毎年恒例になりました。
磐田市にあるヤマハ発動機でエンジンの分解組立実習をやっていただきました。
扱うのはゴーカート用の2サイクルエンジン。
完成品を工具を使い、一つ一つ分解していきます。
生徒は2~3人一組。
2組で1テーブルで、各テーブルにヤマハの方がついて指導してくれます。
30分ほどで分解完了。
あとは逆の手順で組み立てました。
ヤマハの方が手取り足取り?で工具の使い方、トルクのかけ方までアドバイス。
無事に全員が完成までたどり着きました。
この実習が、機関専攻の生徒を増やす要因の一つになっています。
モーターサイクル組み立て工場の見学も行いました。
撮影できませんでしたが、プロの作業を間近に見ることができました。
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
今年度の見学会の日程もご紹介しています。
園長のつぶやき
だいぶ前の話ですが、高校の教員をしていた友人から聞いたこと。
「中学の授業は生徒の3割が理解することを前提にしている」
・・・ってことは、半分以上の高校生は中学の授業が理解していないことになります。
公立中学の場合、生徒の学力は大きな差があります。
学園では、全員が理解できることを目指します。
授業は学力の低い生徒がわかるように行います。
これだと、学力のある生徒には物足りないことになりますよね。
ところが、学力のある人は自力でどんどん先に行きます。
このため、海技士試験も五級、四級をターゲットに教えても、三級に合格する人が現れます。
全員とは言いませんが、ほとんどの生徒はていねいに教えることで海技士試験に合格できます。
残念なことは、数学のように積み上げで学ぶ場合、かなり手前でつまづくこと多いんです。
たまたま九九でつまづくと、その後のかけ算、割り算ができなくなってしまいます。
でも、実際にはていねいに教えることで救える人が多い気がします。
そう思うほど、学園の環境(少人数教育)は恵まれているんですね。
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