今回も若手研究員による授業です。
彼も47期生と同年代です。
シラス担当なんですが、すでに生徒がシラス漁の見学を経験済みのため、漁のことは省略。
シラス資源の動向やマシラス(マイワシ)、カタクチシラス(カタクチイワシ)、ウルメシラス(ウルメイワシ)の見分け方などを説明してくれました。
また、海況図の見方も教えてくれました。
生徒からは
平成17年に水揚げが少ない原因は?
イワシの産卵場所はどこか?
ウルメイワシが少ない理由は?
などの質問がありました。
今回の説明も大変分かりやすく工夫されていました。
生徒も良く理解できたと思います。
【シラスいろいろ】
シラスは透明な稚魚をさすので、魚種としてはいろいろ。
ウナギ養殖業者と話すときはシラスと言えばシラスウナギと呼ぶ稚魚をさします。
シラスウナギが大きくなって黒っぽくなると黒子と呼びます。
また、春先の河口域にはアユの稚魚もたくさんいて、これもシラスと呼びます。
静岡県では伊豆以外のほとんどの地域でシラスが水揚げされます。
なかでも、田子の浦漁協の食堂は特殊な保存法で、天候が悪く出漁がない日でも生シラスを堪能できます。