15・6才の頃、良く読んだ作家に堀辰雄の作品がありますが、その中でもとりわけデビュー作の聖家族を何回も繰り返し読みました。その中に生きている当時の軽井沢の情景は今でも古き良き軽井沢の持つイメージと重なっています。同じ頃、辻邦生の「霧の聖マリ」というタイトルの本で、「ある生涯の7つの場所」という連作群、フランス文学風の心的情景描写のすぐれた作品も読んでいましたが、霧の蓼科高原は、そんなふたつの作品の情景に出てきそうな雰囲気があり、ある意味懐かしさを感じました。
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