静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

御前崎地区施設見学

2024年05月31日 13時28分37秒 | 研修・見学
5月29日
今日は、南駿河湾漁協の市場、原子力館、温水利用研究センターを見学しました。


御前崎の市場では、小型定置と小型船の水揚がありました。かつおが水揚げされる時期ですが、群れが近くにいなかったのか、天候が良くなかったのか、残念ながらありませんでした。

海上保安庁の巡視船。御前崎港には、海上保安庁の庁舎があり、巡視船が停泊しています。安全な航行、適切な漁業をするには、海のルールを守ることが重要です。海上保安庁の方々は、海のルールが守られるよう、日夜お仕事を遂行されています。お疲れ様です。


市場での仕事が一段落するまで、御前崎灯台周辺を散策。楽しそうです。
市場での仕事が落ち着いたところで、南駿河湾漁協の川口さん、池田さんから、御前崎周辺の漁業などについて教えていただきました。生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。

原子力館前で記念撮影。
生徒の皆さん、見学した内容を私に教えてください。
私も知らないジャンルなので興味があります。
昼食は、刺身定食。おいしそうですね!
温水利用研究センター。
鈴木所長に施設や栽培漁業についてのお話をしていただきました。
ちょうどマダイの沖だしをしていました。
施設の規模などの制約により、陸上施設では3cm程度まで育てて、海に浮かべた生け簀に魚を移動させます。この海に魚を動かす行為を沖だしと呼んでいます。トラックに積まれた水槽には、マダイの稚魚がいます。水槽1つに数万尾が積まれています。

ボールにはトラックに積んだマダイと同じ大きさのものが入っています。このサイズのマダイ稚魚を見る機会はまずありません。しっかりと観察したでしょうか?
魚の飼育水槽への給水パイプ。奥にある濾過槽で小さなごみまで物理的に除去します。
大型の屋外水槽。親魚など大型の魚を飼育しています。
栽培漁業について、概念を理解できたでしょうか?
そのうち私が授業で皆さんの理解度を確認しますね。楽しみにしていてください。

生徒諸君に何が面白かったかを尋ねたところ、温水利用研究センターが2名から面白かったと評価でしていました。放流用などの稚魚を作る業務は、漁業から少し遠いジャンルになります。自分の目指す漁業だけでなく、周辺にも興味を持つ。とても重要なことです。


南駿河湾漁協の川口さん、池田さん、業務の合間を縫って対応していただきありがとうございました。生徒は、カツオ船での仕事の楽しさ、実際の業務など実践的なお話に刺激を受けていました。
温水利用研究センター鈴木所長、普段は目にすることのない小型のマダイ、トラフグやヒラメを見学でき、貴重な体験をできました。ありがとうございました。
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クラブ活動

2024年05月31日 12時02分20秒 | クラブ活動
5月28日
クラブ活動を紹介します。
授業で指導を受けたバレーボールを楽しんでいます。
3人対3人の対戦。経験者もいて、本格的です。

バスケットボールやサッカーを楽しんでいる時もあります。
夕食前の一時に体を動かす爽快感を楽しんでください。
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マグロ延縄漁船の見学

2024年05月31日 11時33分58秒 | 研修・見学
5月28日
まぐろ延縄漁船を見学しました。
当学園卒業生(第50期生)の新谷さんの案内で、焼津まぐろ漁業株式会社所属の第88福久丸の船内をみました。
操舵室の機器の解説を受けています。
船内冷凍庫です。鮮度保持のため、-50℃に維持されています。
1,000馬力の航行用エンジン(主機)。機関室には、冷凍機、補機(発電機)な
ど、船を動かすために必要な機器類が配置されています。
サロン。船員が食事をとるところ。机には乗組員一人一人に割り当てられた引き出しがあり、それぞれの食器などが収納されています。冷蔵庫、冷水器、炊飯器なども配置されています。
サロンに隣接して調理場が配置されています。
お風呂場。
居室。一人一部屋で運用しています。

マグロ漁船を隅から隅まで見せていただきました。
長い航海でも快適過ごせるように配慮された船内!!
マグロ漁船への就業を望む生徒には、とても良い刺激となりました。
生徒は皆、目を輝かせていました。

焼津まぐろ株式会社の皆様、お忙しい中に見学対応していただきありがとうございました。


余談となりますが。。。
第88福久丸は、建造中の姿を造船所で見かけています。
塗装もされておらず、何も艤装されていない状態でした。
その船が、操業して魚を積んで戻ってきている。
感動しました!!
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防舷材の取付け練習

2024年05月31日 10時01分24秒 | 実習
5月23日
防舷材を船取付ける練習をしました。
防舷材は、船を岸壁に接岸させる時に両者の間に配置する緩衝材のことです。
写真のネットに入った筒状の青いものが防舷材です。

船への取り付けを想定しています。結び目方を先生が確認しています。
正しく取り付けて船体を守る。基本ですが大事な作業です。
片付けて実習は終了です。
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