蓮の一日を追って朝６時前に信濃国分寺の蓮池にやってくると、もう何人かの人が散歩がてらカメラ片手に花を写しています。
早朝、朝、昼、午後、夕方と一日を通して花の開き具合を見に行きましたが、早朝はまだ、それほど開いておらず、やはり陽が昇り直射日光があたり徐々に開いてきた花がもっとも開くのが８時から９時頃でした。お昼近くになると閉じ始め、午後には開ききって落花が近い花を残して、また閉じて行きます。
国分寺の蓮はピンクが中心でちょうど今が見頃で８月上旬までいいのですが、市内より標高の高い別所温泉の国宝八角三重塔がある安楽寺の蓮池は白花で、見頃はお盆の頃になります。
写真を撮っていると、いろいろな方と話す機会がありましたが、中に蓮の花のモチーフは、仏像の台座に使われていますが、それをもって縁起が悪いと思っている方もおり、今まで考えもしなかったことなのですが、言われてみればもっともで現在のお寺さんの仕事は故人の供養がほとんどだからです。本来の仏教の教えは死者の弔いではなく、現世に生きている人の救済であり、そのことが今ではすっかり忘れられています。蓮の花は仏典によると現世に生きる人が見ることができる天上の華であり、縁起が悪いと思わせる風潮こそ不気味な問題を含んでいます。 蓮とともにお釈迦様の教えを思い出すのは大切なことだと思います。
早朝、朝、昼、午後、夕方と一日を通して花の開き具合を見に行きましたが、早朝はまだ、それほど開いておらず、やはり陽が昇り直射日光があたり徐々に開いてきた花がもっとも開くのが８時から９時頃でした。お昼近くになると閉じ始め、午後には開ききって落花が近い花を残して、また閉じて行きます。
国分寺の蓮はピンクが中心でちょうど今が見頃で８月上旬までいいのですが、市内より標高の高い別所温泉の国宝八角三重塔がある安楽寺の蓮池は白花で、見頃はお盆の頃になります。
写真を撮っていると、いろいろな方と話す機会がありましたが、中に蓮の花のモチーフは、仏像の台座に使われていますが、それをもって縁起が悪いと思っている方もおり、今まで考えもしなかったことなのですが、言われてみればもっともで現在のお寺さんの仕事は故人の供養がほとんどだからです。本来の仏教の教えは死者の弔いではなく、現世に生きている人の救済であり、そのことが今ではすっかり忘れられています。蓮の花は仏典によると現世に生きる人が見ることができる天上の華であり、縁起が悪いと思わせる風潮こそ不気味な問題を含んでいます。 蓮とともにお釈迦様の教えを思い出すのは大切なことだと思います。
