近頃の地方発のお祭りブームで今はあちこちで「狐の嫁入り道中」が行われていますが、数年前までは、全国でこの行事が行われているのは、新潟県の津川とここ長野県佐久市(旧臼田町)の2ケ所のみでした。毎年この田植えが一段落した小満(しょうまん)の時期に、稲荷神社の祭礼、小満祭(こまんさい)が町を上げて執り行われます。もともと稲荷神社で稲の豊作を願う行事であったようですが、何も娯楽がなかったかつての村の人々にとっては、露天商が来たり、植木市が開催されるなど地元の人にとっては、楽しみな行事でした。
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