魚を沢山捕るには、魚がたくさんいる場所で操業するのは、今も昔も変わりません。
昔は、漁師のカンや経験がものを言ったこともありますが、今では様々なハイテク機器を駆使して漁場を探します。
今回、静岡県水産・海洋技術研究所 普及総括班の増田さんからカツオ漁場を探索する技術について、講義をしていただきました。
カツオ一本釣りの漁場探しの場合、活用されているのが人工衛星画像から得る水温情報です。
カツオが好む水温は、おおむね分かっているので、そういう場所をいかに効率よく探すのかがポイントです。
ちょっと前までは多くのカツオ漁船が漁場にいたため、仲間の船からカツオが釣れた場所の水温情報などが得られましたが、漁船が減ってしまった現在では、情報が少なくなってしまいました。
しかし、水温だけでそこがよい漁場となるわけではありません。
そこに餌がたくさんいるとか、海流の状況など、他の要因も関係してきます。
海上で鳥の群れを探すという、アナログ的なことも行われています。
そういうところが、漁の難しさであり、面白さです。
ハイテクだけでは漁は成り立ちません。
経験も活きてきます。
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