平成30年度入学生が残り一枠。ぜひ学園に来てください。
4月中に入学できる人が対象です!
今週で締切ます。
入学希望者は、なるべく早く学園にお問い合わせくださいね。
遠洋カツオ一本釣りで一番新しい第111日光丸。
今年卒業した48期の生徒が初出漁で乗り込みます。
県外生でしたが、ご家族もそろって見送りに来ていました。
当日は、前線の通過で暴風+豪雨!出航が一時間延びました。
ただし、出航の日に天気が悪いのは縁起が良いそうです!
待っている間に、雨も止みました。
鯉のぼりならぬ、カツオのぼりを掲げて港を出て行きました。
日光水産は遠洋カツオ一本釣り漁船を6隻所有して
当学園から毎年のように就職しています。
たぶん、来年卒業の49期生もお世話になると思います。
初出航の彼の働きぶりで、学園生の評価がアップします。
後輩たちの期待も背負って、活躍するのを願っています。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
園長のつぶやき
昨年のブログで紹介しましたが、47期生で遠洋カツオ一本釣り漁船に就職した生徒。
同期として、東北の水産高校の卒業生が3人乗り込みました。
こんなに日本人の新人が乗り込むのは珍しいのですが、この会社は増船した影響でたくさん採用したんです。
そこで、水産高校の卒業生に負けないように活躍することを応援する訳です。
で、先日、その卒業生が学園に来てくれました。
同期の水産高校卒業生の様子を聞くと、なんと3人とも辞めてしまったそうです。
うーーん、なんてもったいない!
でも、実際には最近の水産高校卒業生がすぐに辞めてしまう話しは良く聞いています。
東北の水産高校卒業生は、がまん強く、簡単に辞めないと評判だったんですよ。
一方で、学園の生徒はほとんど辞めることはありません。
ここで思うのは、漁師を続けることができるのは技術や資格を持っていることではないということです。
現場目線の指導、教育が大事だと思います。
学園の先生は、教員免許はないけど漁業の現場を知っている。
だから現場で必要な「心がまえ」を教えることができる。
加えて、寮生活で集団生活に慣れることができる。
これが本当に大事なんです。
学園を出ようが、水産高校を出ようが最初は漁師としては半人前。
会社は数年かけて一人前に育てようとしますが、すぐに辞めては元も子もありません。
なにより、長く働いてくれる人が欲しい訳です。
漁師をめざす皆さん。
これが現実ですよ。
水産高校でもこんな感じですから、水産高校以外の人はどうなるかわかりますね?
漁師に学歴は不要ですが、だからといって誰にでも続けられるほど甘い仕事ではありません。