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静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

海技士国家試験受験 (10月定期)

2012年10月16日 09時30分00秒 | 学園紹介
大型漁船では、現役世代の退職にともない、船を操船できる海技士資格を持つ人がだんだん少なくなっています。
「船はあるけど、人がいない」という労務倒産の危機が間近に迫っているのが、現状です。
9月10日のブログで、学園の求人状況をお知らせしましたが、高い求人倍率になっているのは、このような背景があるからです。

船長・機関長などの幹部職員になるためには、「海技士」の国家試験が必要となるので、学園では資格取得に力を入れています。
試験は、名古屋で行われる10月と2月の定期試験と当学園で行われる臨時試験の3回がありますが、
優秀な生徒は、10月の定期試験からチャレンジします。

名古屋で10月18日(木)~19日(金)に行われる機関・五級試験に生徒3名が受験します。
この10月の定期に合格すれば、2月、3月には、さらに上級の資格試験にトライします。

≪海技士資格と配乗区分の関係≫

航海五級 近海区域で200トン未満の船長  機関五級 近海区域で出力750kw未満の機関長  (近海まき網漁船など)
航海四級 遠洋区域で200トン未満の船長  機関四級 遠洋区域で出力750kw未満の機関長  (近海かつお・まぐろ漁船など)
航海三級 遠洋区域で500トン未満の船長  機関三級 遠洋区域で出力1500kw未満の機関長 (遠洋かつお・まぐろ漁船など)


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