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バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

白駒の池 紅葉2014  夜明け前に

2014年10月06日 | 桜/あんず/紅葉/つつじ

白駒池 2014 10 4(土)

 

御獄山が爆発し、被害に遭われた皆様及び家族、関係者の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。

このような時に自分も山岳紅葉の写真を撮影に行くことは不謹慎かと思いましたが、天気予報で晴れの日の休日ということで、先週の土曜日に白駒の池まで今年も行ってまいりました。

昨年は朝6時に入口の駐車場についたのですが、やや遅く感じましたので、今年は午前1時47分に自宅を出て、立科町の雨境峠を超え、蓼科高原経由、メルヘン街道というほとんど山道の同じルートをたどり標高2100mほどの白駒池をめざします。

こちらも毎年のことですが途中、上田市藤原田付近でたぬき2匹を見かけたの手始めに、白駒池に到着するまでに出会った動物は、子狐1匹、ニホン鹿10頭でした。

雨境峠から女神湖周辺、白樺高原は濃霧で、いつ動物が飛びててきてもいいようにしながらの徐行運転です。鹿の場合は道路脇の草むらに光る目で分かりますが、狐やたぬきの小動物は近くにくるまでわかりません。そのため普段より時間がかかった気がしましたが、ほとんど信号がない道ですので1時間40分後の3時20分に到着しました。キロ程は65kmくらいです。

すでに駐車場は7割程度埋まっています。もう外に出て出発の準備をしている団体の方もいらっしゃいました。外の温度は、上田を出た時が13度でしたが、途中標高があがっても12度くらいにしか下がらず、ついた時も同じ温度でした。前日暖かったので、気温が下がらなかったのだと思います。

夜明けまでまだ時間があり早く着いたので、湖畔に行き、星空と湖を撮ろうかと思って空を見上げると、先ほどまで見えていた星が雲にかかって見えません。昨夜は一睡もしていなかったので、夜空撮影は中止し、車で仮眠をとることにしました。

気が付くと朝5時でした。駐車場はいっぱいで、何人かの人が懐中電灯の灯りをたよりに湖に向かい歩いて行く姿が見えました。山の夜明けのスピードは早く、自分もダウンを着て向かいます。道は暗かったですが、ほんのりと明るくなりかけていましたので、懐中電灯はつけなくても遊歩道は大丈夫でした。

もう何回この白駒の池にきたのかわかりませんが、来るたびに道の形状だとかまわりの様子が記憶に蘇り、道のりが短く感じます。

白駒荘に向かう湖の端に付くと、すでに第1列はカメラを持つ方が並んでいました。

 

薄暗いなか最初の一枚を撮り、後は白駒荘前まで行きましたが、逆光で写りが悪く、反対側の青苔荘に一旦出て、湖畔をゆっくりと一周しました。

時間が早く、にゅうや中山までゆっくりと足を伸ばせるいい機会でしたが、足が少し痛く10時少し前で撮影を止め帰途につきます。

晴れてはいましたが、残念なことにすっきりとした青空ではなく、また紅葉もピークから数日遅かったようでした。雨が少なく苔もあまり生き生きとしていませんでした。今年の紅葉は早いです。ただ何度来ても、気持ちの良い場所には違いありません。

帰りの駐車場入口は八千穂方面から車が大行列です。自分は反対の奥蓼科方面に向かいましたので、どこまで続いているのかはわかりませんが、おそらく車を止めるのに1時間は待たないと入れない状況だと思います。上田に帰るのには佐久を回るルートの方が道は良いのですし、距離も5kmほどしか変わらないはずですが、どうしてもこちらのルートを通ってしまいます。

麦草峠の展望台では、雲がかかり視界は遮られており、晴れていれば見える御嶽山も見えたのは一瞬でした。

白駒池周辺は紅葉がやや遅いと書きましたが、標高の高い奥蓼科周辺や白樺高原、女神湖の紅葉は全盛を迎えようとしていました。

 

 

 

 

 

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