静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

乗船実習の裏?話1

2018年12月27日 08時53分08秒 | 実習

しょんない年忘れ1時間スペシャルはご覧いただけましたか?
遠洋航海実習に出港の場面がありました。

円陣を組んで
「沖縄で彼女作るぞ-」
なんて叫んでいましたね。

あれは10回くらい、いろいろ叫んだなかで使われたものです。
はじめは、まじめに「がんばるぞー」って言ってたんですよ。
何度もやるうちに生徒もネタ切れ。
苦し紛れにあのフレーズとなりました。
撮影は出航式の前です。

出港式後、船に乗る来む前にも円陣を組みました。
円陣なんて、今までなかったですよ。


でも、生徒の笑顔もここまで。
港を出ると、すぐに船は揺れ出しました。
ほとんどの生徒が最初の試練です。
とは言っても、翌日には瀬戸内海。
みんな息を吹き返します。


実習船の食事もご紹介します。


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 園長のつぶやき
入学試験の一つである作文。
私について思うことを書きます。
私自身が作文が上手ではないので、一般論とは違うかも。
でも、受験生にはヒントになるかもしれませんよ。

文を作るというのは、自分の考えを他人に知らせる方法の一つ。
とても大事なことです。
話すことと違って、文字情報だけで表現する必要があります。
だから、会話より難しい。

学園の生徒を3年みてきました。
生徒は入学後に作文を書いて貰う機会が何度もあります。多くは感想文。
作文がうまいなぁ、という生徒は本当に少ないです。
誤字脱字は当たり前。
字が薄くて、文字の判別困難も多い。
感想文なのに
「・・・があった」
「・・・をした」
とだけ書いてあって、自分の考えがない。
「である」「です」が混在・・・
きっと、小学校、中学校で作文をあまりしなかったんでしょうね。

作文がうまくなるために
「本をたくさん読む」
のが良いと言われます。
あれ、本当かなぁ。
毎日マンガを読んだら、漫画家になれますか?
毎日、美味しいものを食べたら、料理がうまくなりますか?
作文も同じ。
読むのは大事ですが、書く練習をしなくてはダメです。

それでは、どうやって練習したら良いでしょう?
私のおすすめは「書いた作文を読み直す」こと。
私もブログを書くときはやっていますよ!
なるべくなら、書いた翌日に読み直すのが効果的。
時間をあけることで、ちょっと他人目線で見ることができます。
ブログも余裕があれば、前日に作ったものをアップする前に読み直して修正しています。

実際の入試でも、読み直しはもちろん有効なはずです。
だけど、紙にいったん書いたものを大幅に修正するのは難しですよね。
じゃあどうするか?
私がやるのはまず作文の設計図をつくること
本当は図ではないけど、意味は設計図。
筋(すじ)書きみたいなものです。
全体を組み上げ、そして一気に書きます。
こうすることで誤字はあるかもしれませんが、全体をとおしての流れはおかしくならないハズ。
受験生のみなさん、参考にしてください。
文を作るときのテクニックはありますが、そこは皆さんで調べてください。
ただし、簡単に上手になる魔法はありませんよ!

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