 ‟私はこんなにしてあげているのに・・・”という恩着せがましい気持ちが生まれる。
 「他人の欲求充足の手助けをして自分の欲求を満たさない」状況であり、相手からコントロールされているという立ち位置。

アサーティブ(主張的)なコミュニケーション
 相手のことを配慮しながら、自分の伝えたいことを素直に表現する方法。
 「アサーティブの核となるのは「自分も相手も大切にする」ということ。
 自分の気持ちや信念を大事にしながら、その場にふさわしい表現を選ぶこと。
 相手をコントロールするのではなく、また相手にコントロールされるのでもなく、
 お互いが歩み寄って調節しやすい関係をつくることが
 アサーティブなあり方。(文献:渡辺奈都子さんのはじめての選択理論より)

子どもだけでなく。関わる全ての人たちとのコミュニケーションを大切に、今日も一日頑張ります