漁師になるための学校、漁業高等学園、園長の青木です。
学園の寮では月曜日の朝から、金曜日の昼まで食事を提供しています。
食事は寮の厨房で、調理員の方が作ります。
父母会費で食事代をいただいていますが、これは食事に使う材料費だけ。
調理については、県の予算で業者に委託しています。
しかし、予算削減で全食を寮で調理することができない状況でした。
これを何とかしたいと思って、昨年から対策を練ってきました。
その結果、来年度は大丈夫!
すべての食事を寮の厨房で作ってもらえることになりました。
昨日、4月からお願いする委託業者も無事決まりました。
これは今年度の食事の写真です。
4月からは、新しい業者さんになるので、どんな食事を作ってくれるのか私も楽しみです。
漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
【学園の食事】
学園の昼食ですが、配膳準備が終わると「生活当番」と言う寮生活の週番が職員室に職員を呼びに来ます。
そして、私は生活当番の二人と同じテーブルで昼食を取ります。
食事はあまりしゃべらずに、短い時間で食べます。
「ゆっくり食べればよいのに」
と思うかも知れません。
これも、漁船生活を想定してのことです。
漁船では新人が漁労長などの幹部の部屋に行き、食事ができたことを伝えます。
そして、短い時間でもしっかり食べることが必要です。
つまり、食事も漁師になるための訓練の一つなのです。
しかし、一緒に食べる私は、早く食べるのに苦労しています...
園長のつぶやき
学園を巣立った皆さん。
元気にやっていますか?もう初出漁に行きましたか?
近況を教えてください。
そして、学園に顔を出してください。
これから学園に来る皆さん。
宿題の作文は書けましたか?
入学まで時間の余裕があるなら、ぜひ本を読んでください。
オリエンテーションで言った様に、学園生に相応しい身だしなみの準備をしてください。
できていなければ入学式に参加できませんよ。
引き締まった顔で学園に来てください。