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バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

9月1日 おわら風の盆始まる

2008年09月05日 | おわら風の盆
この記事はこちらの続きとなります。

9月1日  
 風の盆は午後3時から始まるので、それに合わせ東新町から天満町へ向い歩く。
今年も最初は天満町と決めていたので2時過ぎに東新町から歩きながら到着。
八尾では富山市と合併し町並み保存ということで、建物の前面を町や風に改造する
資金を補助してくれているということで、昭和の良き時代の風情が急速に無くな
ってきている。
 早く撮っておかないとあっというまになくなってしまうであろう情景を少しで
も写しておこうと思いながら歩く。







 天満町に着き、公民館前にて待っていると、2時20分ころ地方、踊り子達が
次々で出てきて、天満宮前の横道に整列、町流しが始まる。







少し行ったところで、一行は2手に別れ、花うち周りに入る。 その後一行は公民
館へもどり、すぐに総流しに入る。 今年は青空が見えず、写真の色乗り悪く残念
でしたが、やはり天満町の踊りは綺麗だ。









 その後下新町の井田川沿いの道を石垣を見上げながら、禅寺橋に向かい移動。
途中下新町、今町の町流しを見る。石垣の下は下新町と西町かと思っていたので
、今町の一行が花打御礼を行っていたのには驚く。






西町の石垣の坂を上り西町通りに入ると、ちょうど東町が町流しを行っていた。




その後西町通りを今町方向に行くと、特設ステージでは地元西町がステージ踊り
を披露している。 西町のステージを見た後は、曳山会館へ。



ちょうど東新町のステージが始まる時間。




東新町のステージを見たあとは、上新町通りへ。そこでしばらく上新町の町流しを
見る。上新町の男踊りは背も高く見ごたえがある。




上新町通りを登り、西新町へ。公民館前にてしばらく休憩していると、踊りが始
まる。西新町の男踊りも、迫力があることで有名だが、手の動きもピッタリあっ
ており、かなり練習していることが判る。 西新町通りは他と比べ一際暗いため
、撮影に苦労する。





西新町から再び上新町に向かうと、輪踊りの列が永遠と伸びていた。
今年の風の盆の開催日は月火水とまったくの平日なので、観客が少ないと思いき
や、道幅いっぱいに広がった観客のため、なかなか前へ進むことができない。
来訪者の大多数がバスツアー参加のサンデー毎日世代。夜遅くなると、近隣のおそ
らく富山市内の若い方が来ている模様。






ようやくの思い出鏡町まで行くと、すでにおたや階段周辺は人人人で埋まってい
る。 ひとしきり鏡四季を堪能したあと、柳清水を通り西町へ。





午後11時をすでに回っており、西町公民館では、1日の公式行事終了後の打ち上
げを行っていた。しばらく西町公民館前で午前0時になるのを待つ。ここからが
観光客の為ではなく、地元の皆さんの、自分たちだけの時間となる。それは、踊
りを引退した人は自前の浴衣でそぞろ歩き、現役の踊り子と一緒に時には踊り、
謡いおわらを楽しむ時間である。見せるためのおわらではなく、楽しむためのお
わらであるので、われわれ観光客は見せてもらっているという気持ちが必要。









しばらく西町でひっかかった後、急いで上新町の公民館前へ。すでに地方やOG
達が準備している。 上新町の本隊は柳清水から鏡町へのコースで町流し。狭く、
暗い道路は一際三味線の音が鳴り響きすばらしい。 鏡町おたや階段下で休憩した
あと、本隊は曳山会館経由上新町公民館へ。








曳山会館前で休憩をしていると、蔵前通りを西新町方面から、なんと福島の総流
し。後で聞くと、地方は車のぼってきたそうだ。午前3時30分 女性も優雅だ
が、福島の男踊りも迫力満点で見ごたえ十分。








午前4時を過ぎ、通りも閑散としてきたため、東新町を通り帰途に着く。
まだ東新町では数人の地方と踊り子が町を流していた。 風の盆の長い1日が終了
する。最後に写真を撮ったのは午前4時22分。



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