毎年仲秋の名月が話題になると思い浮かべるのは更科の月。
中世から観月の地として多くの作品に登場しています。
江戸時代には芭蕉が更科紀行の旅であこがれの姨捨の月を見ています。
しなのの国のしなは坂の意味で、信濃は坂が多くある国であるということですが、
芭蕉は麻績村から猿が馬場峠を越え姨捨山のある更科に来ています。
名月とし名高い更科の月を昨夜見てきましたが、何故名月なのかは判りませんでした。
人工の光が溢れる夜に慣れた現代人には月を求め夜明けまでさまよいあるく中世貴族の
心持は判らないのかもしれません。
それでも、「月は隈なきをのみ見るものは」と言った兼好の言葉がありますが、
雲に隠れては現われる仲秋の月の強い光は美しいものでした。
更科の月は鏡台山から昇り、千曲川を渡り姨捨山に向かいます。
中世から観月の地として多くの作品に登場しています。
江戸時代には芭蕉が更科紀行の旅であこがれの姨捨の月を見ています。
しなのの国のしなは坂の意味で、信濃は坂が多くある国であるということですが、
芭蕉は麻績村から猿が馬場峠を越え姨捨山のある更科に来ています。
名月とし名高い更科の月を昨夜見てきましたが、何故名月なのかは判りませんでした。
人工の光が溢れる夜に慣れた現代人には月を求め夜明けまでさまよいあるく中世貴族の
心持は判らないのかもしれません。
それでも、「月は隈なきをのみ見るものは」と言った兼好の言葉がありますが、
雲に隠れては現われる仲秋の月の強い光は美しいものでした。
更科の月は鏡台山から昇り、千曲川を渡り姨捨山に向かいます。